荷物室を活用する。
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今まで車中泊する時はセカンドシートとサードシートを倒してベッドにして使っていました。
RF3からRF8までのステップワゴンは一応フロントからサードまでをフルフラットに出来る事がウリの一つなのですが、実際にはフロントシートとセカンドシートの間には何箇所かの隙間が出来てしまうことと、フロントシートを倒してしまうと急に車両を移動しなければならなくなった時に戻すのが面倒ということがあって、フロントを倒すことは殆どありませんでした。
車中泊するような旅行ともなれば、持参する荷物もそれなりの量になるわけですが、このレイアウトではラゲッジスペースが完全になくなってしまうので、これらを置く場所の確保に難儀する訳です。
前述の理由からフロントはシートを動かさないのでデッドスペースとなってしまうのですが、そのほかの場所と言えば各列の足元とかになってしまい、かなり雑然とした感じになってしまいます。
最初のうちは、快適に車中泊を過ごす方法について手探りだったので、まぁこんなものだと思っていたのですが、数をこなすうちに荷物がある程度システマチックにまとまってくるようになると、荷物をすっきりと、かつ、分かりやすく収納したいという欲求が沸くようになって来る訳です。
他の車中泊を実践している人たちのサイトを見ると、多くの方がサードの背もたれを起こしたまま、荷物はラゲッジスペースへ収納し、セカンドをフラットにしてサード座面とセカンド全面を寝台にして利用しているようです。
ステップワゴンでその方法を取った場合、原付の身長では足がはみ出してしまいます。
その部分に荷物やエアクッションなどを並べて対応する手もあるのですが、エアクッションをいちいち膨らませるのは面倒だし、荷物を並べてしまったらそれこそ意味がありません。
そこで、カミさんに協力してもらい、車内でいろいろなパターンを試してみたところ、運転席側に身長が低いカミさんが寝て、原付はフロント助手席シートの背もたれも倒して、そこに足を投げ出すようにするとそれなりに収まりが良くなることが分かりました。
これだと運転席はそのままにできて緊急移動に支障は出ませんし、ラゲッジスペースをちゃんと活用出来るのでベストっぽい感じです。
で、ラゲッジスペースを整理するのに何か良い方法が無いか考えて結局こうなりました。
押入収納棚
当初は寸法を測って、角材などで作り付けの棚を置こうと思ったのですが、でかい荷物を積むときなどに棚自体が邪魔になりそうだったので、軽くて移動が簡単な押入収納棚を流用してみる事にしました。
この台の上に今まで置いていたラゲッジボックスを置けば、下のスペースが空いて荷物を仕舞えるようになります。
これだと旅行時の荷物のうち余り出し入れしないものをここに仕舞っておけるので、見た目はだいぶすっきりとしたものになりました。
ラゲッジボックスが丁度トノカバーのような役目を果たしてくれるのでなかなかいい感じです。
ついでに小物入れなどを作ってみたのですが、それは次のエントリーで。