[Bluebird-02] いじりれき 1998/07

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気に入っている車ではなかったが、初めてのマイカーだったので運転そのものは楽しかった。最初は近所のドライブから始めて、そのうち長野辺りまで遠出するようになった。
このエントリの写真は、埼玉の定峰峠という峠道にドライブに行った折に、たまたまカメラを持っていたので、何の気なしに写したものである。ほぼこの写真くらいしかこの車の写真を撮っていない。そういう意味で貴重な写真であるw


この当時は、まだ車いじりをするという考えがなかった頃なので、終始どノーマルのまま乗っていた。なので厳密にいえばいじりれきでも何でもないのだが、まぁ、少しくらい思い出話にも付き合ってくれ。

ブルーバードという名前はついているし、ボディも形はそれなのだが、グレードが下なので、ブルーバードという車の持つ精悍なイメージからはややかけ離れている。まぁ、ありていに言えばオジサン車、ってやつだ。

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カタログ上、このグレードの馬力は88馬力となっているが、実際に運転してみると車重が軽いせいか、数字以上に力強いエンジンだった。
足回りも、当時の10年落ちの車にしてはしっかりとしていて、父親の話していた通り、程度は悪くないんだろうな、と思った。

足回りと言えば、ブレーキの挙動が独特だった。やんわり停めたくてそっと踏むと利きが悪い。これじゃ止まれないな、と思ってちょっと踏み増しすると急に強くかかってしまう。自分の止まりたいと思う距離感でコントロールが出来なかったので扱いづらかった。


このモデルのブルーバードにはハードトップとセダンの二種類のボディタイプがあったが、この車はハードトップだったので、前後のウィンドウを全開にするとピラーレスになり、大きな開口部が得られてなかなか爽快だった。しかも、助手席側のシートベルトがオープン時に風で暴れるのを防ぐため、人が乗らない時は天井側のフックが外せるようになっていたのが面白かった。


あと、当時のセダンタイプにしては珍しくフロントシートをフルフラットにすることが出来た。これは車中泊の時に重宝した。
トランクスルーがついていればもっと快適な寝台を作ることが出来た気もするが、まぁ、そこはオージーでも買ってくれ、ってことなのだと思う。

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運転席周り。メーターにタコメーターが付いていない。ATなんだからあってもなくても関係ないのは頭では理解できるのだが、やっぱりタコメーターがないと、グレードが低い車であることを常にインフォメーションされ続けるので、視覚的なセンチメントが刺激されてしょうがない。。。

それ以外は運転しちゃえばあまり気にならないんだけども。

内装は、最近ほとんど見かけない青色の内装色になっている。昔の車には結構設定があった色だが、小さいころから車のカタログを見るたび、青色の内装色の車だけは乗りたくないな、と思っていた。それなのに、何のめぐりあわせだろうかw

ちなみに、日産の車は窓が曇りやすい、という噂があるらしい。この車もその噂に違わず曇りやすかった。なんでなんだろうね?


オーディオは父親からプレゼントしてもらったものである。確か最初はラジオが付いていたように記憶している。流石にそれではなんだから、と買って貰ったのだが、当時の車のオーディオスペースは各社寸法がまちまちで、社外品取り付けキットにもスペーサーが入っていたりしたのだが、スペーサーを入れても隙間が出来てしまって微妙。。。

当時はまだCDを気の赴くままに買えるような身分ではなかったので、カセットデッキで充分だった。一生懸命気に入った曲をカセットにダビングしてマイベストを作っていた日々が懐かしいw


ダッシュボード上には、これも父親がプレゼントしてくれたツイータースピーカーが設置してある。これは両面テープで貼り付けていただけだったので、そのうち剥がれるようになってきた。すぐに直さない所がずぼらな自分らしいが、ある日外れていることに気づかずに運転席ドアを閉めたら、コンソールとの間に挟まって砕け散ってしまった。。。

カーTVも、父親からのプレゼントだが、運転中テレビも見れないのでは可哀そうだ、と言って、自分が使っていたやつをおさがりにしてくれた。・・・のだが、正直テレビを見る余裕なんてなかった。これはいらなかったな。

後はこれと言った思い出はない。

Posted by gen_charly