[StepWGN-01] HONDA STEPWGN
| グレード | G |
| 型式 | E-RF1 |
| 色 | タイムグリーン・パール |
| 全長/全幅/全高(mm) | 4,605/1,695/1,830 |
| 車両重量(kg) | 1,450 |
| ミッション | 4AT |
| 駆動方式 | FF |
| エンジン型式 | B20B |
| エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
| 総排気量(cc) | 1,972 |
| 最高出力/回転数(ps/rpm) | 125/5,500 |
| 最大トルク/回転数(kg-m/rpm) | 18.5/4,200 |
| 年式 | 1993(平成5)年式 |
| 購入年 | 1999(平成11)年 |
| 購入時走行 | 約60,000km |
元々は父が所有していた車である。ステップワゴンは当時流行りの車だったので、乗り回しているのを見ていいなーと思ったものだ。
それから少しして、父が病に倒れてしまった。幸い大事には至らず、1か月ほどで元気になって退院してきたが、後遺症のことなどを考慮すると車の運転は危ないという話になった。それなら持っててもしょうがないから売っちゃおうかなと後妻が言い出したので、すかさず自分が欲しいと名乗り出て譲り受けた車である。
丁度RVRの車検時期が近づいてきており、そのまま車検を通すか、買い替えるか検討を始めた時期だった。といっても懐に余裕もなかったので買い替えるとしても安い中古車に限定される。上述のとおり、ステップワゴンは当時大変な人気車で中古市場も高値安定していたので、羨ましいなとは思いつつも、買い替えの候補にすら上がらないものだった。
そんなタイミングでもたらされた話だったので、車を安く手に入れるチャンスと思って手を挙げたのだった。ただし、この車を父に買い与えたのは後妻である。だからいくら身内といっても、あまり破格な価格を口にしたら鼻で笑われるのがオチである。もちろんタダでくれなどとは口が裂けても言えない。
ということで、この車を査定に出して見積もられた値段ではどうかと提案した。後妻が手放したとしてもその価格以上の金額は手に入らないのだから、それと同程度なら損はないでしょ?という理屈である。
後妻からそれならよいという回答が得られたので、近所のディーラーに行って買い替えの前提で査定を出してもらった。それが一番一般的で、納得感がありつつ、買い取り専門店などより安い査定になると踏んだからだ。
結果60万という査定が出た。それを後妻に報告したら了承を得ることができたので、晴れて自分の手元にやってくることになった。
そんなわけで、初めて3列シートのワンボックスカーのオーナーになった。広々車内で旅行がはかどりそうな予感。
だが、世の中はままならないものである。病気のリハビリ中だった父が後妻と揉めて、家を出て自分の家に飛び込んできたのだ。1Kのアパートでの2人暮らしは耐え難いものがあり、引っ越すことになった。引っ越しによって上がる家賃や、その他もろもろの生活費などを考慮すると、車の維持が厳しくなる。
そこで、維持費が安い軽自動車に買い替えようという話になり、近所の買い取り業者に査定を出してもらったところ、後妻から買い取った金額をチャラにしておつりがくるくらいの査定が出た。その金額に目がくらんで、すぐに売却してしまったのだった。
結果、自分が所有していたのはわずか5か月ほど。我が家の家庭の事情に翻弄された哀れな車であった。
で、売却で手に入れたお金を後妻に払おうとしたら、父から悪魔のささやき。
「車が壊れちゃって、廃車にせざるを得なくなった。新しい車を買わなければならないので、お金払えなくなったと言え。」
というのである。そんな虫のいい話すんなり通るのかな?と思ったが、ダメ元で交渉したら意外にもじゃあ仕方ないということでチャラになってしまった。自分以上に濃密な毎日を過ごしてきた父の匙加減ってやつだろうか。
まぁ後妻の方も、自分が父の面倒を見るにあたり、何かと物入りだろうと気を使ってくれたのかもしれない。知らんが。
そんなこんながあって、手元に残った現金を握りしめ、新しい車を買いに行ったのだった。後釜はダイハツアトレーとなった。
ただ、自分もいっぱしに資金繰りを考えているつもりになっていたが、そこは所詮20代の青二才である。今になって振り返れば、色々矛盾している。後妻への支払いをバックレられたのだから、手放さないでいれば一番お金がかからなかったはずである。
その頃、ある縁でI氏と知り合うことになり、以降車いじりを共にするようになった。車いじりという点でも、ステップワゴンの方がアフターパーツも豊富だったわけで、その点を考えても維持しておくべきだったなと思う。まぁ、思い出の世界の話である。
