2007/09/22
奄美大島の滞在が1日延びたので、MRワゴンを借りたレンタカー屋に延長の相談をしたのだが、空きがないという回答だったので、仕方なしに別のレンタカー屋で手配したのがこの車である。
eKワゴンはこれまで何度も借りて乗っているので、特に目新しさはないのだが、三菱が真面目に車づくりをしたとアピールするだけあって、尖ったところはないかわりに、飽きのこないデザインである。
エンジンもよく作り込まれていると思う。昨日まで乗っていたMRワゴンのようにキックダウンでエンジンが年中唸っているような挙動は示さない。あくまでマイルド。そして乗り心地はジェントル。
こうしたところでも、同じNAエンジンを積んでいるはずのMRワゴンの(というかスズキの)残念さが目立ってしまう。
ここ最近は、レンタカーにもカーナビが標準で装着されるようになってきており、知らない道を運転する我々からすると非常にありがたいのだが、大抵ポータブルナビなので精度や使い勝手の点でイマイチなのが難点。面倒な配線もいらないし価格も安いので、こちらの方が維持が楽なのだろう。
ポータブルナビを付けている車は、大体SANYOのゴリラか、ストラーダの楽ナビが付いていることが多い気がするが、この車に付けられていたナビは珍しくSONYのポータブルナビNV-U1だった。
このナビはゴリラや楽ナビよりも一回り小さい。持って歩く事を想定しているのだろうか。画面が小さいので表示される情報はミニマムだ。そのうえGPS計測のせいで自車位置の更新がワンテンポ遅れるので、曲がるべき道をうっかり通過してしまったり、緩い角度で分岐する道の自分が走っている方じゃない道に入り込んで、そのまま暫く復帰しなかったりと、お世辞にも使いやすいとは言えないものだった。
画面のメニュー表示やマップのコントラストなどは案外良く作り込まれていて、ユーザーインターフェースにこだわるSONYの面目躍如といったところだが、肝心の地図の方に表示される内容が薄くて、ナビとしての使いやすさがイマイチなのが残念なところだ。
しかし、何でここに取り付けるかね。メーターのまん前に設置されているので、メーターの端のほうが画面に隠れて見えなくなるという本末転倒状態。せっかくハンドル前は沢山スペースがあるのだから、そっちに付ければいいのに。
なんか、ナビの話しかしてないな・・・。