[Delsol-11] いじりれき 2002/10-2

あれこれいじった所をまとめて報告:


自分はベースギターをたしなんでいる。ベースを触り始めて暫くの間は家で鍛錬に励むのみだったが、暫くして配属になった現場に自分が好きなジャズやフュージョンに造詣のある故池田みどりさんという女性がいてその人と意気投合。池田さんは長らくジャズミュージシャンとして活動されていた方で、プロミュージシャンにも顔が利く凄い人だった。仕事半ばそっちのけで色々なことを教えて貰った。その縁でプロで活躍する岡田治郎氏を紹介してもらい、月イチの頻度でレッスンに通うことになった。

当時自分は世田谷のアパートに暮らしていたが、岡田さんのお住まいは千葉。月に1度くらいのレッスンだったのだが、プロミュージシャンに直接レッスンしてもらうということに舞い上がってしまって、レッスンと言いつつその半分以上雑談に明け暮れてしまい、腕の方はさっぱり上達しなかった。おまけに一度レッスンに行くと1日仕事になってしまい結局1年ほどで通えなくなってしまった。あのときもっと真剣に取り組んでいれば、、、と今でも思う。

それはさておき、とあるレッスン日にたまたまデルソルを借りていて、この車でレッスンに行くことになった。前回のレッスンの際に自分のバンドのメンバーをレッスンに同席させてもらう許可を取っていたので今回はそいつも同乗だ。本当は事前にLCWを回収したかったのだが時間の都合で取りに行けなかった。で、2シーターのデルソルに2名乗車でどこにベースをしまうのか、という話になる。

と言ってもまぁ、仕舞える可能性がある所と言ったらトランクしかない。だがデルソルのトランクはお世辞にも大きいとは言えず、尺のあるベースギターが入らなかったらそいつに抱えて貰おうと思っていたのだが、試しに収めてみたらギリギリ収まった。まさにシンデレラフィットだ。案外大きい物でも載るものだ。

で、レッスンを終えて帰り道。前回のエントリで前振りしていた最近加工した場所の写真を撮影しようと、道すがらのスーパーの駐車場で撮影会を行った。


アイライン、ヘッドライトレンズ清掃、バルブ交換:

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最初に紹介するのはアイライン。当時、何故かアイラインを付けるドレスアップが流行っていた。で、デルソルが納車された当初からI氏もアイライン付けたいんだよねと言っていたのだが、デルソルがマイナー車種であるせいか、デルソル用のアイラインキットは探しても売られていなかった。

売られてないなら自分で作ればいいじゃない、というのがI氏。暫くして付けてみたよと連絡があったので見に行ったら、こんな風になっていた。ボンネットのラインに合わせて切り欠きを入れた所がI氏のこだわり。ボンネットを開けるとボンネットの下も薄く回り込むよう貼り付けられていた。

で、自分もちょっとしたメンテナンスをやってみた。ヘッドライトのレンズが納車当初からちょっとくすんでいて気になっていたので、レンズクリーナーを購入して磨いてみた。残念ながら遠目で分かるほどの違いにはならなかったが、近くで見ると幾分クリアになったので自分的に満足。

ちなみにデルソルのヘッドライトはハロゲン球である。電球なので電球色で点灯する訳だが、ここ最近はディスチャージバルブの車が増えたせいで余計に薄暗い電球色がみすぼらしく感じる。どうせならデルソルもディスチャージヘッドランプにしたいところなのだが、バルブとバラストを買って付けると10万近い出費になるのでとてもじゃないけどおいそれとは手が出せない。

せめて高効率バルブに交換してもう少し白っぽい明かりにしたいと思い、オートバックスで適合表を見たら、デルソルのバルブはH4Hという聞き慣れない規格でちょっと特殊な仕様になっているらしい。そのせいで市販品でも適合するものが殆どなかった。ほとんどない選択肢の中で一番明るそうなものを選んで交換してみたのだが、色温度は純正品相当でなんか無駄な出費をしてしまった。


ホイールカバー塗装、バルブキャップ交換:

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ホイールカバー。いくつか前のエントリでI氏が修復したものだ。元々はもう少し明るいグレーだったが、ダークグレーのスプレーを購入したためスパルタンな印象が強まった。それはともかく、ご覧のとおりカバーの周囲に付いてたガリ傷などは全て綺麗に修復されている。一見再生品とは思えない仕上がりだ。ただセンターにあったHマークはマスキングが面倒ということで同色に塗られてしまった。

それとちょっとしたおしゃれだが、バルブキャップをアルミ製のものに変えてみた。これはアトレーなどでも装着している。ささやかなドレスアップである。


サイドミラー塗装、ミラーウィンカー装着:

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I氏の発案によりサイドミラーを黒く塗装してみた。色はナイトホークブラックパールだそうだ。一般に低いグレードのモデルは黒いプラスチックの無塗装で上位グレードはボディ同色ミラーなどと差別されるところだ。それをあえてブラックにするという勇気。ホイールカバーを濃い色で塗装したのでアクセントのために黒く塗ろうと思ったらしい。
無塗装ではなくちゃんとブラックで塗っているせいか、安物感を出ずことなくいい感じのアクセントになった。

で、その上部に貼り付けてあるのがミラーウィンカー。最近、欧州車や高級車を中心にミラーウィンカーを装着する車が増えてきた。始めのうちはミラーにウィンカーってなんか変だなと思ったものだが、いつの間にか目が慣れてきた。で、カー用品店をブラブラしてるときにこれが売られてるのを見つけた。貼るだけでミラーウィンカーになるというお手軽な一品だったので物は試し購入してみた次第。

だが取り付けは意外に難航した。というのもデルソルのミラーは曲面のRがきつくて、ミラーウィンカーが許容する曲げの範囲を超えていたらしく貼っても2日くらいで剥がれてきてしまうのだ。I氏に相談したところ、じゃあシーリング材を使ってみるか、となってその加工をしてもらったらようやく落ち着いた・・・かに見えたのだが、1カ月ほどでそのシーリング材すらも剥がしてしまったので、結局ほどなく撤去する羽目になった。これ以上このミラーに固定する方法を検討する気になれなかったからである。

というのもこのウィンカーは、点灯する際にタクシーの屋根の上に付けられたウィンカーのように右から左へスクロールするように点灯するものだったのだ。そうとは知らずに購入してしまったのだが、なんかコレジャナイ感が凄くてあまり満足感が得られなかった。


ウィンカーレンズ交換、ウィンドウウォッシャーノズル交換:

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ウィンカーのレンズも交換してみた。元々ここにはアンバーの色つきレンズが装着されているのだが、ネットで検索して見つけたドレスアップパーツである。レンズは縦にラインが入っているものと、横にラインが入っているものの2種類が売られていて、どちらが良いかI氏に相談したら、絶対横というので横ラインの方を選んでみた。

レンズがクリアーになったのでバルブはアンバーの物に交換。取り付けてみたら確かにI氏の言うとおり横ラインは伸びやかな印象だった。洋服だとボーダーは太って見えると言われるが車の場合は逆なんだな。

クリアレンズタイプだが、レンズは角度によって虹色に反射する。そういう所も高級感あって気に入った。

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それとウィンドウウォッシャーノズルも交換してみた。これも元々は黒いプラスチックパーツだがメッキ調の物にしてみた。
ウィンカーレンズと合わせてメッキパーツで高級感を出そうと画策したものだが、ボディカラーが淡色寄りであることとパーツによってスパルタンさを強調するかのような濃色のパーツが同居していることを考慮に入れていなかったので、こちらは想像どおりの仕上がりにならなかった気がする。

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で、引きで全体写真を撮影。これまで紹介してきた種々パーツがやや統一感に欠けてちぐはぐな印象が否めない。2人でアイディアを出し合っているので致し方ない部分もあると思うが、もう少しポリシーを決めておかないと収拾がつかなくなりそうだ。

Posted by gen_charly