000972 – いじりれき 2012/12-4

オーディオプリアンプを取り付ける実験・4
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前回取り付けた中華製プリアンプですが、BTL接続という特徴的な接続方法を採用していて、そのせいか2系統ある入力の振り分けの設定がおかしく、入力ソースによって左のスピーカーだけが鳴ったり、右のスピーカーだけになったりという変な挙動をするので、テレビとMP3の2系統のソースを自動的に切り替えながら使うステレオアンプとしては使い物にならないことがわかりました。

音を鳴らすという意味では気にしなければそれでいいのかもしれませんが、音が片方からしか出力されない状態は案外気になるもので、他にもっとましな仕様のものがあれば交換しようとインターネッツで探していてみて見つけたのが、

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Lepai LP-2020A+

これは実は前回購入したKinter MA-180よりもメジャーなもので、見た目もそっくりですが、MA-180と違いこちらはデジタルアンプになっているそうです。

デジタルアンプのICに使われているTripath TA2020というチップが非常に優秀らしく、価格の割になかなか質の良い音を出すと評判だったので、物は試しに入手してみました。

価格は2200円と、MA-180とほぼ同じ価格帯です。

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数日後、届いたものを見てみると、箱に商品がみっちりと収められていて、本体の他に電源ケーブルも説明書すらもなく、ギリギリのコスト設計になっているのかもしれません。

もっとも、電源ケーブルはMA-180のものがそのまま使えそうなので、流用する事に。

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サイズは前回のやつよりわずかに小さく、今度はケースのまま設置できそうだなぁ。と思ったのですが、いざ寸法合わせをしたらやっぱり足が数mmはみだしてしまいます。。。

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なので結局、前回同様ケースを外して中身だけを設置する事に。
デジタルICのせいか底面からケースへ熱を伝えるプレートは設置されておらず、発熱はさほど厳しくなさそうな雰囲気です。

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配線については全く同じなので、単純にリプレースするだけです。
BTL接続ではないので今度はマイナス端子も接続します。
挙動はいたってシンプルで、2系統のソースを接続しても、スピーカーが片方だけしか鳴らないと言ったへんな挙動は見られませんでした。

ベースとトレブルのイコライザが付いているのですが、MA-180にあった左右のバランス調整のつまみはありません。
もっとも付いてなくても特に問題はないのですが。

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評判どおりMA-180よりは音がシャープというかクリアというか、聞きやすい感じになったのが分かりました。

電源スイッチのすぐ脇にあるスイッチは、イコライザをON/OFFするもので、OFFにするとダイレクト接続となります。
原付は音楽を聴くときにトレブル/ベースを両方とも若干上げ気味にしてドンシャリ感を出した感じが好みなのですが、このセッティングだとテレビなどの時はアナウンサーの声がモコモコして聞き取りづらくなってしまうので、そんな時はこのスイッチを押すことでイコライザをカットできるのでなかなか便利です。

Posted by gen_charly