レグザのリモコンのお手入れ
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我が家のリビングに鎮座召します東芝のレグザ、先代のテレビが壊れたのに合わせて2009年のお盆のくらいに購入したものなのですが、購入してまだ2年ちょっとだというのにリモコンがだんだん汚くなってきてしまいました。
最初は手垢が付いたのかな、と思っていたのですが、拭き取っても綺麗にならず、よくよく見てみると、どうもリモコンの表面をコーティングしているつや消し風のゴムのコーティングが徐々に剥がれはじめているらしく、その剥がれたカスがボタンの隙間とかに入って、かなりみっともない感じになっています。
しかもそのカスが鼻くそみたいなネバネバの状態のものなので余計に目立ちます。
中途半端に剥がれているのも気分が悪いのですが、爪でこそいでみると、容易に剥がれてしまいます。
そこで、マイナスドライバーでそっとそいで見ると、剥がれはするのですが、その剥がれたカスが他の場所に付着してしまい、却って汚くなってしまいました。。。
次に、その部分をジッポーオイルで拭いてみたのですが、粘着物がより粘着度を増すばかりでまったく効果がありません。。。
さらに歯ブラシでこすってみたりもしたのですがどうにもうまく行かず、いよいよ進退窮まってしまいました。
こうなったらもう水洗いするしかない気がするのですが、リモコンを水洗いするわけにも行かず。。。
で、ネットで同じような現象に困っている人がいないか調べてみたのですが、なぜかあまり他の人からの苦情は出ていない模様。
バラせればどうにか水洗いも可能かと思って、分解方法を調べたら、これは何件か記事を載せている人がいたので、それを参考にバラして水洗いをしてみることにしました。
ネットに出ているバラし方のとおりにやっているのですが、一応忘れないように書いておくことにします。
まず、リモコンの下のスライドするふたをスライドした状態で外します。
微妙に押し広げるようにすれば外れます。
外したところにねじが2つついているのでそれを外します。
上ケースと下ケースはプラスチックの爪各4箇所で固定されているので、それを力加減に注意しながら外します。
2枚におろせましたw
基盤のねじ3箇所を外すと、全てバラバラになって都合5枚におろした形になります。
老婆心ながら、ばらす前にリモコンの表面の写真を撮っておくか、ボタン配列をメモしておくことをおすすめします。
で、外れた上ケースですが、最初は水分を含ませながら爪でこそいで見ました。
が、大雑把には取れていくのですが、全体的に薄く糊状に残ってしまいました。
カミさんが「消しゴムを使えばきれいに剥がれないかな?」といって消しゴムで消し始めたのですが、これも粘着部分が薄く延びるだけでうまく行きませんでした。
ジッポーオイルを使って念入りにこすってみたのですが、案外敵は手ごわく、うまく剥がれていきません。
ところが、駄目もとでハンドソープで洗ったところ、これが効果覿面で、思わずニヤけてしまうほど簡単に粘着物質が剥がれていきました。
そんなわけで、一面きれいに剥がし終わりました。
プラスチックの地の素材の感触が気持ちいいですw
暫く乾燥させてから逆の手順で組み込んで無事元通りになりました。
折角きれいになったので、以前100円ショップで買ったままになっていた、リモコンカバーを装着してみようと思います。
これは熱収縮のビニールで作られているようで、袋にリモコンをしまってドライヤーで暖めていくと面白いように収縮します。
最後に口の余っている部分をはさみでカットして付属のシールで閉じれば完成。
なんかシワシワな感じで、若干見栄えが悪いのですが、背に腹は変えられない。。。w
なお、リモコンの電池を交換する時にはこのカバーも交換しなければなりません。