<前回からの続き>
しかし、折角CFもバッテリも専用メモリも入手してしまって、このまま廃棄というのも勿体無いので、何か良い方法がないかと思案しつつ、某オークションでパーツ取り用でジャンクが出ていないかなぁ、と検索すると、正常に動作してオプションフル装備になっているN505が1万円ちょっとで出ていました。
(キートップが1個外れているらしいのですが、外れた部品は全部保管してあるとの事です。まぁ、別にこれはなくてもOKです。)
すかさず入札しておくと、なんと見事に落札してしまいました。
(まぁ、もう殆ど使っている人いないでしょうからねぇ。。。)
という事で、手元に届いたので、早速起動してみると、リカバリされているらしくWIN98が起動してきました。
問題なく動いているようだったので、早速ばらしてみる事に。
(もちろんバラすと保証は受けられなくなります)
これをバラすのはコツを掴めば割と容易です。
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※念のため。。。これは原付が様子を見ながら分解したものなので、正しい方法ではないかもしれません。また、ケースを分解すると一般的に保証が受けられなくなるので分解はご自身の責任でお願いします。作業を行った結果いかなる不具合が発生したとしても原付は一切の責任を負えませんのでご了承の上でお願いします。
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1.まず本体裏側のネジを全部外します。
その状態で画面を開くと、キーボードが外れます。フラットケーブルで基盤と繋がっているので引っ張りすぎてちぎらないように注意します。本体にコネクタに繋がっているのでこれを抜いてキーボードごと外してもいいかもしれません。
キーボードは外さなくても取外しできるので、起こして液晶にでも立てかけておきましょう。
2.キーボードの下に銀色のアルミ?板が取り付けられています。これのネジを全て外すとこの板も外せます。
3.液晶のヒンジ部分のバッテリ側(つまり内側)のプラスティック部分を外します。
(多分マイナスドライバーなどでゆっくりこじってやると外れると思います。)
この状態で本体上側のケースが外れます。キーボードは上カバーを斜めにくぐらせるようにすればカバーだけ外せると思います。
外した写真が↓です。
このHDDを外してCFを取り付けたCF/IDEアダプターと交換します。
HDDは奥の方の2個だけネジ止めされているのでこれを外せば簡単に取り外せます。
↑が今回購入した8GBのCFとCF/IDE変換アダプターです。
8GBのCFはトランセンド製で75倍速のもの。もっと早いものも有ったのですが、値段がいきなり倍になってしまうので、これでガマン。FAT32でフォーマット済みです。Win2000を入れるにはNTFSにしたい所ですが、FATのままにしておけばパフォーマンスが多少落ちたとしても、このPCに万が一があった時にカードだけ外してリーダーで読み込めるので、今回はFATでインストールします。
本体側のIDEコネクターは一番真中のピンが埋められていました。変換アダプタ側はピンがでているので、本体側コネクターの埋められているピンをキリで開けて接続しました。
で、取り付けた写真が↑です。
変換アダプターのサイズが小さいのでネジ止めできません。
組みつけてみてもちょっと振れるだけでパタパタとケースに当たる音が聞こえます。
これはそのうち固定する方法を考えてみたいと思います。
<まだまだ続く>