0304 – DELL E2009Wt モニタ修理チャレンジ

仕事で都内某所に出かけたとき、ちょっと時間ができたので、近所にあったハードオフで暇つぶししていたら、これが200円で売られていた。プライスタグの横の説明欄に、モニターに緑の線が3本出ている、と書かれていた。

いくら200円でも使い物にならないものを買うわけにはいかない。と思ったら、そこのハードオフはジャンク品動作確認用ブースというのが設けられていて、動作検証させてくれるらしい。自分で確認したのだから文句言うなよ、ということなのだろう。

確認用の機材は売り場で売られている他のジャンク品から適当に見繕ってつなげてください、ということで、やってみたら確かに緑の線が3本、常に表示されている。ただし、Windowsの画面の時は縦線が消える訳ではないが、背景やダイアログの色に混じってそれほど目立たない感じになる。

テレワークが続いていて、職場PCをつなげる外付けモニターが欲しいなと思っていたところだったので、モノは試しに購入。こちらのエントリでグラボを購入する前の話である。

まぁ、喫茶店のコーヒー一杯の値段より安いんだから、どぶに捨てることになっても懐は痛まない。

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で、しばらくはその3本線状態で使えていたのだが、2週間くらい過ぎたころから、徐々に線の数が増え始めた。気が付くと画面の左半分に7,8本、色も青や赤の線も出始めて、流石に見づらくなってきてしまった。

そもそもジャンクなんだから諦めろ、というところではあるのだが、何とかできるなら何とかしたい、それが親心である。
ネットで検索したら、指圧で直すとかそんなのもあったが、流石に指圧では治らなかった。他に、基盤やコネクタについたホコリ類をきれいに清掃し、膨らんでるコンデンサーなどを交換すると直るという情報を見つけた。コンデンサー交換はちょっと容易じゃなさそうだが、やるかどうかの判断も含めて状態確認してみようと思ったのが本記事である。

ちなみにバラしても直らなかった。
なので、ここから先はさらっと流したい。分解方法の参考まで。

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まずはスタンドが接続されている背面パネルを外す。これはボタンを押すと簡単に外れる。

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それから外せるねじを全部外した後で、ボディ脇の前面パネルと背面パネルの合わさっているところに適当にマイナスドライバを入れてこじ開けていくと、

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こんな感じに背面カバーが外せる。
この状態で、外せそうなねじを外しながら、それで外れるパネルがないか探っていく。

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こういったフラットリボンの類はそっと外すこと。

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いくつか探っていくうちに背面の金属のボックスを外すことができた。
ボックスの中にメイン基板が格納されている。これもねじを外してばらす。

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ここまでばらしていく中でうすうす感づいていたが、筐体が綺麗である。案の定基板上もキレイなものだ。もちろんコンデンサのふくらみもない。
ハードオフの店員が一度ばらしたか、元から不良品だったかどちらかだと思う。

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一応、残っていたホコリを掃除機で吸い出して、元通り組付けてみたが、状況に変化なし。

まぁ、だから200円なんだよなw

Posted by gen_charly