[Spada-42] いじりれき 2011/02-2
タイヤチェーンの購入:
前エントリでホイールとタイヤの交換について長々と書いてしまった。理想はインチアップ状態をキープしたかったのだが、インチアップしたホイールに装着できるチェーンというものは一般的には存在していないらしく、その場合、冬場の積雪対策はスタッドレスタイヤを購入するより他ないのだが、わざわざスタッドレスを買うほど雪も降らないし、雪の降る地域へ行くことも少ない。つまり基本的にはエマージェンシーとしての用途しかないのだが、そのためにスタッドレスを購入するのは勿体ないし邪魔になる。
それ以外にも諸般の事情はあったのだが、結果的に純正サイズにインチダウンすることにした。これでチェーンが装着できるし、車載しておけばエマージェンシーユースにも対応できる。というわけで今度はチェーンを購入することに。
タイヤチェーンは大きく分けると金属タイプとゴムタイプの2種類に分けられる。ゴムタイプの方が走行音が静かであったり、道路をあまり削らないので環境にやさしかったりといったメリットがあるので、当初はゴムタイプのものを買うつもりでいた。
なのだが、店内で様々な製品を見ているとゴムタイプは収納がかさばるものが多い。金属タイプと比べるとケースが3倍くらい大きい。ステーションワゴンならラゲッジルームに置きっぱなしにしていてもそう邪魔にならない気がするが、ウチのはラゲッジルームが僅少なので、そんなデカい箱を積みっぱなしにしていたら邪魔でしょうがない。そのうえ価格も高く、金属タイプの2倍以上のプライスが付いている。雪道運転がほとんどないことを考えると、ちょっとコスパが悪すぎる。
ということで方針変更して金属タイプにしようと思ったのだが、これまた選択肢が多くて悩んでしまう。金属タイプには横ラインのみのタイプと亀甲タイプの2種類があるらしい。
価格でいえば横ラインタイプが一番安価なのだが、横滑りに弱いという欠点があるそうだ。自分は雪道運転に不慣れなので緊急時にコントロールしきれる自信がない。そこは亀甲タイプで投資しておいたほうが何かと安心な気がする。
とはいえ、亀甲タイプもまぁまぁ高い。どのラインナップを見ても大抵1万円以上する。待てよ、昔父がチェーンを買った時、確かホームセンターで数千円で買っていた気がする。ホームセンターの方が安いものがあるかと思ってちょっと行ってみたら\4,980で売られていた。
だが、注意書きを見ると2t以上の車への取り付け不可と書かれていた。ステップワゴンの車両重量は2tを超えていなかったと記憶しているが、でもきわどい値だったような気がする。あまり耐荷重ギリギリで使うのも安全へのマージンが低くなる気がしたので、結局そこでは買わなかった。
再びカー用品店に行って、そこで最終的に購入したのは、Weissenfels(バイセンフェルス)のClack&GoUNIQAというチェーン。\13,800、高い。とはいってもゴムと比べたらお手頃だが。このチェーンを選んだ理由は、走行中に自動で増し締めを行う機能が付いているからだった。
増し締めというのは、チェーンを巻いた後、少しだけ走ってもう一度締め直して緩みをとる作業なのだが、雪が降っている時に何度も車外に出てチェックしたりするのは煩わしく、それを自動でやってくれるならありがたい。ということでチョイスしたものだ。
購入時に店員から、車に積む前に一度取り付けを行って手順を覚えておいてくださいと念押しされた。やらなさそうなタイプに見えたかな?
店員がそういうのだから近日中にやっておこうと思っていたのだが、いつの間にか夏になっていたw
一応手順は頭に入れてあるが、装着試験は今年の冬になりそうだ。