0148 – 東京デジタルホン NEC DP-113

東京デジタルホン NEC DP-113


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当時、PHSは購入代金は軒並み0円で通話料金のみを負担させる契約が多く、しかも携帯電話と比較して通話料金自体も安かったと記憶しています。

しかも今のような縛りが無かったので、新しいサービスが始まったり、気に入ったデザインの機種が発売されたりするとみんな割と気軽に買い換える事が多かったように思います。

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わが父も、安く入手できるという情報を聞きつけては、近所の携帯ショップへ出向いて次から次へと機種やキャリアを変えていっていたのですが、一時的に使っていたデジタルホンから再びDDIに戻すことにしたそうで、それまで使っていたものを譲ってもらったのがこの機種。

譲ってもらったとは言いつつも、通話料は相変わらず親に払わせていたので、原付的には借りていると言うのが正直な感覚でした。

無料通話分をオーバーするとべらぼうな金額がかかるということで、もっぱら出先での通話に使うくらいで、家に居る時は家電(いえでん)にかけ直してもらっていました。

当時、PHSはストレートタイプの安っぽいデザインのものが多く、一方携帯はPHSと比べると高級感があって、折りたたみ形の機種を展開していたせいか、結構折りたたみ形が流行っていました。

それまでPT-101を使っていた原付も折りたたみ携帯に憧れていた時期だったので、まさしく渡りに船。

とはいっても所詮お下がりだし、そもそも親が購入した時点でショップがセール販売する程の型落ちなので、当時ですら真っ黒で無骨なデザインは質実剛健的でやや時代遅れな印象でした。

この機種の頃もまだ携帯電話からのメールは一般的ではなく、この機種も通話機能のみでした。

当時メッセージのやりとりはもっぱらPCか、人によってはポケベルを使っていましたね。

ただ、ちょっとしたアドレス帳を供えるようになり、相手先の電話番号を手帳から参照してかけるということが少なくなりました。

今思えば、良くかける人の電話番号はみんな暗記して居たんですよねぇ。。。

今じゃカミさんの電話番号すら怪しくて、脳が退化している気が。。。

ちょうどこの機種を使っている時にキャリアが東京デジタルホンからJ-PHONEに変わり、デジホンのロゴが古臭く感じたのと、成人の仲間入りをして、流石にいつまでも親のすねをかじっているのもなんだったので、買い換えることに。

Posted by gen_charly