J-PHONE PANASONIC J-P01
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それまで使っていた携帯電話は、料金を親に負担してもらっていたのですが、社会人になり、何時までも親のすねをかじっている訳にも行かなくなったのと、流石にもう少し今風な電話が欲しかったのとで買い換える事にしました。
最初は機種変更にして電話番号を変えずに支払い口座のみを変更しようと思っていたのですが、携帯ショップに行って見ると、機種変更の値段は新規契約に比べてべらぼうに高く、そんな予算も無かったので素直に新規契約としました。
それぞれの機種の特徴やサービス内容、各キャリアの評判なども良く知らなかったので、無難にJ-PHONEの中から選択することにしました。
当時は液晶画面はモノクロ液晶で、バックライトがオレンジかグリーン、というパターンが殆どでしたが、この機種は気分に合わせてバックライトを両方切り替えられるというのが売りで、結局そんな見た目で決めてしまいましたが、初めて自分の意思で契約したので、受け取った日の晩は妙に誇らしい気分になっていたのを覚えていますw
折角折りたたみ形の電話機を手に入れたのに、再びストレートタイプに戻ってしまいました。
まぁ、スマートさで言えばPT-101とは雲泥の差ですが。。。
この機種からSMSが使えるようになったのですが、ドコモとはやり取りが出来ず、周りにドコモユーザーの多かった原付的に利用頻度は余り高くは有りませんでした。
この頃から、着信音が単なるアラーム音から、単音ビープですがメロディを奏でられるようになり、自分の好きな曲を着信音に設定するのが流行るようになりました。
着メロという言葉もこのくらいの時期に出てきたものだったと記憶しています。
本屋のレジ前には着メロ入力用の楽譜集が並んでいて、おのおの流行の曲なんかを入力して楽しんでいましたが、原付もご他聞に漏れず曲を打ち込んで遊んでいました。
もっとも歌謡曲を入れる気にはならなかったので、もっぱら音取りが出来るバンドのメンバーに頼んで譜面を起こしてもらって、CMなどのジングルを入れていました。
当時衝撃的だったのが、バンドのメンバーの一人が持っていたPHS(機種やキャリアは失念)で、それは3和音同時演奏が出来る機種でした。
で、そこから着想を得てライブの冒頭にオープニングSEとして、各メンバーの着信音(全て何かしらの着メロ)を鳴らしてそれから電話を受けて何か一言を言う、というネタを録音して流したところ、これがなかなかウマいこと行って結構ウケてました。
多少の不満はあったものの携帯なら仕方がないと、さほど不自由さを感じることも無く使っていましたが、後述のSH04が発売され、そのスペックに衝撃を受けて勢いで機種変更をしてしまいました。