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純正オーディオフェイスパネルキット(08B00-S7S-020)
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純正アタッチメント(08B00-S7S-C01)
[Spada-11] いじりれき 2009/10-7
ナビ取り付けリトライ:
前回、ディーラーで取り寄せた社外ナビ用パネルの形状がどうにも合わず、進退窮まって中断となってしまったわけだが、ディーラーに問い合わせに行く前に念のためイクリプスのサイトでチェックしてみたら答えが出ていた。
前回納品されたパネルの品番は77250-S7S-J01ZB という物だったが、メーカーサイトには、
の二つが必要になると書かれていた。全然違うじゃん。あれは何用?
そこでこの情報を携えてディーラーに連絡。ナビのメーカーサイトで違う型番のものが指定されていたことを伝えると、そちらの品番もリストに載っていた、との事。まじかー。
交換対応するので一度来店してください、というので、納品連絡があった週末、再度ディーラーへ出向くことに。
で、ディーラーで用意されていたのがこれ。大きい箱がオーディオフェイスパネルキット、上の袋がアタッチメントだ。
今度は大丈夫だろうか。前回入手したものと箱の大きさも部品の数も全然違うし、イクリプスの記載の方が間違っている可能性もある。
持ち帰ってまた途方に暮れるのは勘弁願いたい。
だが物は箱の中に収められていて、どのようなパーツが入っているのかが確認できない。中身をチェックしていいですか、と質問したら、箱を開封したら万一物が違っていても返品不可とのこと。ドキドキするね。開けちゃダメな玉手箱。
せめて、型番が本当にこれで合ってるかだけは再度確認してくれと伝えると、前回のものとこれ以外にこの場所に付けられるパーツがないので、消去法的にはこれで合っているはず、という回答だった。
どうにも埒が明かない。どのみち開封したら返品不可と言うのだから悪あがきしてもしょうがない。品番違いの不安は払しょくできていないが諦めてそのまま受け取ってきた。
ちなみに前に納品されたパネルが何に使うものだったのか確認したところ、カーナビ未装着車の場合、ナビを取り付ける場所がシャッター付きの収納ボックスになっているらしく、それ用のパネルだったそうだ。
持ち帰って意を決して開梱。これを開けたらもう返品不可である。
が、今度は無事ぴったりフィットするパネルが入っていた。えがった。。。
パネルの他にオーディオ接続ケーブルの延長コードと、アンテナケーブルの延長コードと取り付けネジと。。。
上の四角いものはなに?
1DIN用の収納ボックスも付いている!!!
これが付属しているのは完全に予想外だった。。。こないだ入手した社外品のボックス要らなかったじゃん。
↑ これな。
こちらも開封してしまったので返品不可である。どうしてくれんねん。
仕方ない、これは誰かに譲るか。
ま、なにはともあれこれで役者は揃った。今度こそ頼むぞ。
ということで前回中途半端にしていた状態から再開。パネル類、モニター、オーディオの取り外し方法は前回記事を参照のこと。
まずは純正のナビ本体の取り外しから。本体は運転席シート下に設置されている。
床下からステーが出ていてそこにボルトで固定されているので、これを外して裏のケーブルを抜いたらおしまい。簡単だ。
配線類はすぐ床下に引き込まれていて撤去が面倒なので、そのままシート下に残置。
続いてモニターの撤去。前回作業時は写真を掲載していなかったが、モニター背後はこんな感じになっていてコネクタ1つで接続されている。社外ナビもこのくらいシンプルに接続できたらいいのにね。。。
背後に前回作業した7705HD用の配線がごちゃっと押し込まれているのが見える。
続いてオーディオの取り外し。
オーディオユニットは2つのコネクタとアンテナ線を外す。
続いて7705HDの取り付け。前面に社外品のホンダ車用取り付けキットに付属サイトパネルを前面のスペーサーにひっかけるようにしつつ宛がって、更にその上に今回入手したセットに付属のアタッチメントを同じビスで共締めにして固定。
裏にあらかじめ通しておいた配線類を全てナビに接続して、配線が噛まないようにゆっくりと奥に収めていき、最後にネジで固定。
やはり背後のスペースが狭小で、ナビを押し込む時に微妙に配線に当たっているような感触がある。何度か引き抜いては背後のケーブル類をおさまりが良くなるように押し込んだり、ずらしたりしながらようやく格納完了。
ちなみにキット付属の延長ケーブル類は不要だった。
最終固定する前に一度動作確認。問題なし。
続いて、1DINコンソールの取り付け。これは外したオーディオユニットの両側に付いているアタッチメントを流用してそれをボディにねじ止めして固定するようになっていた。
最後は、パネルを戻す作業である。
前面ガーニッシュは3分割されていて、それぞれが裏面でネジで連結されている。このうちセンターのパネルのみ今回入手したパネルと交換しなければならないので、一旦ばらして新しいパネルに付け替える
さらにエアコンのコントロールユニットも元どおり取り付けてからガーニッシュ類をはめ込み、最後にメーターフードを元に戻したら、完成でーす!
さて、思いがけず手に入った純正1DINボックスはこんな感じになる。
流石に純正だけあってパネルの色合いも一致しているし、デザイン的にもシンプルで美しい。付いてるなら最初に言ってくれよw
上部のつまみを引くとフタが手前に開く。フタのヒンジの分収納スペースは狭くなっているが、まぁぼちぼちのサイズといったところ。
で、前回の記事でも触れたのだが、ここに時計を設置する。
前回想定ではコンソールの引き出しをちょっと開けた状態にして、そこに時計を置くという想定だったが、コンソールが別物になってしまったので、前面に直接貼り付けることにした。
物はこれである。デカいんだよなー。夜間でも見えるようにディマーに対応していることと、車外の温度表示が出来るもの、という条件で探したらこれしかなかったのだ。もう少し小ぢんまりとしてスマートなものはないものか。。。
時計本体から電源と温度センサー用の2本ケーブルが出ている。これは下の隙間からコンソール内に引き込んでコンソール裏に逃がしてある。それはいいのだが、写真のとおり時計本体が大きすぎてふたが微妙に開かない。どうするこれ。
基本的にここは普段使いしないので開かなくても大した影響はないのだが、だからと言って開かないままというわけにはいかない。
しばし思案した末、直接両面テープで貼り付けるのではなく、マジックテープを介して装着することにした。これならフタを開ける必要がある時に時計を剥がせば開けられる。付け焼刃的だが、まぁそれで困ることは少ないだろう。
ただ、どうしようもなく困ったことが一つあった。
角度が悪いのである。時計の視野角が異様に狭く座席に座った状態だと液晶が薄くなってほとんど見えない。。。これでは意味がない。
ちょっと角度を付けてあげれば見えるので、そのうち裏にスペーサーを挟むかもしれない。多分。。。
ということで設置完了である。なんか随分と長い道のりだった。
取り付けは大変だったが、やはり使い慣れたナビは便利である。
パーツの品番やスピーカーの対応車種など、事前確認は念入りにやるべきという当たり前すぎる教訓を反省点として挙げておく(懲りない自分に向けてw)。