[LCW-02] いじりれき 2002/07
まずは車の紹介から :
上の写真は手放す際にノーマル状態に戻した時の写真である。納車直後に何枚かデジカメで撮影した写真があったのだが、データをロストしてしまってもう残っていない。デジカメのメモリカードから退避したデータをCD-Rに焼いたのだが、そのCD-Rが生焼けだったという悔やんでも悔やみきれない理由で。なぜ焼いた後チェックしなかったのか、と小一時間。
ご覧のとおり、黄色のセディアである。メーカーのカラーネームはダンデライオンイエローといい、タンポポの花びらのような濃い目の黄色になっている。
黄色の車自体、街中であまり見かけない色なのでよく目立った。ただ、黄色が好きと言う訳でもないので、愛着はそんなになかった。とはいえ、カタログカラーと言うだけあって、この車のデザインにはしっくり来ているように思う。
車のインプレッションをする前に、購入したスポーツエディション2という特別仕様車の装備を先に紹介しておきたい。
というのも、この装備に惹かれて選んだグレードであり、その話を先にしておかないと、この先のインプレッションの内容が分かりづらくなると思ったからである。
まず、エクステリアに関する特別装備だが、
195/50R16タイヤ + メッキ調16インチアルミホイール
→純正は15インチなので1インチ大きい。まぁ見た目上の違いは大してない。アルミホイールはREと同一意匠の仕上げ違いで、メッキ塗装風の鏡面仕上げになっている。上質感があって好ましいのだが、傷がつきやすいらしい。それは外装に採用するべきではなかったのでは。。。
フロントストラットタワーバー
→エンジンルーム内に設置されている。一般にねじれ剛性をアップさせるために設置されるものだが、足回りが柔らかめなので、その効果はあまり実感できなかった。
専用ローダウンサスペンション
→このダウンサスによって、ノーマルより1.5cm車高が下がっている。が、1.5cmである。1m離れたらその違いは分からない。セディア自体がマイナーな車種なせいで、2台横並びで比較したことはないのだが。
ローダウンと言えばロール抑止のためのチューニングの一つだが、上述のとおり足回りが柔らかめで、コーナー時にもそこそこ大きなロールを伴ってぶわっと曲がっていく感じなので、ローダウンの効果は明確に感じられなかった。
その他
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・クリアタイプサイドターンランプレンズ
と言ったものが装備されている。
全体的な印象では、やはり足回りの柔らかさ故、折角の装備の性能が活かしきれていない印象だった。そのような感想を抱いた理由は項を改めて触れたい。
次に、インテリア周りの特別装備について。
ブルーパール塗装パネル
→スポーツエディション2の専用カラーとして、パネル類の色が光沢のあるブルー仕上げになっていた。色は深めの色合いで上品な仕上がり。ただし、光沢仕上げだけに指紋が付きやすく、使っているうちにみっともなくなってくるのが難点。
そういった意味では、REで採用されているシルバーのヘアライン仕上げの方が取り扱いは楽そうな気がする。
スポーツタイプヘッドレスト 専用シート生地
→シート表皮の色もパネルに合わせてブルーの物が採用されている。またヘッドレストは真ん中に穴の開いた形状のものが設置されていた。シートに関してはREのレカロのシートとは比べるべくもないが、ホールド感はそれなりにしっかりしていた。
スポーツメーター
→ターボモデルを選んだ理由の一つだったりする。NAはホワイトメーターで、ターボはレッドメーター。レッドの方がカッコよく見えたのだ。ただ、自己満足にすぎないので、そこまでこだわるほどの物か、と言われると微妙。
本革巻3本スポークステアリングホイール (ステアリングシフトスイッチ付き)
→ツーリングは4本スポークのものが付いていて落ち着いているのだが、このモデルには3本スポークの物が装着されていた。まぁ、使い勝手に違いはないのだが、本革巻きは手にしっとりと馴染んで握りやすいものだった。まぁこれもREに付いているMOMOの方が圧倒的にカッコよいのだが。。。
本革巻シフトノブ+シフトレバーブーツ
→シフトノブはまぁいいのだが、シフトレバーブーツが履かされているのがイカす。シフトレバーブーツはMT車には必ず付いているが、ATでは殆ど見かけない。三菱の車のシフトレバーはガングリップタイプなので、これを装着するとなんちゃってMT車のように見える。即ちスポーティ、とそういうことである。
ちなみに、シフトノブの奥に見えている灰皿、納車当日にタバコを吸った時、缶の灰皿を用意していなかったので、この灰皿に吸殻を捨てようとして、蓋が開いていないことを忘れてそのままフタの上に煙草を押し付けてしまった。幸い、焦げ跡は小さく付いただけで済んだが、やってしまった時はショックを隠せなかった。
2DINオーディオ対応キット
→専用装備、と言う訳ではないのだが、LCWはデビュー当初オーディオスペースが1DIN分しかなかった。だが、カーナビや2DINオーディオなどを装着するユーザーが増えたため、途中からエアコンの操作パネルをインパネ下に移動し、2DINオーディオが設置できるようになった。
自分の車もそれだったのだが、下に移動されたエアコンの操作パネルはなんか見た目が安っぽくて気に入らないところだった。
初期の1DIN車のエアコン操作パネルは周りのデザインと一体化されていて、すっきりしていたのに残念。
それと、購入時に追加したメーカーオプション・ディーラーオプションとして以下のものがある。
サンルーフ
→これはぜひともあって欲しいアイテムだったので、マストで装着。
カーゴネット
→ラゲッジルームに荷物を積み上げた時に前方に飛び出すのを防ぐため、と考えて装着してみたのだが、殆ど使うことはなかった。
リアステップガード
→これも、荷物の積み下ろしでバンパーに傷がつくのが嫌で付けてみたのだが、なんか口ひげが付いたようなリアビューになってしまった。これもいらなかったかな。
以上である。そのほか、納車後にオークションで純正サンバイザーを落札して装着している。煙草を吸うので、これも必需品。
ということで、次のエントリでインプレッションをご紹介したい。