[飼育-02] イネの生育観察日記【3】
2022/10/19
収穫が近づいている株は、水を抜いて土を乾燥させた後、刈り取りを行ってそのあと10日ほど干すそうである。
だが、10/15の日記のとおり、半分はまだまだである。
もう暫く待っていれば今出ている青い穂も黄金色になってくるのだろうか。
そもそも、稲を植えるのは通常4月ごろだが、我が家の稲は6月下旬という晩稲でスタートしている。通常晩稲でも11月初めごろには収穫と言う。あと1週間ほどだ、どこまでラストスパートをかけてくれるか。。。
とは言っても品種が晩稲種というわけではないので、晩稲種のように順調にいくとも限らない。
この所すっかり秋めいてきている。関東地方なので、気温はまだそこまで下がっていないが、朝晩の気温は20度前後なので肌寒い。ちょっと遅きに失したのではないかという不安が拭い去れない。
とりあえず、収穫時を迎えている株だけでもちゃんとした方法で収穫して確保したい。
ということで、収穫期を迎えた稲だけ土ごとあげることにした。
スコップで収穫期を迎えた稲の周囲を掘って、土ごと抜いて別のバケツに移動した。
これで10日ほど土を乾かしたら収穫である。
こちらの方はネットを張ってない、と言うかもう余りがないので、穴をあけたビニールを頭から被せて鳥に食われないようにしてみた。
移した方は恐らく順調に収穫できると思うが、根をいくらかスコップで切ってしまっているので、まだRV-BOXに植わっている方に影響が出ないか心配。
吉と出るか、凶と出るか。。。
2022/10/29
前回、バケツに移動した株が10日経ったのでそろそろ刈り取りである。
刈り取ったら、今度は風通しのよい所で10日ほど干すことになる。
まだRV-BOX側に残っている株のうち、色づき始めていた何株かの穂が垂れてきたので、第一弾の刈り取りで空いたバケツにそれらを移して、前回同様ビニールをかけて土を乾燥させる。
いまRV-BOXは東西を向いて置いている。なので南に面した2株が一番良く日が当たっている筈なのに何故か生育が悪い。
それらの株が分けつの時に最初に植えられたものなので、つまり、早々に発芽した選抜選手だ。
にもかかわらず、なぜこんなに育ちが悪いのだろう。。。
家の立地の都合上、西日がほとんど入らないので、少しでも長時間日に当てるためにRV-BOXを駐車場に移動して南を向くようにはいちしてみた。
これまた吉と出るか凶と出るか。。。
2022/11/10
更に10日経った。センター付近の株も概ね色づいてきた。だが生育が悪い方の株は相変わらずだ。
もう11月も中旬である。流石に日中も余り気温が上がらなくなってきたので、これ以上の生育は期待できなさそうだ。
残念だが、あと数日したら落水させることにしよう。
ちなみに、初回に刈り取った穂は玄関に干してある。既に20日以上経過したが、まぁ、干したままでも腐ることはないと思うので、放置。というか、脱穀は全部まとめてやらないと手間がかかりそうなので。
2022/11/27
急に仕事がばたついて目をかけられずにいたら2週間経ってしまった。
結局、前回の状態から殆ど変化していない。もうすぐ12月になるので流石にもう打ち止めだろう。
ということで青いままの穂は諦めて落水させることにした。
RV-BOXの水を抜いてもよかったのだが、邪魔になりそうなので、これまでどおり前回落水させた株を刈り取って乾燥に回し、空いたバケツに回収することにした。
これで、全ての株の落水が完了した。再び10日ほど土を乾燥させて、その後10日ほど干すので、12月15日ごろにはコンバインすることになりそうだ。
RV-BOXには8月の終わりごろに家で飼っていたオタマジャクシを放流してある。カエルになって旅立ったところを見ていないので、もしかしてまだ泳いでいるのではないかと思い、少しずつ掬ってざるで濾してみたがいなかったので、無事旅だったようだ。
その代わりヤゴが住み着いていた。チビとカミさんが育てたい、というので、別の水槽に移してみたが、ヤゴってちゃんと育てられるのだろうか。。。