[DIY-06] 物故プリンタ修理作戦 – 2
父から、前に安く買ったんだけど、最近旅行にもいけなくなって、写真を印刷することがなくなったから、いらないプリンタを回収してくれないかと相談があった。
機種はHPのPhotosmart 5521というモデルである。HPかー。HPは買うとき安いんだけど、インクが高いんだよなぁ・・・。父はそういうところの目利きができないので、こうして買ってしまうわけだが。
で、我が家には既にEPSONのプリンタが稼働中なので、2台あってもしょうがない。何か使い道を考えられないだろうか。少し思案し、ひとつ重要な任務があることを思い出した。
何度も書いているが、今は在宅で勤務している。ペーパーレスの時代になってきたとはいえ、業務をしているとたまにプリントアウトしなければならなくなることがある。その印刷のためにオフィスに行くわけにも行かないので、自宅のプリンタで出力しているのだが、それ自腹じゃないかという話になるので、一応経費精算できることを会社に確認してある。まぁ、光熱費とかは自腹なんだけど・・・。
それはさておき、経費精算の了承を取りつけたのは良いのだが、実際にやるとなるとややこしい。このプリンタはプライベートでも使っているものだから、経費として使った分を証明するのが難しいのだ。結局面倒なのでずっと自腹で対処しているのだが、それはそれで不満が残る。
で、ここにプリンタがあるじゃないですか、という話だ。これをオフィス専用プリンタにすれば全て解決だ。インクが高くても経費なんだから気にする必要もないだろう。
ということで引き上げてきたわけだが、PCに繋いでテスト印字をしてみたら、ほとんどの色が出なかった。インク詰まってる・・・。そういえば、最近あまり印刷していないって言ってたっけ。
このインク詰まり問題は、放置系プリンタでほぼ100%発生するトラブルだ。過去にそれをどうにかできないかと、職場からもらってきたEPSON PM-920で復活作戦を試みてみたのだが、結果は惨敗だった。
となればこのまま粗大ゴミ送りにするしかないか・・・。どうせ粗大ゴミ送りになるなら一度くらい復活作戦を試みてみてもいいか。
幸い、ネットにこの機種の分解方法を紹介しているサイトがあり、手探り感なしで試せそうだったので、一度チャレンジしてみることにした。
HPの製品はPCもそうだが、トルクスねじで止まっているので、専用の工具がいる。
まず、電源をONにした状態で、後ろの電源ケーブルを抜く。電源をOFFにしてしまうとプリンタヘッドが退避位置に下がってしまうので、それを防ぐためである。
スキャナのフタがばたつかないようにテープで固定してから、
スキャナユニットのヒンジ部分を外す。
これは引っかかっているだけなので、折らないように気を付けて外す。
外すとスキャナユニットが垂直になるところまで開けるようになる。
その状態で上面に見えるねじをすべて外す。
ちなみに、機種名が書かれているプレートの裏にもねじが留まっている。カッターの先などで少しずつ浮かせていけば普通に剥がせると思う。
が、このプリンタはその場所にねじがなかった。不良品?それとも親父が一度ばらした??まさかねw
続いて液晶パネル部分を外す。液晶パネルは裏側に爪で留められているので、それを外せば取り外せるのだが、手が入りにくい&爪が外れにくい、で少々苦労した。
外すとこんな感じで裏にフラットケーブルが繋がっている。フラットケーブルはそっと引き抜けばそのまま外れる。
で、パネル裏にもねじ(パネル裏手の部分にある2個のねじ)があるので、これも外すと、
ようやく上面パネルが外れる。
インクを外して、インクヘッドの後ろ側に止まっているスプリングを外す。
さらにヘッドにつながっているフラットケーブルも外す。ここもそっと引っ張れば普通に抜ける。ここまでやったら、ヘッドが取り外せる。
このヘッドを、例によって無水エタノールに浸すわけだが、PM-920をやった時に買ったエタノールの残量が少なかったので、近所の薬局に買いに行ったところ、このところの消毒液需要の高まりで品薄になっていて売り切れだった。一応、まだ少し残っていたので、それに2日ほどつけ置きにして、そのあと清水ですすいで乾燥。
で、取り付けてみたのだが、結果はいまいち。PM-920の時と同じような状態だ。エタノールをケチったのが良くなかったのか。
もしかしてヘッドのインク詰まりをエタノールで溶かすやり方がそもそもNGなのかも。印字できないプリンタはただのプリンタ・・・ではなくガラクタだ・・・。