001024 – いじりれき 2021/05
Thule RANGER 90を貰った & ルーフキャリア取り付け
スペーシアでも遠出をすることがあるが、いかんせん軽自動車なので荷物が積めない。あれこれ工夫して詰め込んでいるが、変な詰め方をすると取り出しが面倒くさくなったりと、どうしても限界がある。
今のところ、差し当たって悩ましいのは車中泊時の荷物だ。ここ最近は車にアイリスオーヤマのエアリーマットレスを積んでいる。これをシートの上に敷くだけでかなり寝心地が良くなるので、手放しがたいアイテムなのだが、かなり場所を取るので他の物がしまえない、という問題がある。
さらに、将来的には家族でキャンプなんかもチャレンジしたいところだが、当然それらの荷物を積み込むにも今の車では心もとない。
この問題を簡単に解決するには、ルーフボックスを設置するのが一番だと思うが、あれ、一式買うとかなりの出費となる。
それに使わない時にしまっておく場所も必要になるので、邪魔と言えば邪魔である。
なんて思いつつカー用品店をブラブラしていたら、Thule RANGER 90というソフトタイプのものが出ていることを知った。
これなら使わないときは畳んでしまっておけるから邪魔にならない。ただやっぱりこれも高い。ちょっとした収納力アップに5万円からの出費は費用対効果が合わない。
それにボックスだけ買えばいいという訳ではない。ボックスを車両に取り付けるためにルーフキャリアも必要になる。こちらも数万円、合わせると10万円近くかかってしまう。
まぁ、無理だな。。。と、そのまま諦めていたある日、転機が訪れた。
時々一緒に釣りに行っている人(この人)にこの話をしたら、
「俺持ってるよ。でももうボロボロなんで、車買い替えたから新しいの買おうと思ってて。古くてよければあげるよ。」
なんですと!?
そんな渡りに船ってあるのか。もちろん二つ返事で頂戴することにした。
ボロいとは言っていたが、使って使えないことはないはず。どうしてもだめな感じなら、使い勝手を見てから新しいものを検討することもできる、と言うことでありがたくいただいてきた。
これが、Thule RANGER 90である。それなりの使用感はあるが、思ったほどひどくもなかった。
こんな風に丸めて収納することが出来るので仕舞う時にかさばらないのが最高。
で、ありがたく頂戴してきたのはいいのだが、前述の通り、これを屋根に固定するためにルーフキャリアを買わなければならない。
ネットで調べると、製造しているメーカーはいくつもあるが、車種対応を謳っているのはRV-INNOだけだった。
まぁ、この手のは寸法があってればどこのメーカーの物でも取り付けできると思うが、万一があると嫌なので、車種対応を謳っているものに限定したい。
必要になるのは、ベーシックバー(INB127) 約4400円と、ステー(INSUT) 約10000円、保護フィルム(IN101) 約1000円の3点。
シメて16000円。高けぇ。。。
カミさんに買ってよいか相談するものの、買って本当に使うのか懐疑的でなかなか首を縦に振ってくれなかった。
結果1年近く店晒しのままとなってしまったが、春先のこれからレジャーシーズンが来るぞ、という時にもう一度議題にのせたらようやく首を縦に振ってくれた。
ということでそれらを入手。
ここまで読み進めてもらった人で、取り付け経験のある人は、さっきからツッコミたくて仕方なかったかもしれない。
そう。部品が足りなかった。取説を読んでいて気付いた。。。
これらの部品の他に車種別取付フックというものも必要になるらしい。4000円。
結局20000円コースか。。。しかし、なんでバラ売りなんだろう。
ここまで手配して買わない、という訳にもいかないので、それも入手した。もう面倒なので、カミさんの了承は取らなかった。
もう、足りないものはないよな。。。
さて、前振りが長くなったが、いよいよ取り付けである。
一式並べてみた。思ったより部品数が多い。
まずはバーのセンターの位置決めをする。バーの中央部に添付のシールを貼るのだが、そのくらい出荷前にやっといて欲しいものだ。
で、それをステーに通す。ステーは車体に取り付ける位置が決まっているので、ステーからはみ出す長さも指定されている。
上の写真はまだ位置決めする前の状態だが、最終的にステーに固定するまでは調整が出来るので、この後調整した。
そこに取付フックに付属しているゴムをあてがう。
車体側につける場所が決まっているので、付属の紙製のメジャーで長さを測って養生テープで目印をつけていく。
上の写真と違いが分かりづらいが、位置決めしたところに保護シートを貼り付ける。取説に一年で交換せよ、と書いてあるが、たぶんやらないだろうな。。。
そこまでやったら、さっき地面で仮組みしたキャリアを乗せて位置決めをする。
それから、フックで車体に固定。後ろ側のバーはスライドドアの縁に噛ませる形なので、ウェザーストリップを少し剥がして差し込む。
最後にロックを付けて完成。
RANGER 90を取り付けてみた。何も物を入れていないのでしぼんでいるが、上に結構余裕があるので、収納力は高そうだ。
ちなみに、RANGER 90は基本的には防水仕様になっているらしいが、大雨に遭遇すると多少は水が入ってしまうらしい。
経年で傷んでいるので、メーカーが謡っている性能以上に入り込んでくるかもしれない。
元の持ち主は濡れては困るものはビニール袋に入れて対処していた、とのこと。
そこは暫く使って様子を見るしかないが、入れるものを選びそうだ。
使わないのに乗せたまま走っていたらすぐ傷んでしまうので、一旦外して収納。日の目を見る日を待つ。
早い所使ってみたいのだが、いかんせんコロナが。。。
RANGER 90を外して普段はバーだけ取り付けた状態で走行しているが、風切り音が少し聞こえるようになった。
荷物を積んだ時の走行抵抗なども気になるが、まぁ、それはまたいずれ。。。