[Spike-11] いじりれき 2006/01
またナビを買った:
前回、デルソルから外したケンウッドのナビを取り付けた話を書いたばかりだが、オークションで入手したMZ-929が、いつの間にか助手席側の前後スピーカーから音が出なくなっていた。最初はなんか音が小さくなったな、くらいにしか思わなかったのだがその音の小ささに違和感を感じてフェーダーとバランスをチェックしてみたところ、音が出ていないことに気づいた次第。配線などをグリグリして見たり、別のスピーカーに繋ぎ変えたりして見たが、助手席側へのスピーカー端子から信号が出力されていないようだ。ということはアンプの方か。。。完璧にハズレをつかまされてしまった。
オークションではこういった商品は大抵ノークレーム・ノーリターンが条件となっている。この商品の出品者もそのように明記していたのでもはや返品は不可。このまま使い続けるというのも考えにくいし、かといって再度別の出品を探して同じ機種を落札するのもそれはそれでリスクがある。この機種は発売されてから結構な年数が経っているので、程度の良いものが手に入る可能性が低いのだ。
以前使っていた8802Dも既に売却済なので元に戻すことができない。仕方ないので奥さんにナビが壊れたと伝えて再びカーナビを新調することにした。嘘はついていない。
購入したのはイクリプスのAVN-7705HDというHDDナビ。他社のカーナビもひととおりチェックしたが、なんだかんだ言って使い勝手に慣れている同じメーカーの物にしておいた方が無難だろう、ということで選んだものだ。
ちなみにこの7705HDと同時にデビューしたフラッグシップモデルに8805という機種があった。これはデュアルモニターを世界初採用したモデルだった。デュアルモニターと言ってもモニターが2台あるわけではなく、角度によってホログラムのように2種類のソースをそれぞれ全画面で表示できるというものだった。つまりドライバーはナビ画面を見つつ、同時に助手席の人はテレビやDVDなど別のソースの視聴と言った使い方が出来るということだ。ただしMDデッキが省略されている。
なんか面白そうだなとは思ったが、MDが使えないのは困る。そもそももっぱら助手席の住人となるカミさんは家ではテレビっ子だが、車に乗るとまずテレビを見ないので無用の長物と判断。結局MDデッキが付いているミドルレンジの7705HDにした次第。
ネットで安売りをしている業者があったので、そこで購入して取り付けは自分で行った。既に何台も取り付けを行っているので設置ももう慣れたものだ。まぁ手際が悪いので時間はかかるけど。。。w
それと今回バックアイカメラも購入した。BEC-101というもの。スパイクはラゲッジルームの両サイドに窓がないので後方の見切りが若干悪い。リアアンダーミラーを付ける手がないでもないが、それは何となく野暮ったいので思い切ってカメラを購入した次第。
取り付けに特に面倒なところはなかったが、配線を通す際にバックドアの内張りを剥がす必要があり、その作業中に内張りをうっかり割ってしまった。目立たないところだから別にいいっちゃいいんだけど、気持ち的にざわつくのでそのうち余裕が出来たら交換するつもり。。。
折角取り付けたバックアイカメラだが、自分はバックする時に目視する人間なのでナビ画面を見るという動作がまだ馴染んでない。もっぱら車庫入れの時に後方の空間を確認したりする程度だ。
さて、これがAVN-7705HDである。このところカーナビも大画面化の波が押し寄せていて、2DIN分の寸法を目いっぱい使って7インチを実現している。従来のモデルでは画面の縁に様々なボタンを配置していたが、このモデルはそのスペースがなくなってしまったので、画面下部にフリップタイプのスイッチパネルが付くようになった。このパネルは電動で展開が可能でエンジンをOFFにすると連動して格納されるようになっている。
オーディオ操作やナビの基本的な操作がそのパネルで操作できるようになっている。物理スイッチだと手探りでもある程度操作可能なので結構便利。スパイクはオーディオスペースの下部が前方に引き伸ばされたようなデザインになっているので、パネルを展開してもあまりはみ出さず邪魔にならない。ただしパネルがそこまでしか下げられないので、画面下部のタッチパネルが若干押しづらい。普通に指先でタップしても反応しなかったり地図がスクロールしてしまったりする。
他のユーザーも同じようなことを感じているらしくネットの口コミにもよくこの問題が書き込まれていた。それによると、回避策として爪を使ってタップするのがいいらしい。やってみたら確かに指先で押した時よりも反応が良くなった。
このモデルから採用されたイクリプス一押しの機能にエージェント機能というものがある。現在地に紐づく様々な情報を割り込みで教えてくれたり、車のメンテナンス時期や自分の誕生日なんかに合わせたメッセージを再生してくれるものだ。そのエージェントを担当するのがエリちゃんという女性。笑ったりとか頭を下げたりと言った程度のアニメーションもする。だが笑っちゃうくらい萌えないwもっと萌えな女の子にしたら爆発的に売れただろうに。恥ずかしくてOFFにしてしまうかもしれないがw
で、そのエリちゃんはナビを起動したときに今日の日付と何の日かを教えてくれたり、道の駅や高速のSAなどに近づいた時にその施設の名物なんかを教えてくれたりする。
その他、何の前振りもなく「少しお話ししてもよろしいですか?」なんて言いながら画面に登場してきたりする。運転中に。
はい、か、いいえが選べるようになっていて、相手にしなければそのうち消えるのだが、はいを選択すると何かしらを話し始める。その内容は大抵「〇〇は好きですか?」みたいな質問から始まる。その答えをはい、か、いいえで選択するとその回答によって何等かのコメントを発言する。だが、そのコメントがまたろくでもない。大抵思い出話なのだが、ふうん、以外の感想が出てこない非常に当たり障りのない話をしてくるのだ。
ただしこれは運転者の嗜好を学習しているのだ。何度かやり取りを続けていると徐々に自分の嗜好に合致するおススメなどを選んでくれるようになる。萌えないけどインテリジェントな子なのだ。
暫く運用を続けているとそのうち口調が砕けて馴れ馴れしくなって来る。バッテリを外すとリセットされちゃうのだが。
あと、エージェントを名乗る割にこちらから呼び出すことが出来ないのも謎である。
思った以上に面白い機能だが、残念なのは高速のSAが近づいてきた時のお知らせが、VICSのビーコン通過とかぶると中断されてしまうことだ。後で続きを教えてくれるような機能はないらしく、しかもそこを通過すれば毎回同じことになるので、結局未だにそこのSAのおススメが何なのか分からないところが何カ所かある。
ちなみにケンウッドのナビやモニターMZ-929は、軽く整備したうえでオークションで手放した。MZ-929は購入金額の半額程度で売れた。ある程度の回収は出来たがそれでも数万円の持ち出しとなった。
最近装着した物紹介:
①携帯ハンズフリーとかレーダー探知機とか
運転席の右側スペースは運転手だけの占有スペースとなる。あれこれ設置したらこんなことになった。
まず奥に見えるのは携帯のハンズフリーだ。ちょっと前に運転中の携帯電話の操作が禁止されてしまったので購入した物。実は以前もハンズフリーを買って取り付けていたことがあるのだが、相手の声をハンズフリーのマイクが拾ってしまい、音がカブって話しづらいと不評だった。
このハンズフリーはマイクとスピーカーが別体式になっていてマイクは天井付近に設置するようになっていた。それによってループバックが起こりにくくなったようで、通話相手からも話しやすくなったと概ね好評である。もう少し小さいといいんだけど。。。
その手前にあるのがレーダー探知機。レーダー探知機自体は以前から取り付けていたのだが、検知した時にピョッピョッ・・・というビープ音しか鳴らないものだった。知り合いの車に取り付けられていたものが検知した電波の種類を音声で教えてくれるもので、自分の車にも導入したくなったのだ。写真のように前部の三角窓の所に吸盤で取り付けている。邪魔になるかなと思ったがこの位置なら視界をほぼ妨げない。ただし雨が降っている時に乗り降りすると一緒に濡れてしまう。
もっともスパイクはあまり頑張って乗るタイプの車ではないので高速でもせいぜい100キロ前後で巡航している。なので役立つ場面は思いのほか少ないのだが、まぁお守りみたいなものである。
更に手前に有るツイータースピーカーはアトレーに乗っていた頃に購入したスピーカーの物である。自分はオーディオを割とドンシャリのセッティングにするのでナビの音声が聞き取りづらいという問題があった。これをツイータのハイ成分で補うことでだいぶ聞き取りやすくなった。
②リアツイーター、室内灯
ついでにリアにも、これまたアトレー時代から使っているイクリプスのリアツイーターを取り付けた。設置場所はリアスライドドア後方のパネルである。これより後ろに人が乗ることはないのでここで問題ない筈。ただしリアスピーカーより前なので、若干音の到達が早いとかで後席の人には耳障りになるかもしれない。
リアツイータースピーカーの上に見えるのはルームランプである。車中泊をする際に室内灯の明るさでは暗いので蛍光灯代わりに購入したものだ。購入時は電球に青いキャップが嵌められていて、室内を青白い色で照らせるという触れ込みの商品だったが、キャップが嵌められている分明るさが暗いうえ言うほど青白くもなかったのでキャップを除去してある。完全に電球色だが明るくなったので使い勝手が良くなった。
そのコントローラーは後席のピラー部分に取り付けた。このツマミを回すことで無段階に明るさが調節できる。ただこの場所だと乗り降りの際に当たるらしく、いつの間にかランプが点灯していることがある。バッテリの負担になるので取付位置を再考する予定。
③加湿器
これもアトレー時代から延々使っている加湿器である。電源を入れておくと結構いい感じに蒸気を発散させるのだが、その割にのどの潤い感はあまり感じない。
④時計
最後はデジタル時計。ひどい写真で恐縮だが。
スパイクは時計が設置されていない。純正CDプレーヤーの液晶部分に時計を表示する機能があるのだが、自分のようにカーナビに付け替えてしまうとカーナビ側の時計に頼るしかない。ただ7705HDの時計は表示が小さく、とっさに見たい時にちょっと見づらい。そこで別途時計を取り付けることにした。
と言ってもなんでもいいという訳ではない。市販の時計はバックライトが付いていないか、付いていてもボタンを押さないと点灯しないものが殆どだ。これだと夜間はとっさに時刻の確認が出来ないので、車両のディマーと連動できるようなものがよい。なおかつ電池式のものだと電池がなくなった時に付け替えが面倒なので電源式がよい、このようなわがままな要望を満たしてくれるものがあればベスト。
だが店頭には条件に合致する商品は売られていなかった。あれこれ手に取って妥協点を探った結果購入したのが写真の商品。ディマー対応ではなかったが、センサーが付いていて暗くなると自動的にLEDのバックライトが点灯するようになっている。さらにそのバックライト電源は車両から取ることができる。ただし時計自体は電池駆動となっている。ただ装着時にクレードルに嵌めて設置するタイプなので、電池交換は容易である。
残念な点は寸法が思った以上に大きいことだった。ちょっと邪魔である。他に適当な設置場所が見つかるまでとりあえずここに設置して様子を見よう。
時計自体は随分と見やすく重宝しているのだが、別の問題があることをすっかり忘れていた。ゴミ箱である。スパイクのフロアマットはマジックテープが全然噛まない素材になっていてマジックテープで固定するタイプのごみ箱を設置することが出来ない。仕方ないのでATのシフトレバーの所にビニール袋をぶら下げてゴミ袋にしているのだが、それだと時計が袋に隠れて全然見えない。どうにかゴミ箱の設置方法を考えなければ。。。
ちなみにシガーソケットに刺さっている部品はマイナスイオン発生装置なるものだ。発生すると言っているのだから発生するのだろうw
マイナスイオンなんて目に見えるものではないし、ずっとそこにいて効果が実感できるというものでもない。気休めに過ぎないと思うが安売りされていたのでつい買ってしまった。