メンテナンス３ ～エアフィルターとエアコンフィルターの交換～
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ということで、プラグの交換も無事終わったので、一服してから今度はエアフィルターとエアコンのフィルターの交換作業です。
まずは、エアフィルターの交換ですが、作業はプラグ交換のついでに行いました。
今回購入してみたのはＭＡＧＭＡＸというメーカーのMH－８９というもの。
ステップワゴン対応の型番で、２，９４０円でした。
純正品では有りませんが、かといってチューンアップアイテムという訳でもなく、性能は純正品相当と思われます。
これを取り付けていくわけですが、まずは、エンジンのフィルターのケースを開けるところからです。
エンジンのユニットの横に黒いプラスチックのボックスがあります。
このボックスは５箇所のネジで留まっています。
プラスドライバの溝が切ってありますが、先にラチェットで緩めてから回した方が簡単そうです。
ネジは、完全に緩んでも脱落しないので、ブラブラになるまで緩めます。
奥の２ヶ所が回しにくいですが、５箇所全て外します。
そのほかに手前にあるエアインテークを固定しているリングのネジと、エンジンへ接続しているパイプの金属バンドを外します。
金属のバンドはピンチ状に留めてあるので、手でつまめない場合はペンチなどではさむと緩むと思います。
緩めたまま位置をずらして、ゴムホースを抜き取ると、上カバーが外れます。
上カバーを外すと、フィルター本体が鎮座しているわけですが、特に固定されているわけではないようです。
で、とりあえず新旧比較。言うまでも無く右が古いフィルターです。
ご覧の通り、古い方のフィルタはタンポポの種や鳥の羽？らしきものや、枯れ草の切れ端などが引っかかっています。
新しいフィルターを元の場所に設置して、後は元通りに戻すだけです。
で、続いてエアコンのフィルタも交換。
今回購入したのはＡＩＲＤＵＣＥの抗菌エアコン用フィルターＦＤ３０７というもの。
これが５，４９０円もしました。。。
スパイクの交換用フィルターと比べて結構お高め。。。
購入前に対応表を見たところ、フィルタ未装着車の場合は、フィルタボックスのフタがボックスと一体整形になっていて付属していないとの事で、その場合は別売りのフタも買わなければならないとのこと。
原付のステップワゴンは前オーナーが交換したことがあったかどうか不明なので、念のため購入するべきか迷いましたが、９００円もするので使わなかったら萎えるので、先に確認してみることにしました。
フィルターの設置箇所を下から覗いてみると、ちゃんとフタが取り付けられていて、前オーナーもフィルター交換をしたことがあったようです。
９００円ムダ金使わずに済みました。。。
そんなこんなで、購入してきたわけですが、箱を開けると、中にステップワゴン専用の取り付け解説書が付属していてなかなか親切です。
スパイクの時はダッシュボード奥にフィルタ交換用のフタが取り付けてあり、交換はかなり容易だったのですが、ステップワゴンの交換はグローブボックスを外す必要があり、若干面倒くさくなります。
まぁ、とりあえず取り外しにかかることに。
まずは、センターコンソールのネジ一箇所と下部奥のプッシュピンを外します。
場所はこちらをご参照ください。
で、このパネルは全部外さなくても作業できるので、ネジを外したら、手前に浮かせるような感じで少しだけ手前に引き出します。
次にグローブボックスの取り外し。
ボックス上部の３箇所のネジと下部の３箇所のネジを外し、丁寧に手前に引き出すと、ボックスを外すことが出来ます。
ボックスを外すと、その後ろ側に金属のバーが取り付けられているので、これを外します。
このバーは四隅を８ｍｍのナットで留められています。
ここまで外してやっとフィルタボックスにアクセスできるようになります。
写真の右側の黒いボックスがフィルタボックス。
フタは下のほうの爪を外すと簡単に外れます。
で、フィルターはそのまま手前に引き出せば取り出せます。
ボックス内を覗くと、フィルターがキャッチしきれなかった枯れ草やチリがボックス下部に落ち込んでました。
手で掻きだせるだけ掻きだしましたが全部は取り切れませんでした。。。
恒例の新旧比較。右が古いほう。
こちらもエアフィルター同様かなりチリが付着していてかなり汚れています。
スパイクのときは、エアフィルターもエアコンフィルタも大して汚れなかったので、構造がかなり違うのかな？
新しいフィルターは純正品に比べて若干幅が狭く、取り付けた後隙間が残って若干心もとない感じですが、一応これでＯＫらしいです。
フタを締めて後は元通りに戻すだけです。
エアフィルターに付いては若干のエンジンパワーの向上や燃費の改善があるのかもしれませんが、余り体感できるほどではありませんでした。
まぁ、確実に車は快調になって来ている筈で、精神衛生的には満足です。
ここまでの改善で、トータルで見るとやはりエンジンの挙動が軽くなったのが体感できました。
新車当時はこんなだったんだろうな、と疑似体験ができました。