オーディオプリアンプを取り付ける実験・5
——-
昨年秋ごろからオーディオプリアンプについてあれこれ試行錯誤をした末に、Lepaiの中華アンプの購入でようやく一件落着となったかに見えたのですが、今度は使用中に突如ボリュームが全くいうことを聞かなくなるという現象が発生するようになりました。
最初のうちは電源のOff/Onで復旧したのですが、そのうち何をやってもコントロール不能になってしまい、もはやプリアンプとしての体をなさなくなってしまいました。。。
うーん、やっぱり中華製アンプには野ざらし駐車の車内環境は過酷すぎたか。。。
ということで、最初は同じ機種を買い増ししてリプレースしようと思ったのですが、また同じようにすぐ壊れてしまうのでは意味がないので、今回はある程度名の通ったメーカーのものを手配することにしました。
最初からそういうのをチョイスしてれば安物買いの銭失いにならずにすんだのに。。。
当初は入力が2系統あるモデルを探していたのですが、そういうモデルは機能の割に価格が高くて折り合いがつかないので、そこは諦めてプリアンプは入力1系統のものにして、家に余っているAVセレクターを間に挟むことにしたのですが、片づけておいたはずのセレクターがなぜか行方不明。。。
やむを得ずセレクターも新調することに。
ということで、まずアンプがベリンガーのHA400というヘッドフォンアンプ。
これはオーディオプリアンプではなくヘッドフォンアンプと呼ばれる複数の人が同時にモニタリングするためのアンプで、1系統の入力に対して出力が4系統もついています。
今のところ4系統もの出力は全く必要がないのですが、値段が1480円とお手頃で、オーディオミキサー類のメーカーとしては結構名の通ったメーカーの品なので、白羽の矢が立ったわけです。
続いてセレクター、これはソニーのSB-A40というものです。
一般的にセレクターといえば、複数ソースの映像と音声を切り替えるAVセレクターのことを指しますが、今回選んだのは音声のみを切り替えるオーディオセレクターなるものにしてみました。
これを選んだ理由の一つは、映像の外部入力は今のところワンセグのみしかなく、セレクターを挟む必要がないことです。
そしてもう一つが、AVセレクターだと1ソースにつき3本の線を接続しなければならないことからどうしても筐体が大きくなりがちで、そのくせコンパクトなモデルなどで設計の悪いものはぶら下がるコードの重みで筐体の頭が持ち上がってしまったりするのが難点でした。
このモデルは音声だけなので、接続は各ソースともステレオミニジャック一本のみでコード類がすっきりするし、筐体をコンパクトにできることから選んだものです。
ということで設置作業の開始。
HA400の電源は通常のACアダプター接続になっているので、助手席の下に置いているインバーターから取ることにしました。
前回まではセンターコンソールを使ってビルトイン風にしていたのですが、今回は機材が二個に増えてしまい収まらなくなってしまったので、グローブボックス内に設置することに。
HA400の電源がグローブボックスまで届くか心配だったのですが、かろうじて届きそうです。
まずは仮組みで配線して動作させてみてちゃんと動くことを確認してから本設置。
ヘッドフォンアンプとセレクターをグローブボックスのふたの部分に貼り付け。
線材は家に転がっていたやつを使ったので、新調はナシです。
ピンジャックのみの配線なので、コードもあまり邪魔にならず、これなら大丈夫でしょう。
MP3用のピンジャックは旧アンプを撤去して元通りに復旧したコンソールボックスを加工(といってもコード逃がしの切込みを入れただけですが)してここに引っ張り出しました。
携帯などにつなぐとこんな感じです。
まぁ、実際にはBluetoothで接続することになるので、このコードは実際にはボックス内に隠れてしまいます。
アンプの出力が思ったよりも小さめで、アンプ側のボリュームはかなり上げ気味になってしまいますが、歪みの出ない程度に収まっているので問題なさそうです。
今度こそ安定稼動してくれるようになることを願いつつ。。。
と言ってるそばから、今度はレーダーの電源が入らなくなってしまいました。
どこかで断線したか!?
しかもエアバッグ警告灯も点いちゃってるよ。。。
日が暮れてしまったので、とりあえずこの分は次回に持ち越しですが、早い所チェックしないと。。。
・・・まだまだ落ち着かなさそうです。