[RentaCar-58] NISSAN DAYZ – 2
2023/09/18
岡山出張の折にレンタルした車の2台目。2日目はNISSAN DAYZ。こちらも昨日乗車したワゴンR同様、清々しいまでのベースグレードだった。
手配の都合で喫煙可能車しか選べなかったのだが、久々にタバコ臭い車に乗った。
既に9万キロ余り走行している。そのせいか分からないが車体のあちこちでビシビシ、バキバキといった軋み音が良く鳴る車だった。
エンジンの方もあまり状態が良くない感じで、加速時にはエンジンかドライブシャフトかその辺からカタカタと音が聞こえてくるし、停車時などにエンジンの回転数が落ちるとエンジンがノッキングして車体がガクガクと震える。まるで3速で無理やり発進させようとしたバスにでも乗っているかのようだった。
ATのシフトレバーの所にはスポーツモードスイッチが付いていたが、これをONにして加速してみたらエンジンの回転だけがむやみやたらに上がって、そのくせ全然加速しない不思議なスイッチだった。
またエンジンそのものもかなり非力で、ちょっとした陸橋を登るだけでエンジンが盛大に回っているのに速度がどんどん落ちて行ってしまう有様。タコメーターが付いていないので正確な回転数は分からないが、恐らく4000回転以上で回っているような感じだ。更に踏めばキックダウン的にさらに回転数が上がりそうな感じだったが、多分スピードが全然乗らないのが目に見えていたのでベタ踏みは試さなかった。
この車も昨日のワゴンR同様スマートキー非搭載車で、キーシリンダーでエンジンをかける仕様だった。リモートエンジンスターターのある場所にブランケットが嵌められていたのでグレードによっては搭載されているものと思われる。
以前、現行モデルのHighwaySTARを借りたことがあったのだが、あれはHybrid仕様でモーターアシストがあったりと違いはあるものの、同じNAエンジンであっても随分使いやすいエンジンだった。それだけにこちらは随分と非力なエンジンだな、と思った。エンジンの調子があまり良くない感じだったので本来の性能が出せていないだけかもしれないが。
そして現行モデルと車内の作りが大幅に異なっていて、こちらはだいぶシンプル。旧モデルと現行モデルでこれほどまでに作りが違うとは思わなかった。
それ以外には特筆する箇所もないのでこの辺で。