[Spike-10] いじりれき 2005/10
カーナビ交換:
諸般の事情でデルソルを手放したわけだが、手放す前に後付けしたパーツで外せるものは全て外しておいた。その中にケンウッドのHDZ-2510isというHDDナビがあった。スパイクに付けているナビはLCWに乗っていた頃に購入したイクリプスのAVN-8802DというDVDナビだったので、どうせならより新しい2510を付けちゃおうと思った。
ただし2510の方はモニターがオンダッシュタイプなので、そのままスパイクに取り付ける気にならなかった。ケンウッドはインダッシュタイプのモニターも作っていた筈なので、それを入手すればスッキリ設置することができる。という訳でオークションで探してみたらFZ-7000というインダッシュモニターが出品されていてそれを入手することが出来た。
ちなみにその出品物はDVDナビとセットだったので、不要になる2510付属のオンダッシュモニターとセットで出品して少し資金回収した。
さてナビはこれで揃ったが、このナビにはオーディオ機能がないのでオーディオデッキを別途用意しなければならない。インダッシュモニターで1DINを消費しているのでデッキも1DINタイプの物に限定される。自分は運転中は音楽を常に流しているので8802Dと同様にCDとMDがないと困る。MDに関してはスタジオ練習の録音を聞くことがあるのでMDLP対応の物なら尚良し。そしてもちろんカーナビの音声は車内スピーカーで再生させたいので連動できるものにする必要がある。
そんな全部入りの1DINデッキなんかあるのだろうか。ケンウッドのサイトで調べたらMZ-929というものが唯一該当することが分かった。ただし、ナビ音声のオーディオ割込みの機能がなくモニタからの出力となるそうだ。まぁそこは我慢か。1DINサイズに多機能を詰め込んだモデルであまり流通していないものであるせいか、オークションサイトに出品されているものは程度の割に値段が高めだ。そんななかお手頃価格で出品している人を見つけて入札しておいたら無事落札することが出来た。
ということで物が一式揃ったので交換作業を行うことにした。例によって作業中の写真は撮影していないので手順等はバッサリ省略。
取り付けキット類は8802Dと一緒に購入したものがそのまま流用可能だったので、基本は配線を付け替えるだけである。
ナビ本体はオーバーヘッドコンソール上に設置。FZ-7000とMZ-929はMZ-BUSというケーブルで接続することにより、モニター側からオーディオのコントロールが出来るようになる。
さてFZ-7000はこちらの機種だ。7インチでタッチパネル式になっている。本体の中に格納させることができるので使わないときはしまっておける。このモニターはオーディオコンソールの下段側に設置した。モニタを展開した時にオーディオコンソールから出来るだけはみ出さないようにしたかったからである。
そうなるとMZ-929は必然的に上段に設置することになる。だがこの配置だとモニタ展開時にオーディオ側の操作が出来なくなる。オーディオ操作の度に都度モニターを収納するのも手間なので、モニタ側からオーディオ操作が出来ないと困るというわけだ。
オーディオ操作画面はこんな感じ。ぶっちゃけショボい。PC8801mc2のCDプレーヤー画面みたいだ。まぁこんな画面でもモニタを畳まずに操作できるのだから御の字である。
ちょっとピンボケになってしまったが、こちらがMZ-929。あれこれボタンが付いていて、操作を覚えるのに苦労しそうだw
まぁそれにしてもこれだけのインターフェースをよくこんな小さなスペースに収めたものだと感心する。
CDとMDのスロットはパネルの背面にある。パネルの開閉はパネル上のボタンを押すことで開くが、電動ではなくフックが外れて後はバネの力でゆっくりと展開される。なので閉じるときは手動となる。
いちいちモニタを出し入れするのが面倒、とか書いたがCDやMDを交換する時にはモニターを格納しなければならない。CDやMDを入れ替えるためにモニターを格納してそれからMZ-929の前面パネルを開けて、、、というのは実際に操作してみたら殊の外煩わしい。コンソール上部にはみ出すことを許容してモニタを上段にするべきだったかな。。。
ケンウッドのオーディオにはDSP機能が組み込まれているが、機種により標準6種類のDSPと12種類のFull DSPのいずれかが搭載されている。このモデルはFull DSP搭載であった。流石フラッグシップモデルだけはある。ケンウッドは長年家庭用のオーディオを製作していたメーカーだけあってDSPの臨場感がイクリプスの物より優れている感じがする。
以前I氏の車についていたケンウッドのオーディオのDSPを体験して、自分が買う時もDSPが付いているものにしようと思ったのだが、イクリプスのDSPは臨場感がイマイチ、というかちょっと不自然な感じがして結局使わなくなってしまった。
それはさておき、上述のとおりカーナビ音声はモニタからの出力となる。普段はまぁまぁ聞き取れるが、オーディオから流している曲によってはちょっと聞き取りづらくなることもある。その点8802Dはオールインワンなので、ナビ音声を割り込む時は運転席側スピーカーの音楽のボリュームを下げてから割り込んでくれるので、ナビ音声がものすごく聞きやすい。その辺はカーナビ製造に一日の長があるイクリプスだなと思う。