[AtrayWagon-05] いじりれき 2001/11
苦難のスピーカー交換:

アトレーはフロントに2スピーカーがおごられている。いや、おごられているという表現は適切ではないな。その純正スピーカーの音は控えめに言ってひどい。せいぜいラジオを聞くくらいの前提で設計されているようで、音のレンジが狭く、トレブルをちょっと上げただけでビリビリ言い出す。そのうえ音がくぐもっていてクリア感もない。普段から音楽を流しながら運転する自分としてはそれが我慢ならず、早いところ社外品のもっと性能の良いものに交換したいと思っていた。
社外品といってもピンキリである。純正相当の性能のスピーカーなら衝動買いで買えるくらいの値段でも売られているが、それは安物買いの銭失い。せめてミドルレンジ相当の性能は欲しいところだが、そういうスピーカーはまぁまぁ高い。
なんて思っていたらオートバックスで店頭デモ品のスピーカーが格安に売られていた。標準売価が2万円程するやつ1万円で売られている。ナビと同じメーカーなのでラッキーと思って飛びついてしまったのだが・・・。
まぁ、順を追って話そう。

スピーカーを交換するためには、まずフロントドアの内張りを外す必要がある。
ドアロックのノブをねじ回しの要領で回しながら外し、それからドアハンドルのところ(と、あともう1ヶ所くらいあったと思う)に見えるねじを外して、後は手前に引っ張れば外れるはずだ。
当時は作業記録としての撮影だけで、Web公開を考慮していなかったので、手順に則った写真は撮影していない。ほうぼうのサイトに手順が掲載されているので、詳細はそちらを参照のほど。

で、これが純正品のスピーカー。よく見ると10cmだ。音のレンジが狭かったのはそういうことか。
ドア本体とスピーカーを仲立ちするアダプタは16cmに対応する寸法になっている。そこに10cmのスピーカーを付けるということで、スピーカー側に大きな金属の耳が付けられている。なんかそれってコストダウンにつながってるの?という気がしなくもないが、そうなっているということはそうなんだろう(何?)。

そのスピーカーは3本のねじで固定されているので、それを外せばスピーカー本体が取り外せる。この時点ではまだスピーカーケーブルが繋がったままなので抜線も忘れずに。
内側から顔を覗かせている白いコネクタに繋がっている黒い線がスピーカーケーブル。購入したスピーカーは各社対応となっていていくつかのコネクタが添付されていたが、この形状のコネクタは含まれていなかったので、コネクタを切り落としてギボシで接続。こういうところで自分の乗っている車のマイナーさを痛感させられるw
最後に新しいスピーカーをボディに固定。スピーカー周囲に各メーカーのネジ位置に合わせて多くの溝が刻んであるので、アトレーのネジ位置に合うところでビス止めする。
取り付け終わったのでサウンドチェック。CDを再生してみたらそれまでの10cmスピーカーとは全然違うワイドでクリアな音声が流れて・・・きたのだが、音源の音に混じってちょいちょいザザっという雑音が混じることに気が付いた。コーンが割れたスピーカーで再生した時のような雑音だ。切り分けのために一旦スピーカーを元に戻したら雑音が消えたのでスピーカーが犯人と断定。こりゃ不良品をつかまされた。現品処分だから仕方ないものなのか?まぁ、いずれにしても返品交換だ。
対応してもらった後すぐに続きをやるのだからということで、内張を剥がしたままの状態で車を走らせてオートバックスへ向かった。
で、到着してはたと困ってしまった。運転席側、助手席側共に内張りが外れているので、ドアハンドルがないのだ(爆)。なのでこの状態でどうやってドアを開けようか困惑した。
パワーウィンドウのスイッチも一緒に外れているので窓も開けられない。つまり手を回して外のドアハンドルから開けることもできない。外した内張りはリアシートに積んであったので引っ張り出して取り付けようとしたが、スペースが狭くてうまくハマらない。リアドアから出ようと思ったら、チャイルドロックがかけられていて開閉不能・・・どうすんだこれ。
どうしたものかと10分ほど悩んだ。ものは試し、ドアハンドルに接続されるレバーを手で引っ張ってみた。力がかけづらいので少々往生したが、これでどうにか開けることができた。すわ閉じ込めかと半ばパニックになったがことなきを得た。横着はしちゃイカンね・・・。
店員を捕まえて状況を伝えると、確認のため一旦回収された。暫く待っていたら店員が戻ってきて、特に問題なく鳴っているようですよという。店内のデモ機に接続して試したものの現象が確認できないらしい。ちょ、まてよ、ちょっとこい、と店員をクルマまで連れてきて現車で確認させた。これが聞こえないならお前の耳はただの穴だ。
ノイズを再現させたら、
「あー、これですか。確かに聞こえますね・・・。店内では他の騒音に混ざって聞こえませんでした。」
わかれば良いのだ、わかれば。ただ現品処分品なので交換するべき在庫がなく、全額返金か差額を払って別のスピーカーを購入するかどちらかしかできないとのこと。

同等ランクのスピーカーの新品となると、更に1万円の追加出費だ。懐事情が苦しいので一旦交換を延期しようかとも思ったのだが、ここまで来て元どおりにするのもなんか癪だ。もういいやと思って差額を払って上の写真のスピーカーを新品購入した。アゼストのものだ。

で、新しいスピーカーを再度取り付け。もちろん新品なので問題はなかった。音はクリアそのもの。このスピーカーはツイータースピーカーが別体になっているので、上の写真の場所に取り付けた。なんか、ツイーターって本来フロントダッシュボード上に窓側へ向けて設置するものらしいんだけど、ドンシャリ効果をより強調するために、指向性高めのセッティングとした、とかいうとカッコいいが、要は配線が面倒だっただけだ。
これで気持ちよく音楽が聴けるようになった・・・。といってもまだ2スピーカーなので、まだまだ理想の姿にはほど遠い。
リアにもスピーカーケーブルは来ているのだが、内装にスピーカーホールがないので、ディーラーオプションの吊り下げ式スピーカーか市販の据え置き式のスピーカーを購入する必要がある。
吊り下げ式スピーカーは邪魔にならなくていい感じなのだが、メーカーオプションだけに3万円くらいのプライスでなかなか手が出せない。一方、据え置き型なら安価で入手できるが、荷室の地べたに置いたら邪魔になりそうなんだよなぁ。
まぁ、今後の課題である。
