[Spada-13] いじりれき 2009/10-9
リアモニター取り付け&ワンセグチューナー取り付け:
ステップワゴンを購入したとき、前オーナーがつけていたらしいパナソニックの7インチの液晶TVユニットが付属していた。と言うのもなぜか取り外された状態で付属品袋に一緒に収められて納車されたものなので、本当に前オーナーが使っていたものなのかはっきりしないからだ。
折角あるのだからリアモニターとして活用させてもらう。ということで最後の作業はリアモニターの設置作業である。
これが付属していたユニット。貰っちゃっていいの?と思うくらい綺麗な状態である。
ただ、袋の中にはモニタとチューナーを接続するケーブルはあるものの、電源回りのケーブルが見当たらない。まぁ、こないだナビを取り付けた時に運転席下にどこにも繋がっていない配線があるのを見かけたので、多分それがこいつの配線だろう。なぜわざわざ取り外した状態にしたのだろうか。
チューナーユニットをその運転席下のコネクタと合わせてみたらぴったり一致。やはりこれだったか。ということでチューナーユニットの置き場は必然的にここに決まった。
このチューナーのコネクタのうち使用するものは、電源、アンテナ、モニターからのケーブル、それに外部入力である。外部入力はナビの方の外部出力からRCAケーブルを引っ張ってきて接続すればよい。
電源は上述のとおり運転席下にあるコネクタをさせばよいはずだが、一応念のため配線を手繰ってどこに繋がっているのかチェックしたら、電源はヒューズボックスに繋がっていた。繋がっていたと言っても、被覆を剥いて2本のケーブルの銅線部分をねじって絡ませて上からビニールテープで巻いただけの状態で押し込まれているような状態だ。アースの方も適当なところを通しながら適当に配線されていていい加減なことこの上ない。雑な仕事はいかん、ということでこれは一旦外して整線し直した。
続いてアンテナだ。モニターに付属のアンテナはフィルムタイプの物でフロントウィンドウに貼り付けられていたのだが、7705HDを設置する際にナビのフィルムアンテナと貼り付け位置が干渉したので剥がしてしまった。
じゃあ、TV映らないじゃん、と言う話になるのだが秘策を考えてある。この車の純正ナビ用のアンテナがサードシート両側の窓にプリントされているのでそれを流用するのだ。
ところが、ディーラーから貰って来た配線図をチェックすると、そのアンテナからの線が集約されるダイバシティユニットは運転席側のサイドパネル内に設置されているらしく、このサイドパネルを一旦取り外さないとアクセスできないらしい。サイドパネルの取外しはスピーカー交換の際に一度チャレンジしたのだがうまく外せなくて結局挫折してしまっている。そこまでして流用したいものでもなかったので、結局この案は廃案となった。
そもそも我が家は通常リアシートに乗る人がいないので、基本リアモニターが無くても何ら不自由はない。だからどうしてもテレビが映らないと困るということもない。まぁ、7705HDの外部出力を接続するので、どうしてもって時は7705HD側のチューナーを使えばよいだろう。
そう思っていたのだが、剥がしたモニター用のフィルムアンテナは意外にも接着力がまだ充分残った状態だった。だったら勿体ないのでどこか適当なところに貼って再利用するか、となった。
貼り付け場所はサイドウィンドウとした。一度剥がしたものなので再接着するとみっともなくなるのが目に見えている。なのでなるべく目の付かないところに、ということで選んだ。
サイドウィンドウ側は前述のとおり純正ナビ用のテレビアンテナがプリントされている窓がある。そこを回避しつつ適当な場所を探した結果、
片方はセカンドシート運転席側の窓に貼った。この窓はフラップ式になっていてわずかに開閉することができるが、まぁ線を少し長めに出してたわませておけばよいだろう。
ご覧のとおり再接着なので気泡入りまくりである。が、運転中に自分が気にならなければOKだw
もう片方は助手席側のサードシートとした。
そこにアンテナ線を接続。ケーブル先端の端子をフィルムアンテナの金属部分に接触するように両面テープで貼り付ける。もう片方の茶色の線はアースなので、裏側の適当なアースポイントに接続。ご覧のとおり5センチほど線が空中を横切った状態になっていてややみっともないが、まぁワンポイントリリーフなのであまり細かいことは気にしないことにする。
運転席側はフラップウィンドウが開閉する分の余裕を持たせたので更に目立つ。こうしてみるとなんか虫がいるみたいにも見える。。。
まぁ、あと1,2年もしたらアナログ放送も終了らしいので、その時には地デジ対応モニターに交換するか、地デジチューナーを買うかしなければならない。とりあえずはそれまでの延命できれば良いので、仕上げはあまりこだわらないことにする。
で、このアンテナ線をチューナーまで通すわけだが、運転席側のサイドパネルの作業性が悪いのは前述のとおりである。折角取り付けたリアスピーカーを再度外して、その裏側に手を入れて配線を引っ張り出した。
あとは7705HDの外部出力からの線を床下を通してチューナーまで引っ張り、それぞれをチューナーユニットに接続。
これで配線周りは終了。続いてモニタ本体の接続。
納車時の付属品の中に、テレビ台が含まれていなかった。これはいくら探しても見つからなかったので、諦めて新調した。
買ってきたのはヘッドレストに設置するためのモニタ台。
助手席のヘッドレストに付けても補助席の人しか嬉しくないので運転席側に取り付けた。
ヘッドレストを上下するとモニタも一緒に上下してしまうが、まぁ仕方なし。
モニタを取付けるとこんな感じ。
この位置だとセカンドシートの運転席側の人しかまともに見れないが、まぁ、多分ほとんど使わないはずなので、これでOKw
あと、取説を見るとリモコンでモニターの動作設定を行うものがあるようだ。だが付属品にリモコンが入っていなかったので、やむを得ずネットで売っている店を見つけて取り寄せた。
はるばる広島から送られてきたリモコンである。2000円なり。リモコンから設定画面を開けたが調整する項目に大したものはなかった。
もちろんリアシートでリモコンを使ってテレビのチャンネルを変えなければならない場面は我が家においては殆どない。
なんか無駄遣いをしてしまった気がする。。。
最後にオマケ。数年前に父親からワンセグチューナーを貰っていた。これが使えたら地デジ対応がタダで出来る。ナビの取り付けの際に試しに付けてみた。
本体の他、ホイップアンテナ、電源、映像機器の外部入力に接続するRCAケーブル、リモコンが同梱されていた。
配線は割と容易で、アンテナを任意の場所に立てて、ナビの外部入力に接続するだけである。
試しに接続して電源を入れてみたが殆ど映らない。このチューナーは最初にスキャンをかけて受信可能なチャンネルを探すようになっているのだが、都内で作業しているにもかかわらず、3チャンネルくらいしかスキャンされない。
映ればアナログ放送より遥かに鮮明に映るのだが、これでは使い物にならない。やっぱり安物は以下略。
ということで、このチューナーは使わなかった。
いずれ安価で性能の良いワンセグが出てきたら、それを入手することにするか。