型式: E23
ミッション: 4AT
駆動方式: FR
全長x全幅x全高(mm): 4860/1800/1430
車両重量(kg): 1500
エンジン型式: M30
エンジン種類: 水冷直列6気筒SOHC
総排気量(cc): 3430
最高出力/回転数(ps/rpm): 218/5200
最大トルク/回転数(kg-m/rpm): 31.0/4000
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(平成3年~平成5年頃)
父の知人が乗っていたのですが、その人が維持できなくなって父が譲り受けたのだそうです。
今でこそ国産車もだいぶサイズが大きくなりましたが、当時はこのクラスの車は外交員とか大企業の役員が乗るような車という印象で、こんなのに乗ってていいのかな、と戸惑った記憶があります。
車内も余すところなく高級で、シートは全て電動で動作し、全ての席にアームレストが付いています。
セダンにしては珍しく、リアシートもいくらかリクライニングするものでした。
100リッターぐらいのタンクが付いているのですが、いかんせん燃費が悪く、日常街乗りがメインだったせいか足代わりに使うと頻繁に給油する必要がありました。
当時はまだガソリンがハイオクでもリッター90円くらいだったのでそんなでもよかったのですが、今ではとても考えられない世界です。
あと、メーターが260キロまであり、当然リミッターも付いていないので、出そうと思えば簡単に200キロ以上出たそうです。
関越道の藤岡の辺りに2キロほど直線が続き、その丁度真中辺りにオービスが設置されている、有名な取り締まりポイントがありますが、オービスは180キロ以上で通過すると写真が撮られないといううわさがあり、父上は果敢にも挑戦してみたそうです。
現地を200キロで通過した所、無事セーフだったそうです。無謀なオヤジだ。。。(^^;
(※20年くらい前の話なので多分今は違っていると思います。賢明な諸兄はお試しなさらぬよう。。。)
ある日原付が寝坊して、学校に間に合わないと言う事で父に送迎をお願いしたのですが、父も寝ぼけていたのか、交差点で出会い頭に衝突事故を起こしてしまいました。
こちらはフロント右側の角がちょっとへこんだ位だったものの、相手のカローラは助手席側ドアが衝撃で開いてしまうほどの衝突でしたが、双方怪我が無買ったのが不幸中の幸いでした。
日本車と外車の設計思想の違いを思い知らされた経験でした。
その後、修理見積を出した所、60万ほどかかるとの回答があり、そこまでして直す予算もないので中古車屋に持って行った所、値段がつかないとの回答。。。
止むを得ず廃車となってしまいました。
廃車した後、知り合いから買い取り業者と言う物があると言う話を聞かされ (当時はまだ買い取り業者と言うのは中小の物しかなく、ウチはその存在を知りませんでした。)、そこで売っていくらかでも回収しておけばよかったと後悔していました。
上の写真は父上がアメリカに行った時にカッコいいと思って買ってきたというナンバーを付けていた時のものですが、暫くして知り合いに「これトラクター用のナンバーだよ」と言われ、スグに外されました(^^;