001016 – いじりれき 2018/08-2
フロントスピーカー交換
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我が家のスペーシアは、6スピーカー仕様で、前後のスピーカーの他にフロントにツイーターが付いている。が、純正スピーカーの音は貧弱なことこの上ない。これでは6スピーカーの名が廃る。
そんなこともあろうかと、ステップワゴンに後付けしていた社外品のスピーカーを車を手放すときに取り外してある。納車されたらすぐに交換してしまおう、と思っていたのだが。。。
ネットで交換手順などを調べてみると、どうも純正スピーカーを社外品に交換する場合、取り付けねじの位置が合わないのでドリルでボディに穴開けをする必要があるらしい。
今までの車で鉄板の穴あけなどしたことがないので、いまいち踏ん切りがつかず、先延ばしにしてしまっていた。
しかし、どうにもモコモコと籠るような音に満足できず、ようやく重い腰を上げることにした。
まず、スペーシアの純正スピーカーだが、フロントは16cmのものが付いているが、リアは12cmと小さい。なので、ステップワゴンから流用できたのはフロントの2本だけだった。
どうせ取り換えるならリアスピーカーも一緒に変えてしまいたいところ。リアスピーカーは新たに手配することにした。
リアスピーカーの交換については次のエントリでまとめるので、そちらを参照願いたい。
ちなみに、ツイーターはダッシュボードにいい感じにビルトインされていて、純正交換用の社外品も出ていないようだったので、今回は見送ることにする。
ということで、フロントスピーカーの交換だが、どうせ交換するのだから、できるだけ音質向上に努めたい。定番はデッドニングだが、やり始めると時間がかかりそうなので、今回はやらない(そのうちやるかも)。とりあえず簡単に音質向上が見込めるインナーバッフルを付けることに。
スペーシアに付けられるインナーバッフルはカロッツェリアのものしかラインナップがなく、対応表からUD-K522を入手。プラスチック製だが、まぁそれなりに効果はあると思う。
ということでまずはドアライニングを取り外す。
外している最中の写真を撮り忘れてしまった(なぜか、ドアライニングを外すときは写真を撮り忘れがちだな。。。)が、基本的にひじ掛け部分とドアハンドル部分のねじを外して、あとは手前に引っ張ってプラスチックビスを外すだけで取り外せるので、力加減だけ気を付ければさほど難しいところはないと思う。
ステップワゴンと違い、ドアハンドル自体は外さなくてもパネルが外せるのは良い設計だと思う。
外したついでに将来のデッドニングに備えてサービスホールの位置と大きさをチェックしておく。
これが純正スピーカー。一応、クッション材でスピーカーの外周が塞がれているが、スピーカー自体がショボいので、気休めにもらない。。。
写真だとスピーカーのエッジに隠れてしまっているが、後ろ側のねじを外すと、
こうなる。この緑のプラスチックは不要なので、裏側からニッパーなどでつまんで取り外す。
で、穴開けである。
5mmくらいが丁度よい大きさのねじ穴になるようだ。
穴開けの位置は鉄板上にくぼみがつけられているので、そこを開ければよい。というか、目印つけるくらいなら最初から開けておいてくれたらいいのに。。。
ちなみに穴開けの時は念のためサイドウィンドウは上げておいた方がよいと思う。ドリルで突き刺したら割れるかもしれないので。
で、バッフルボードはこんなものである。
これを付属のねじで取り付ける。
が、付けてみたら逆さまである。微妙。。。
まぁ、見えないところだからいいっちゃいいんだけど。
スピーカー側のスズキ用のコネクターが見つからなかったので、コネクタだけ売っていないかとオートバックスに行ってみたのだが見つからなかった。結局、
こうした。
アトレーの時もコネクターがなくて、深く考えずに線を切断してしまったのだが、売却時に純正戻しする際にコネクタ加工をやり直さなくてはならなかったので、今回はこのようなソリューションとした。
一応、ショートを防ぐために絶縁テープでぐるぐる巻きにしておいた。
で、スピーカーと接続したらスピーカーをねじ止めして、最後にスピーカーエッジ部分に付属のスポンジを貼り付けたら取付完了である。
もちろん、助手席側も同じ手順だ。
それからサウンドチェック。当然のことながら音質は劇的に変わった。全体的にクリアだし、低音もそれなりに鳴ってくれている。
ただ、いかんせん鉄板が薄いのである程度以上にボリュームを上げると車外にダダ漏れになってしまう。
まぁ、爆音で音楽を聴く趣味はないので、実害はなさそうだが。。。
リアスピーカーの交換は次のエントリにまとめる。