001024 – いじりれき 2020/06-1
ワイパー倒立化
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はい。スペーシアでもやってみました。
まず、ワイパーブレードを外す。ブレードは根元のプラスチックカバーを外して中に見えるナットを外せばブレードごと取り外せる。
次に、ラゲッジドアの内張を外す。親の仇のように多数のプラスチックビスで留められている。これもめげずに丹念に外す。
内張を外すとワイパーモーターが出てくる。電源のコネクタを外してから写真に写っているねじを3カ所外すとユニットが取り外せる。
で、この4カ所止まっているねじを外すと、
中身がコンニチワする。真ん中に見える白い歯車と、右側のワイパーブレードを動かすシャフトをリンクしているプレートを外す。プレートは両方の部品の穴に差し込まれているだけなので手前に引き抜くようにすると外すことが出来る。
グリスだらけなので、ビニール手袋などをはめて作業するとよいかもしれない。
プレートを外したところ。
白い歯車は、左右に2つ穴が開いているのがわかると思う。標準状態ではプレートが右側の穴に刺さっているのたが、これを左側の穴に刺すようにする。当然、シャフトの方が届かなくなってしまうので、シャフトの方も手で回す。
プレートを当てながら、歯車の左側の穴とリンクできる位置まで回してプレートをはめ込めば完了だ。
で、付け替えた状態が上の写真。もともと右側の穴とリンクしていたものを、左側の穴にリンクさせているのが分かるだろうか。
シャフト側のリンク位置も反対になっていることに注目。この状態でモーターを回すと、シャフトが反対方向に回転することになる。即ち、倒立した状態が静止位置となる。
あとは逆の順番でくみ上げたら作業完了。
ワイパーブレードは固定する前に一度動作させて位置決めをする。従来と可動範囲が変わらないような位置に微調整をしてからねじ止めするといいと思う。
ちなみにリアのランプユニットが外れているのは、ユニットのケースにホコリがたまっていたので、清掃しようと外していたからである。なので、ワイパー倒立化にあたっては外す必要はない。
なんだろうね、この倒立しているとかっこいいと思う感覚って。。。
雪の日にワイパーを起こさないで済むくらいのメリットしかないんだけどw