いよいよカーナビの取り付けですよ!:
いじくるページ
ディーラーに発注していた社外ナビ取り付け用パネルが入荷したというので、受け取ってきた。
これがその部品(ちゃんと最後まで読んでねw)
ステップワゴンのオーディオコンソールには純正DVDナビが設置されていたが、操作系のスイッチ類の形に合わせた専用のパネルが付いていたので、社外ナビを取り付けるには専用のパネルが必要になるのだろうと考えて、ディーラーで相談して、品番を探してもらって取り寄せたものだ。
・・・なのだが、ぱっと見、なんか形状が合わっていない気がするのだが思い過ごしだろうか。まぁ、ディーラーが探してくれた品番なので多分どこかで辻褄が合うはず。とりあえず作業開始。
取り付けるナビ(イクリプス AVN-7705HD)は、テレビアンテナとGPSアンテナがフィルムアンテナになっていて、これは一旦剥がすと再利用できないので、スパイクにそのまま置いてきた。
GPSアンテナはナビの地図を動かすために必須の装備だが、旧型モデル用の据え置き型のものでも流用できるということなので、後でGPSアンテナだけ別途入手すればいいやと、あまり深く考えずにそう判断したのだが、取付けに当たって念のためにメーカーに確認したら、テレビアンテナがないとVICS情報の受信が出来なくなる、と回答があった。
あ、VICSか。すっかり忘れてた。。。
VICSは渋滞情報なので、経路を判断する際に必要になる。結局、標準品のTV+GPSアンテナを手配する羽目になってしまった。
ま、どうあがいてもスパイクから外して持ってくることが出来ないものだから、諦めるか。
ということで、別途アンテナも入手してきた。
それから7705HDはオーディオ内蔵なので、純正のCD/MDデッキは不要となる。取外すとそこががらんどうになっちゃうので、塞ぐものが必要だ。
ステップワゴンはCD/MDデッキに時計が付いていて個別には設置されていない。なので、CD/MDデッキを外してしまうと時間が分からなくなってしまう。7705HDの画面上にも時刻表示はあるのだが、字が小さくて見づらい。なので別途時計を設置したいところなのだが、スパイクから外した時計がちょっと大きくて、ステップワゴンに適当な設置スペースが無いのが悩みどころだった。
そこでこの空間に引き出しかなんかを設置してそこに設置したらよいのではないかと思いついた。
オーディオレス車についている目隠し板のようなものがあればベストだったのだが、市販されていないようで見つけられなかったので、代わりに社外品の収納ボックスを入手してきた。
上の引き出しが小物入れ、下の引き出しがドリンクホルダーになっている。飲み物を置いておくところは別途用意してあるので、ここは単純にカードケースとかでもよかったのだが、選択肢がなかった。
上の引き出しを少し引っ張り出した状態で、そこに時計を設置しようと考えている。ふたが閉まらなくなるのはこの際仕方ない。。。
で、これがこれから取り付けるナビ本体と配線類一式。全て揃ったので取付け開始である。
まずは、コンソールパネル類の取外しから。
手さぐりで解体したので、途中経過は写真に撮る余裕がなく写真に残していない。。。大体の手順は以下のとおり。
メーターの周囲の黒いフードを手前に引き抜く。
黒木目のガーニッシュを外す
→ ツメが12箇所くらい留まっていてかなり硬いうえに、場所的に内装剥がしが刺さりづらいので、割らずに外すのにてこずった。。。
オーディオとATの部分の銀色のガーニッシュを外す
→ 要領は2.と一緒。割らないように注意
エアコンユニットのコネクタをひき抜いて外す。
これでインパネ上部のガーニッシュ類は一通り外せるはず。
他に、ナビの配線を引き回すのに手の入りづらい場所を極力減らすため、以下のパネルも外す。
下半分を覆っているパネルを外す
→ 外し方はこちら
グローブボックスを外す
→ ボックスのふたを開けたところの上3ヶ所と、ボックス下側3か所の計6か所がネジで固定されている。
Aピラーのパネルを外す。
→ 手前に引っぱれば外せる。
上記全て実施すると、上の写真の状態になる。
下準備が済んだら、次はアンテナフィルムの貼り付け。手順は取付手順書に準ずる。
まずは車外側から位置決めをし、その場所にビニールテープなどを貼って目印にする。
今度は車内側から付属のクリーナーで貼り付け部分のガラスを綺麗にふき取って脱脂し、あらかじめ作っておいた石鹸水を霧吹きで吹き付ける。
それが乾く前にフィルムアンテナを窓に貼り付けて、付属のスキージーでフィルム内に入った気泡や水分を外に押し出す。
濡れているうちは接着力も弱く、自由に動いてしまうので、抜けない気泡があったら一度軽く剥がして気泡を抜いてから再度貼り付けた方が綺麗にできると思う。
ただし、フィルム内の水気があらかた抜けてくると、接着力が強まって剥がれにくくなってくる。その状態で剥がしたりするとフィルムに折りグセがついたり、気泡の跡が残ったりするので、極力手早く済ませるか、乾き始める前に霧吹きで再度湿らせるようにしよう。
で、貼り付けが終わったら乾くまで暫く待ち時間になるので、その間に他の作業を進める。
とりあえず、テレビ、GPS、VICSの各アンテナケーブルを配線する。
アンテナフィルムが窓に固着していないので、大体の長さを見ながら線だけ通しておく(無理に引っ張るとアンテナがずれてしまうので)。この手のケーブルは大抵長いので線がだいぶ余る。
これを隠しておく場所にいつも困るのだが、ステップワゴンは助手席側グローブボックス上部に少しスペースがあるので、ここに束ねておくことにした。
次は旧ナビ類の取外し。
ナビのモニターは前面4ヶ所のネジで固定されている。これを外して手前に引っ張り出せば外れる。
モニター機能だけなので、案外薄型で裏側もスカスカだった。
オーディオも同様に取り外す。
配線は、純正戻しの時にコネクタ対応が分からなくならないように、養生テープで接続先を書いて巻き付けておく。
で、全て外すとこんな感じになる。スパイクよりでかい図体をしているのに奥行きは思いのほかタイトである。
純正ナビは背面の余裕があったので、特にクリアランスが厳しい感じではなかったが、7705HDは奥行きが大きい上に配線類も格段に増える。
ちゃんと収まるかどうかちょっと不安である。
次はその他のケーブル類の接続と引き回しを行う。
まずは、リバースケーブルの配線から。これは事前にディーラーで接続先が記載された図面を貰ってあるので、そこに繋げるだけである・・・はずだったが。。。
手順書には上記の位置にあるコネクタ内のケーブルから分岐させて繋いでね、と書いてある。
上記記載のとおり場所的にはヒューズボックスの上部ということなのだが、、、
実際の設置場所は、写真左上の白いコネクタ。。。どーやって外せっちゅうねん!w
指も入らなさそうだし、手前のチューブになっているケーブルを辿ってコネクタを外していくのも面倒くさい。
ここに頑張って接続するくらいなら、定石どおりリアまでケーブルを伸ばして、バックランプの配線から取る方がまだ簡単だ。。。ということで、リアまで配線を通す。
細線なのでパネルの隙間に線を押し込んで隠しておく。
リアのコンビネーションランプは、リアゲートを開けると見えるネジを外して手前に引くことでランプのケースを手前に外すことが出来る。
一番下のネジのみ目隠しされているので、これも忘れずに。
バルブがつながっているので、浮かせるだけで取り外すことはできないが、バックの線が取れればいいだけなので、これで充分。
ちなみに配線を結線する前に配線の経路を再確認すべし。
間違えてシートベルトの手前側に線を通したので、途中からすべてやり直しになってしまった。。。老婆心ということで。
まぁ、気にしなければどっちでもいいんだけど。
さらに、リアゲートのゴムパッキンを外して、隙間から線を通し、ランプの近くで圧着端子を使って接続。
配線が終わったら、ゴムパッキンとコンビネーションランプのユニットを元に戻して完了。
お次は車速センサー。ホンダからもらった手順書にメーター裏から取るように書かれていたので、それに倣う。
メーターフードは最初の方で既に外しているので、メーター本体を取り外すところから。
メーターは何カ所かビスで留められているので全て外してメーター本体を手前に引き出す。コネクタはメーター上部に接続されている。これを2本とも一旦外して、配線した車速センサーの線を指定された場所に圧着端子で接続させる。
青いほうのコネクタの青白の線が車速センサーだ。
線が細いので、圧着端子も細線用の物で接続。
で、最後にパーキングの線を接続ゴニョゴニョして、大体の面倒くさい配線は完了。
ぼちぼち、ナビ本体の取り付け方法をチェックしておかねば、ということで、入手したパネルをナビにあてがってみる。
・・・やっぱり位置が合わない。向きや角度を色々変えて宛がってみても、どう考えてもしっくりくる位置に合わせられない。
付属品もないので、これ以上知恵の輪的発想の転換をすることも限界だ。
こうなったらディーラーに聞いてみるしかないので、ここで作業を中断せざるを得なくなった。
元のナビとオーディオは元に戻したが、やり方が分かった時にもう一度パネル類を外すのが面倒だったので、外したままで中断とした。
みっともないのでなる早で解決したいところだが。。。