車内静音化について考える・7 [デッドニングその2] ——-
ということで、前回途中で終わったデッドニング加工の続きです。
今回は運転席側ドアと内張り、Aピラーを加工していきたいと思います。
例によってカミさんの実家の駐車場を借りて作業をしようと思ったのですが。。。
ここ連日の炎天下で日中の作業は危険すぎる感じだったので、夕方からと翌日の早朝に分けて作業することにしました。
まずは運転席側の加工。
作業は助手席側とまったく同じなので、ここでは省略。
それで日が暮れてしまったので、インナーパネルの加工は翌朝作業することにしました。
ということで翌朝。
4時に起こしてもらって作業の再開。
まずはAピラーの加工から。
ちょうど制振シートの端切れが残っていたので、それを貼り付けてみようと思います。
隙間全部に貼るには量が足りなさそうだったので、飛ばし飛ばしに貼り付けることにしました。
その後、買っておいたウレタンのクッションシートを適当な大きさに切って、裏面にアクリルテープを付けて貼り付けていきます。
余り適当にやるとクリアランスが少ない所が閉じれなくなってしまうので、位置関係を見ながら貼っていったらこんな感じになりました。
続いて、外してあったインナーパネルの裏側にも制振シートとクッション材を貼り付けていきます。
もともと付いている吸音材はそのまま使うことにしました。
アルミの制振シートがなくなってしまったので、インナーパネル側はゴムタイプの方の制振シートを使います。
これはゴムシートのような風合いのもので、思ったより厚みがあります。
適当にカットして写真のような具合に貼り付けてみました。
それから、こちらもウレタンマットを適当な大きさに切ってパネルに貼り付けていきます。
最終的にこんな感じになりました。
あとはパネル類を元通りにして作業完了。
体感としては、音楽をかけずに走行している時のロードノイズはさほど軽減した感じありません。
が、CDを再生してみると、以前は再生中にも車外のノイズが混じる感じがあったのが、音の輪郭がはっきりして、車外のノイズが殆ど耳に入ってこないようになり、その違いがはっきりと分かりました。
音響空間としての質の向上を求めたとすれば、大成功なのですが、防音として考えるともう少し検討の余地が有りそうです。