000607 – いじりれき 2002/09-4

デッドニング
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(右が純正スピーカー)

知人と近所の某オートバックスに行きぶらぶら眺めている時に、デッドニングの展示がありました。
デルソルの純正スピーカーは今イチ低音域に欠けて高音も張りのない音しか出ないので、何か良い方法は無いかと思っていた所でした。

デッドニングの話は以前から知っていたのですが「実際の所どうよ」って感じでなかなか手が出ずにいました。
某店での展示を見て結構効果がありそうだったので、友人と「やってみよう!」という話になり、某店ではなく、某オークションでエーモンのデッドニングキッドを入手し、近所の量販店で安めのスピーカーを購入しました。

という事で、早速作業開始です。
例によって作業が夜中ですがご愛嬌という事で・・・(笑)

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まず、例によってドアの内張りを剥がします。
これも色々なサイトに外し方が詳細な写真付きで出ております故、ここでは省略とさせて頂きます。。。(^^;
また例によってかなり途中からですが。。。

内張りを剥がすと軽量化とメンテナンス用のサービスホールが方々にあいています。
この空洞部分から風切音やロードノイズなど、さまざまなノイズが車内に漏れてくる為、折角良いスピーカーに変えてもその効果が100%体感できないということになってしまいます。

また、スピーカーはこのドアの空洞部分をバスレフ?として使い低音を補強する様に作られているのですが、そのバスレフが穴だらけなので、音が外に放出されてしまい、その結果今イチ締りのない低音しか出ないという結果になっています。

それなら、この穴をふさぎ、制振、吸音する事によってノイズを遮断し、なおかつ良質のバスレフとして機能させよう、という思想で開発されたのがデッドニングと言う事になっています。

それはさておき。。。
表からは見えなかったのですが、内側はごらんの通り黒い色が見えています。当然内側は真っ黒。。。

事故車ではないとの事なのですが、運転席側はちゃんと全部サンバグリーンになっていたので、どうやら当てたかこすったかでドアを交換しているようです。
だから安かったのか!?これって不当表示では。。。??

まぁ、おもちゃ代わりだし、ひとまず走る、曲がる、止まるには不自由しないので、見なかった事にします(^^;

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という事で、まずは淡々とドアのサービスホールに適当なサイズにカットした制振シートを貼り付けていきます。可動部品はその動作を妨げないように注意する必要があります。

あと、制振シートの表面は金属なので、金切りバサミで切っていくのですが、手を切る可能性があるので軍手などを着用した方が宜しいと思います。

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上の写真は、スピーカー部分のアップです。ここにも制振シートを貼ります。
当然のことながら、ここは丸く穴を開けておきましょう。

また裏には吸音シートを貼ります。これは窓の開閉を妨げず、また水が多少入る所なので水を吸わないように下過ぎない所に貼ったほうが良いようです。

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あらかた貼り終わると、上の写真のような感じになりました。

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最後にスピーカーを取り付けて、防音シートを内張りとドアの間に貼り付けます。
正直いってこのキットの防音シートは量が少ないので、気休め程度です。

不満が残ったら100均の隙間テープでも代用できそうなので、後日改めて調整します。

さて、内装を元に戻してオーディオのスイッチをON!

ご近所様に迷惑にならないように、音は小さめにしていたつもりなのですが、思いがけず大音量で音が流れ始めたのでかなり慌てました。

しかし確認すると、音量はエンジンを切る前と変わっていません。
つまり、スピーカー交換によって音のレンジが広がったのと、デッドニングによって音が拡散せず指向性が高くなり、低音の輪郭がはっきりと聞こえるようになったため、音量が大きくなったように感じられたようでした。

少し近所を走って見ましたが、音量を小さめにしてても今まで聞こえなかった音の輪郭がはっきりと出るようになりました。また大きくしてもこもった感じになったり、低音がブーミーになることも無く、非常に秀逸です。

ということで満足度の高い加工となりました。
今度はオープンで効果を体感してみたいと思います。

Posted by gen_charly