親戚が一時期持っていたキャンピングカーです。
大型バスを改造し、8人が寝れるベッドがあり、更に家にある物ともそん色ないレベルのシステムキッチン、洗濯機、3ドアの冷蔵庫、22インチくらいのテレビ、トイレと至れり尽せりのバスでした。
エンジンだけでは発電力が足りない為、電源供給用にもう一台エンジンを積んでいました。
原付も何度か乗せて貰って旅行に連れて行ってもらったことがありますが、実に快適でした。
定員が少ないので、普通運転免許で運転できるそうですが、車両感覚が分からないととてもじゃないけど運転できないですね。
漁港で漁師のおじさんに頼み込んでビニール袋一杯の鰯を100円で譲ってもらって、車内ですぐにさばいて食べた時などはどこの店でも味わえないようなうまさでした。
またある時、4人で海岸沿いの海の家でサザエでも食べようという事になって、バスでうろついていたらあちこちの店からやたら熱烈な呼び込みの声がかかるので、その中の一つの店に横付けをすると、店の中から店員がぞろぞろと出てくるので、ずいぶんサービスの良い店だなぁ、なんて思って車から降りると、みんな口をぽかんと開けてこちらをみています。
われわれもこの時点で気がつきました。お店の人たちはバスをみて我々が団体客だと思ったようなのです。そりゃバスが来たら団体だと思いますよね。。。