[Delsol-15] いじりれき 2002/11-3
ふらり旅撮影会その2 & 活動報告:
前回のエントリで夜中に思い付きでドライブに出かけて、三保の松原で夜明けを迎えた話を書いた。今回はその続き。
少し離れたところに日本平という丘を周遊する清水日本平パークウェイなる道があることを知り、そこを走りに行ってきた。とはいってもそのドライブは今回の徘徊においておまけのような位置づけだったせいか、あまり記憶が残っていない。
道はちょっと急な勾配で標高を稼ぎつつ、小刻みなカーブが続くワインディングロードで、運転して楽しい道だった。道の脇には茶畑が広がっている。さすが茶どころだなと思いながら走っているうちに、ふとデルソルも緑色であることを思い出した。もしかして、うまく茶畑の緑と同化して保護色のようにならないかな?と思い付き、途中路肩が広くなっているところに停めてみた。
その場所はなだらかな斜面を茶畑が覆い、その向こうには清水市街と太平洋の大海原が広がるなかなかのビュースポットだった。しかも茶畑のあぜ道が斜面に伸びていたので、少し高いところから俯瞰するような構図で車を撮影することができた。

が、流石に保護色は無理があったかw
100mくらい離れたらいい感じに同化してくれそうな気もしなくもないが・・・。

ついでに助手席から運転席越しに清水の町並みを入れて撮影してみた。オープンエアで旅をしていることがわかるような構図にしてみようと思ったのだが、ちょっと引きが足りなかった。
デジカメなんだから納得いくまで撮り直せばよかったのだが、この当時はそこまでするこだわりはなかったんだよなぁ。
ま、そんなわけで深夜徘徊から始まったドライブも、あとは自宅まで戻って無事終了・・・で終わらせてしまったらいじりれきではなくなってしまう。三保松原で撮影会をした時に車内のあれこれを撮影したので、ここで活動報告会としたい。

まずはドア回り。以前のいじりれきはパワーウィンドウスイッチを塗ったところで終わっていたが、あれからあちこち塗り進めている(もちろんI氏が)。といってもデルソルの内装を見たことがない人にはピンとこないと思うので、購入時の内装イメージはこちら。元々はこの写真に写る範囲はほぼ黒一色だった。
ちなみに、グリップ下に貼り付けてある物体は後付けした小物入れである。デルソルは収納が少ないので、タバコや携帯電話を置いておく場所がなくて困っていたのだが、そんな矢先にこのアイテムを見つけたので取り付けてみた次第。両面テープで貼り付けて固定しているだけだが、思いのほかしっかりと貼り付いており、ものを置いても脱落しなかった。ただこの大きさなので、せいぜいタバコか携帯しか入らない。それでも携帯を入れておくと、着信時にすぐに取り出せるのが便利である。

ドアハンドルの部分の拡大写真。ご覧のとおり相変わらず丁寧な仕事っぷりである。I氏にマスキング魔人の称号を与えたいw
ロックレバーのLOCKの文字部分や上部の赤いマークなどをもれなくマスキングして塗り残してある。ちなみに塗装に際して部品をばらす時にうっかりロックレバーの裏側でパーツを固定しているプラスチックを破損してしまった。そのまま装着するとロックレバーがぐら付いてしまう。どうするのかなと思って見ていたら、手元にあったプラスチック定規をあてがって適当にはんだごてで溶かしてグルーガンの要領で貼り合わせていた。当時はグルーガンが手軽に買えなかったので苦肉の策だったのだが、よく考えるものだと思った。

続いてメーターフード部分。ここは大胆にサンバグリーンで塗っている。アクセントとしては一番目立つ場所なのでインパクトがすごい。緑一色に塗るのではなく、スイッチ周囲の枠部分はシルバーとして更にアクセントを加えているあたりも流石である。

最後にオープンカーのメリットを存分に活かして上から俯瞰で撮影。I氏のホンダZに比べたらだいぶ抑制が効いているが、当初の黒一色の内装から比べたらだいぶ華やかな印象になった。決してやりすぎないところでステイする勇気、見習いたいものである。
そういえば、ステアリングをMOMOのレーシング(二代目)に変えている。初代はグリップの径が若干太くて握るときにかすかな違和感があり、運転中ずっと気になっていた。デザインは気に入っていたので、そのまま我慢して使い続けても良いのだが、交換するならできるだけキープコンセプトデザインのものにしたいなんて思いながらオークションサイトを漁っていたら、いい感じのものが見つかったので思わず購入してしまった次第。
前回と同じレーシングだが、グリップが若干細くなって、自分にとってジャストフィットとなった。非常に満足している。

さて、ふたつ上の写真のドアの三角窓付近にちょこっと設置してあるのが灰皿である。車の灰皿は前面のコンソール内に設置されているのが一般的だが、自分の場合タバコは右手で持つので、灰皿がセンターにあるのって何か違うなと思っていた。それでも左手を伸ばしたところにあるのであればまだ良いのだが、デルソルの場合、サイドブレーキ脇というふざけた場所に設けられている。あればいいってもんじゃない。
この灰皿に灰を落とそうと思ったら、肘を変な方向に曲げないとならない。そのうえ、運転中は前方を注視しているので、サイドブレーキのあたりには視線を送りづらい。だが、視線を向けずに感覚で落とすと大抵外してその辺が灰だらけになる。なので右側に後付けの灰皿を設置したいのだが、エアコン吹き出し口に装着したカップホルダーは飲み物の定位置になっていて灰皿が置けない。
何故かというとデルソルの場合、カップホルダーがセンターコンソールのアームレスト内という理解しがたい場所に設置されているので、実質的に使えないからだ。このカップホルダーを使っている間はヒジが置けないのはもちろんのこと、アームレスト内はデルソルの数少ない収納になっていて、そこに小物を入れているので飲み物を安定して置けないし、ボトルが汗をかくと下の紙が濡れてしまう。
そもそもアームレストはその名のとおり、ヒジの辺りに設置されているので、飲み物を出し入れするのに半ば後ろに手を回すようなアクションが必要になる。上記の灰皿の話ではないが、ノールックだととにかく置きづらいのだ。なぜこんな変な設計にした・・・。
そんなわけで、どうしたものかと暫くの間頭を悩ませていたのだが、ある時店で見つけたのがこの灰皿である。ご覧のとおりコンパクトな設計で、ドア部分のちょっとしたスペースにも設置できる。幸いなことにデルソルには三角窓が付いているので、ここに設置することで窓を開けても風を巻き込まないので灰が飛び散る心配もない。小さな灰皿だがちゃんと火消しも付いているので、消火の際にタバコの先をこすりつけなくて良いのもポイント。何より視界の片隅で灰皿の位置が認識できるので非常に便利。
ただ、いかんせん小型なので、吸い殻があっという間にいっぱいになる。なのでこまめに処分しなければならない。デメリットといえばそれくらいだが、享受できるメリットに比べたらこれしきデメリットのうちに入らない。
ちなみに喫煙するときは車内ににおいが残らないよう、必ず窓を開けて吸っている。オープンにしている時などは瞬時に換気されるので、気分良く喫煙できるのだが、雨が降っている時はちょっと工夫が必要。
デルソルの場合、サイドウィンドウの上部に窓枠がない(脱着可能なルーフになっている)ので、構造上バイザーを取り付けることができない。その割に上部の絞りが強いので、降雨時に窓を開けると車内に雨が入り込んでくる。ただ、そこはうまくできている。この車はリアウィンドウも開閉可能なので、リアウィンドウを開ければ雨の侵入を心配することなくしっかり換気することができる。オープン感を強調するためだけのものではないのね。