2006/07/15
沖縄に社員旅行に行った際に借りたレンタカーである。ワゴンRと言えば今やザ・ベーシックカー、珍しくも何ともないのでこれが出されてきた時には多少がっかりしたが、まぁレンタカーなのでしょうがない。乗車記録として。
とは言っても過去に乗ったことのある車ではないので、ファーストインプレッションではある。
NAなのでエンジンは非力。まぁレンタカーにそこを期待する方が間違っているか。でもやっぱりこの大きさでNAだと重さを感じる。市街地の中をうろつく分にはさしたる不満もないが幹線道路に出るとちょっとこわい。まぁスピードが乗っちゃえばあまり気にならないのだが。
サスも柔らかめで何となく落ち着きがない。これもまぁこんなものなのかもしれない。
室内については今回、シートアレンジや細かい機能などはノーチェックである。ひとつ感じたのは質感がチープだなと思ったことである。デザイン的にはモダンで近代的なイメージでまとめられているのだが、殆どのパーツが硬いプラスチックで成形されていてなんだかプラモデルみたいだ。
自分は買う気もないのにニューモデルが出るとカタログを入手してどんな車なのかと眺めるのが好きなのだが、最近は機能的かつシンプルなデザインがメーカー問わず流行っているようだ。自分はボタンやインジケーターがごちゃごちゃ付いている方がカッコいいと思う世代の人間なので、こういうのを見るとシンプルすぎるなと思ってしまうが、やはり軽自動車と言えば女性も多く利用しているので本当に必要な機能だけがシンプルに配置されている方が好ましいのだろう。
ちなみに頑張っているなと思ったのは、当時このクラスでは珍しかった常時発光メーターを採用している点だ。走行中もメーター類が明瞭に見えるのが良かった。また、キーシリンダーをONの位置まで回すとスピードメーターの針がメーターを1往復する。こういうけなげさを演出するのもまた今風だなと思った。