[Spada-31] いじりれき 2010/12-2
ETCが、死んだ。。。:
このところETC車載器の調子が悪い。高速道路の料金所などのETCゲートを通過するときの料金収受反応が異常に遅いのだ。と言っても常にそうなる訳ではなく、なる時もあればならない時もある、みたいな感じなので発生の条件が掴めない。
料金収受の確認が終わらないとゲートが開かないので、いつもの速度で進入するとゲートが開かずぶつかりそうになる。なのでゲート通過の際に時速10キロ以下まで落とさないとならない。ゲート前には20km以下で通過してください、と書かれているが実際には30キロ前後で通過するのが殆どだと思う。そうした中で殆ど停まるか停まらないかみたいな速度まで減速すると後続車の顰蹙を買うし、事と次第によっては追突されかねない。
当初はたまたまETCを強行突破する人対策でバー開閉が遅延するようになった時期と重なったので、そのせいかなと思っていたのだが、いくら何でも時速10キロは無いだろう。
この車載器はスパイクに乗っていた頃に購入して、ステップワゴンに乗り換えた時に移植したもので、まだ5年くらいしか使っていない。故障するにはまだ早い気がするが、どう考えても機器側に問題がありそうだ。。。
とはいえ何かのタイミングで復活する可能性もあるのではとそのまま使い続けていたのだが、ある日ついに反応しなくなってしまった。
高速道路に進入する際ゲートが開かなかった。たまたま地方の閑散としたICだったので後続車にどやされることはなかったがゲートが開かないので困ってしまった。
車の中で戸惑っているとすぐに監視の係員から声がかかり、通行券を発行してもらうことになった。その際、出口ICで通行券と一緒にETCカードを提出するとETC利用と同じ条件で決済して貰えるので係員に申し出てくださいと案内された。
ETC決済だと通行するタイミングによっては割引が利いたりする。その方法を知ることが出来たのはラッキーと言えばラッキーだが、どこで役に立つんだ、そんな知識。。。
どちらにしても、このまま使い続けるのは危険なので重い腰を上げて買い換えることにした。
カー用品店に行ってETC売り場を眺めていたら店員から声がかかった。その店員に上記の事象を話したら動作チェックをして貰えることになった。
暫くして呼ばれたので車の所へ行ってみると、店員がテスター片手に難しい顔をしていた。なんでも車載器のセンサーが発する信号が極端に弱いらしく、テスターをセンサーの10cmくらいまで近づけないと反応しない状態らしい。特に配線の断線などは見つからないのでやはり故障している可能性が高いとのこと。
一応修理についても聞いてみたが、新品と同じくらいの費用が掛かるので新品を買った方が良いですよ、ということだったので素直に従うことにした。
店内に戻って後継機種を選ぶ。これまで使っていた機種はセンサーをダッシュボードの上に置くタイプのものなのだが、最近は窓に貼り付けるタイプが出ている。ゲートに対する応答性は大して変わらないようなのだが、窓に貼ってあるほうがダッシュボードがスッキリしそうだ。
更にそのセンサーから音声を出せる機種もあった。今の機種は車載器をむき出しで設置していたので音声が聞こえないということはなかったが、新しいのを買った折には隠して設置したいと考えている。だがそれでゲート通過時の音声が聞こえないのでは困る。その点センサーから音声が出るのであれば本体を隠しても音声はちゃんと聞こえるのでちょっと欲しくなった。
ただ、そういう機種は値段もちょっと高かった、というか倍くらいの値段なのだ。その利便性を享受するために倍額は払えないなということで、
ミツビシのMOBE-550という機種を購入した。センサーは窓に貼り付けるタイプだがスピーカーは本体に内蔵されいる。そこは妥協ということで。前回購入した車載器と同じ三菱製なので大丈夫だろうかという不安がなくもないが、価格が見合うのがこれしかなかった。
その本体価格は9千円ほどなのだが取付費とセットアップ手数料で8千円くらい取られた。高ぇ。。。
取付と言っても所詮電源配線だけなので簡単な作業だ。だから取付は自分でやろうかなとも思ったのだが、万一今回の事象の原因が車載器側でなかった場合に店に問い合わせられるチャンネルを残しておきたい、と思ったのでその保険として取付もお願いしてしまった。
ただし、車載器の設置場所は自分で決めたいので、車載器は床に出しておいてもらうようお願いした。
設置完了の呼び出しがあったので車に戻ると、車載器は指示どおりに床にそのまま転がっていた。
動作確認のためにその足で近所の高速に入ってみることに。この所ずっとゲートをすんなり通過できなかったので、体が覚えてしまってゲートで必要以上に減速してしまったが、問題なく通過することが出来た。
で、それから数日後、床に出しっぱなしになっていた車載器を本設置することにした。前述のとおり今回は車載器をどこかに隠そうと考えている。機器の設定をチェックしたら音量調整ボタンがあって、大きめの音量にしたら五月蠅いくらいの大音量が出た。これなら隠しても聞こえないということはなさそうだ。
設置場所の候補は予め考えてある。運転席側のコインポケットだ。今時コインをここにジャラジャラ入れることもないので使い道がない。サイズ的に丁度良いくらいなので、ここに仕舞えたらベストだ。
ケースは手前に倒れるように開閉するもので、その後ろ側はコードを逃がすのに十分な隙間もありそうだ。だがコインポケットの上面、底面ともに途中で折り目がついていて段差になっていて、ここに車載機を設置するとカードの出し入れが出来なくなることが判明。。。
もちろん、ちょっとした工夫で全然回避できそうなのだが面倒なのでコインポケット案はボツとした。
他に適当な場所は・・・あちこちのポケットの構造などをチェックしたが、結局すっきりと隠せそうな場所は助手席のグローブボックスしかなかった。とはいえ仮設置してみたら案外いい感じに収まりそうなのでここに決定となった。配線をグローブボックスのところまで引きなおして設置完了。
リプレースした後は全く問題なしだ。ゲート通過時の緊張から開放されてひと安心。