(Spec : i486SX 33MHz RAMドライブ4MB)
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という事で安く手に入れた2代目です。
このPCもメモリが4MBのRAMドライブモデルでDOSベースのParsonawareというPIMが入っていたのですが、Windowsとして使うには明らかにスペック不足です。
Windows3.1モデルもあるのですが、今更3.1を使う気にはなれず、メモリを増設してWin95を入れてみる事にしました。
まず16MBメモリと336モデムを落札。
こいつはサイズの割にしっかりとPCカードスロットが二つあり、その上CFカードスロットまで付いているという非常に稀有な存在です。
一般的に、この機種ではWindowsを動作させる為に、PCカードスロットに挿入するHDDをチョイスするのが王道ですが、大抵のものはPCカードスロットを2スロットとも占有してしまうので、拡張性をだいぶ犠牲にしてしまいます。
この機種は内蔵RAM、PCカードHDDの他に、CFもブートドライブとして選択する事ができるようになっています。
その頃には大容量のCFカードもかなり安価になってきていたので、192MBのCFカードにWin95を入れる事にしました。
これでLANカードなどの増設も可能です。
OSのインストールにはパラレルI/Fから接続できるこれまた稀有なIMESのCD-ROMドライブを用いてインストールしました。
IBMではWin95は非対応ということになっていましたが、不思議とWin95用のドライバがあちこちに落ちていて、インストールは割とすんなり完了しました。
CFカードを選んだもう一つの理由はゼロスピンドル環境で構築したかったというのもあります。回転部品をなくすことによって落下等の衝撃に対する耐性を持たせる為と、HDDではなくフラッシュRAMにインストールする事によってディスクアクセスの際のボトルネックを気にする必要が無くなり、その分高速で動作する事を狙った為です。
果たしてその読みどおり、電源投入後全くディスクのアクセス音が出ることなくいたってスムースにWindowsが起動するようになりました。体感的にも486の33MHzとは思えないほど高速に動作します。
ただ、アクセス音がしない為、動いているのかハングアップしているのか分からなくなると言う欠点がありますが^^;
STN液晶は非常に色合いが悪く、DSTN以上にもっさいです。
ちょっと寒くなると液晶が暗くなってしまいますし。。。
このPCだから許せる品質ですね。。。
この頃友人とデルソルを買ったのですが、PC110のケースにもグリーンのものが出ていたので落札して装着しました。
どうでしょう、このデルソルカラーとのコラボレーションは。。。
しかしながらこのPCも結婚を機に整理する事になり、某オークションに出品して手放す事となりました。