型式: 不明
ミッション: 4AT
駆動方式: FF
全長x全幅x全高(mm): 4590/1755/1415
車両重量(kg): 1250
エンジン型式: 不明
エンジン種類: 水冷V型6気筒SOHC
総排気量(cc): 2849
最高出力/回転数(ps/rpm): 150/5750
最大トルク/回転数(kg-m/rpm): 24.5/2700
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(平成5年~平成6年頃)
(街では余り見かけないモデル。タイヤが小さいです。)
BMWが事故で廃車になり、それに代わる車が欲しいという事で、プローブを購入して乗っていたのですが、ガゼールも事故で放出となってしまったため、2台体制を維持し、なおかつフォーマルの時に乗れるようなセダンも持っていたいというアメ車好きの懲りない父は、雑誌でGrandAM(グランダム)が出ているのを見つけ、原付を連れてお店に出向きました。
農家の軒先で細々と営業しているような店で、置かれている車も3,4台ぐらいしかなく、大丈夫かなぁ~、と思いつつもとりあえずグランダムを見て父はどうやら気に入ったようだったのですが、原付は隣に置かれていたランチアに目が行きました。
「あっちもみてみよう」と誘い、こちらも中を見せてもらい、色々店員(というか農家の主人)から話を聞いている内に父もこちらの方が気に入ったようで、最終的にこちらに決めたのでした。
車内は思いのほかアップライトな乗り心地で、引き締まったサスペンションと相まってとてもキビキビと元気に走る車でした。
シートは本皮張り。オーディオを隠すふたが付いています。
車格の割にプラスチック感の強い欧州車らしい質実剛健な内装です。
ある暑い日に助手席に乗り込み、どこかに出かけたのですが、なかなか車内が冷えないので、どうしたのかと調べてみると、助手席側のルーバーが閉まっているようだったので、レバーを動かして開いてみた瞬間、奥のほうに溜まっていたホコリが一気に吹き出し、思いっきり顔に浴びてしまった事が印象深い思い出です。。。
特にどこも調子が悪くなる事も無く、順調に乗っていましたが、父はアメ車への憧れが断ち切れなかったようで、1年くらい後に手放してしまいました。。。