[ParentsCar-06] MAZDA CAPELLA SUPER CUSTOM
| 型式 | E-CB2NS |
| 全長/全幅/全高(mm) | 4305/1660/1380 |
| 車両重量(kg) | 1015 |
| ミッション | 4MT |
| 駆動方式 | FR |
| エンジン型式 | NA |
| エンジン種類 | 水冷直列4気筒SOHC |
| 総排気量(cc) | 1586 |
| 最高出力/回転数(ps/rpm) | 90/5700 |
| 最大トルク/回転数(kg-m/rpm) | 13.0/3500 |
| 所有時期 | 昭和60年~昭和61年頃 |
▲カタログより
当時、コスモLとボンゴワゴンの2台体制で車を所有していた父親だったが、ぼちぼちミドルエイジにさしかかってクーペに乗ることに気恥ずかしさを感じるようになったらしく、コスモLを手放して新しく入手したのがこの車だった。
この車は1年くらい乗っていただろうか。いかんせん典型的なおじさん車で、取り立てて子供心にワクワクするような装備もなかったので、あまり印象に残っていない車である。車自体の印象は薄いのだが、両親が離婚し父親に連れて行かれる時に乗った車がこれだったことははっきりと覚えている(だから所有時期が分かる)。
自分のもっぱらの指定席はリアシートだったが、どうにも狭くて好きになれなかった。この当時の車というのはカタログなどではリアシートが広々としているような写真を掲載しているが、あれはフロントシートを前よりにセットしているからだ。実際には大抵の車は、子供が後ろに乗っていても狭いと感じるくらいのサイズ感だった。
まぁ運転席のドライビングポジションは、本来ハンドルまで適切な距離となるように背もたれを起こして乗ることが推奨されているので、シートが前よりになっていることもあながち間違いではないのだが、というか、そういうセッティングになっていればリアシートもまぁまぁ広いのだが、見るからに窮屈そうな感じになってしまうのを嫌って、背もたれを寝かせて腕をまっすぐ伸ばすような感じのポジションで運転している人も多かった。父もそういうポジションで運転する人だったので、そのしわ寄せがリアシートに来て窮屈だったということもある。
自分と父と父の知り合いの4人で富士山に登りに行ったときに、5合目の駐車場で朝まで仮眠を取ったのだが、狭さのあまり一睡もできなかった嫌な思い出も記憶に残っている。当時はボンゴも所有していたのでそっちで行けば広々だったのに、なんでこっちで行ったのだろう・・・?