窓の目隠しの製作
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原付は旅行中、車中泊をすることが比較的多いのですが、やはり寝ている間に気になるのが外からの視線。
いくらプライバシーガラスになっているとは言え、覗き込めば中が見えてしまうのもあって、完全に塞げる目隠しが欲しいと思っていました。それと、夏場など太陽からの日差しが入ると車内は温室よろしく、地獄の様相を呈してくるし、冬場は冬場で窓から冷気が入ると車内は冷蔵庫よろしく、地獄の様相を呈してくるので、これを防ぐためもあります。
一番目隠しにベストなのがサンシェードです。
スパイクに乗っていた時も付けていたもので、ステップワゴン用のも作ってみたいと思います。
サイドウィンドウは窓のサイズも小さいので、100円ショップで売っている安物で十分です。
という事で近所の100円ショップで購入。
一気に6個も買ったので店員が怪訝な顔をしてました。。。w
これを加工してサイドウィンドウに合わせて作って見たいと思います。
100円で売っているなら全部の窓に取り付けても600円。ヤスイネー!
幸い吸盤もついているので、設置も楽チンです。
ということで、まずは各ウィンドウのサイズを計り、寸法を決めていきます。
スパイクの時はスイングする窓に挟み込むような固定方法が出来たので、大雑把に切っただけで使えたので楽チンだったのですが、ステップワゴンは、助手席側のリアウィンドウがそれぞれパワーウィンドウと固定窓なので、寸法をきっちりと取らねばならず、若干苦労しました。
また、吸盤は流用することになるので取り付け用の穴が生かせるように位置を決めて不要なところを切り取ります。
今回は頑張ってフロントの両側の分も作ってみることにしました。
寸法を取ってみると、扇形状に切り取って貼り合わせるのがベストのようです。
センターとリアは四角い窓なので、真ん中の余分な部分と、下部の余りを切り取るだけで、簡単にできる。。。かと思いきや、最初の形状が運転席の形状に合わせて台形状になっていたのでそのまま切り取ると、左右の上部に隙間が出来てしまうことが判明。
結局その辺を加味してV字状に切り取ることにしました。
切り取ったところは、梱包用の透明テープで貼り付けます。
フロントウィンドウに比べて、サイドウィンドウは上下幅が短いので、下の余る部分を切り取る訳ですが、切り取った所がほつれてしまうとまずいので、見栄えも含めて色々検討した結果。。。
これを使うことにしました。
これも100円ショップで売っていたもので、2巻ほど購入。
で、貼り付けてみたところ、こんな感じの仕上がりになりました。
若干幅が広くなったものの、思った以上にしっくりとなじんで見栄え的にも結構イイ線行ったのではないかと思います。
ちなみに裏のふちの部分に取り付ける窓の場所を書いておくと、展開時に便利です。
そんな訳でとりあえず完成したので、車へ持って行って仮合わせしてみると、おもわぬ欠陥を発見。。。
日光遮れてないじゃん。。。Orz
目隠しとしての用途は辛うじて満たしていますが、これでは蒸し風呂状態が解決しません。。。
裏面が白かったので、いやな予感はしていたのですが。。。
しかも、生地が弱すぎて吸盤の吸い付く強さに負けてしまい、剥がすときにこの有様。。。
結局、スパイクのやつを買った店で改めて購入しなおして、イチからやり直すことにしました。
これは両面にアルミ蒸着のフィルムが貼ってあるタイプで、これなら遮光もバッチリです。
横着せずに最初からこっちを買っておけば良かった。。。Orz
というか、前回買ったときとパッケージが変わっていたのですが、イラストのモデルになっている車は明らかにスパイクじゃないですかw
というわけで、再び6枚(と製本テープ)ゲット。
開けてみると、こちらは、吸盤がシェードの隙間に挟まった状態になっていて、吸盤がひしゃげてしまっているもの多数。。。
これでは使い物になりません。
前回失敗に終わったほうのシェードについていた吸盤がそのまま装着できたので、そっちを使うことに。
で、前回の教訓も踏まえつつ再度加工のやり直し。
今度は、リアのサイドウィンドウのうち、スイングで開けられる運転席側の窓については、スパイクのときと同じように少し大きめに切り取って窓にはさめるようにしました。
また、フラップ部分などの飛び出ているところは、それにあわせてカットして逃がせるようにしました。
しまう時に束ねるゴム紐は、下部分をカットすると半分がなくなってしまいます。
折角なので、これも切り取って、使う方のヘリの部分に固定です。
裁縫が出来ればよいのですが、あいにく原付は裁縫が出来ないので、ホチキスで固定。
3箇所留めておけば当面大丈夫でしょう。
ほつれたらまたつければいいし。
ということで、二度目の完成。
再度装着してみたところ、今度は丁度良い感じになりました。
フロントの両サイド分については、窓を開けることを想定しているので下にそのままずらせるように少し大きめにしてあります。
たたむと若干かさばりますが、これで快適に過ごせそうです。
総額で1600円。なかなか低コストで完成しました。
失敗しなければ800円で済んだことを考えると高かったような気もしますが。。。w