[RentaCar-41] SUBARU PREO – 2
2014/05/03
伊豆諸島攻略第二弾の旅で、新島で借りたレンタカーがこれである。島に到着して店に出向いたら、老店主から2台の車をさして、どっちがいい?と聞かれて選んだ車だ。
その2台とは、1つがダイハツミラ、もう1つはこのスバルプレオだった。ミラの方が乗用車風で程度も良かったのだが、以前レンタカーでプレオを借りたことがあり、もう一度乗ってみたいなと思ったのと、見た目のしみったれ感が、鄙びた離島の雰囲気を盛り上げるアイテムとしておもしろそうだったのとで、あえて選んでみたという次第。
外見はあちこち傷だらけで、バンパーも擦り傷盛り沢山にもかかわらず、もはや放置したまま。ドアなども小さい凹みが多数あり、某格安系レンタカー屋の車よりも更に程度が悪い。そうそう、こういうのに乗りたかったんだよw
しかも、よく見るとこのプレオは4ナンバーで商用登録になっていた。老店主は当然ミラを選ぶだろうと思っていたのか、プレオを選んだらそっち乗るの?と驚かれてしまった。
そんな車なので、受け取る時の傷の事前チェックなども当然なく、カギが刺さっているから勝手に乗ってって的な感じで車を受け取った。
乗り込むと、室内の程度はまぁ許容範囲だが、シートは昔懐かしのビニールシート、サイドウィンドウは手回し式、サイドミラーに至っては角度調整まで手動という、まさしく割り切り設計の商用車。オートマチックなのが奇跡的に感じるほどだ。
商用車は運転席座席の後端からリアゲートまでの空間の半分以上を荷室にしなければならない、という決まりがあるので、リアドアを開けると妙に前方にオフセットされた華奢な簡易シート鎮座しており、その分足元は極少となっている。
その商用プレオ、エンジンは素直にかかるものの、走り出すとハンドルを大きく切るたびに、床下からカタカタという音が聞こえてくる。多分ドライブシャフトがイカれているのだろう。まぁ、大して広くない島だから、高速で走るような場所もないので、走ればいいと考えればこれで十分なのだが、これ、1日借りると1万円も取られるのである・・・。
新島では軽自動車を1日借りたら1万円というのが相場で、そういう意味では相場相当なのだが普通に考えたら高すぎだ。そりゃ老店主もそんな大枚はたいて、野良仕事に使うような車をわざわざ借りた自分が相当奇特な人間に見えたことだろう。というか、そう思うなら選択肢にあげるなよという気がしないこともないが、楽しかったので良しとしよう。
今回は借りている間に島を一周したのだが、島の道は基本的に細く曲がりくねった道が多く、スピードも島随一のロングストレートである、平成新島トンネルで一瞬50kmまで出すことができたものの、ほとんどの場所は30km程度で走っていたので、性能云々は一切省略。とりわけ集落の道に入ると、軽自動車でもすれ違いがギリギリというような道も多く、こんな島で乗っていたらそりゃ小傷も沢山つくわけだ。
印象に残っているのはその50kmを出した時で、エンジンが盛大に回ってスピード感が半端なく、車がディズニーのアニメばりに走りながら分解してしまうのではないかと不安になるほどだったw
もっとも、ボディは潮風ですぐ錆だらけになるし、道は狭いのがデフォルトだからちょいちょい傷付けてしまうしで、気にしていたらキリがないのか、車は道具として割り切って使っている人が多く、ボロボロのまま走っている車をよく見かける。今回借りたプレオも都心で走らせれば好奇の目に晒されること請け合いだが、この島では取り立ててバッドコンディションというわけでも無かったことは、ここに記しておきたいと思う。