ギリギリ北海道【3】(2003/09/13~09/14)
S君の結婚式:
死んだように眠って7時くらいに起床。まだ眠いがぼちぼち行動開始しないと間に合わない。ということで朝食もそこそこに出発。
小樽に入る頃には9時を過ぎてしまい、さすがにちょっと焦る。小樽から先は高速で一気に向かった。
さて、冠婚葬祭への参列なので、私服でというわけには行かない。もちろん礼服は持参しているのだがまだ着替えていない。泊った道の駅で着替えてくればよかったのだが、なんか片田舎の道の駅で、品川ナンバーの車に乗った人が礼服なんか着ていたら、周りの人から奇異の目で見られるのではないかという、謎の気恥ずかしさが先立ってしまい、もう少し先で着替えようと思ったのだ。どんだけ自意識過剰なのか?という話だが当時まだ20代、まだまだ恥じらい多き多感な年頃だったのだ・・・と思いたい。
で、運転しながらどこで着替えるかを考えていたのだが、着替えるための部屋、というか空間を備えた施設がなかなか思い浮かばなかった。せいぜいお店のトイレの個室あたりが気兼ねなく着替えられる場所となりえるが、コンビニやスーパーのトイレでそれをやると、店員や客から奇異の目で見られそうな気がした。ということであれこれ考えた末、途中のPAのトイレで着替えることにした。ここなら礼服姿でトイレから出てきてもそれほど違和感はないだろう。
当然、カミさんもそのトイレで着替える。今思えば女性のメイクアップをPAのトイレでやらせるなんてちょっとひどすぎる。カミさんは特段の困難はなかったと言っていたが、もう少し気を使うべきだったな・・・。
札幌に着いたのは10時半ごろ。またしてもギリギリであるがどうにか間に合った。宴席でS君と新婦にお祝いの言葉を投げかけた。
これもまたよくよく考えれば、カミさんとS君は面識がないうえ、まだ自分の奥さんですらない。普通そういう人は参列させない。どこかで降ろして、市内のデパートとか公園辺りで時間を潰してもらうべきだった・・・。
札幌観光:
披露宴は昼過ぎにつつがなく終わった。メインイベントを無事に終わらせることができてホッと一息。
この後は我々の旅の続きとなる。とりあえず午後は札幌観光に繰り出すことにした。

ただ寝不足が極まっていたせいか、あまり観光の記憶がない。時計台、大通公園、テレビ塔など定番の観光スポットは一通り見て回ったはず。それからデパートでお土産を物色したのだったかな・・・。

夕食もこれまた定番中の定番、サッポロビール園でジンギスカン。ここではジンギスカンが食べ放題となっている。まぁ、お得感を感じるほど安くもないが。もちろん腹いっぱい食べた。
なぜかS君の自宅へ:
で、食事が済んだら、後は寝床を決めて移動。明日は旭川を経由して網走の方まで行く予定なので、そちら方面の道の駅を探していたら、S君から電話がかかってきた。
「今からウチに来るっしょ。」
え?あなたたち新婚初夜でしょ?さすがにそんなところにお邪魔はできないよ。そう答えるがS君は遊びに来いと譲らない。そこまで言うならと、急遽S君夫妻の自宅へお邪魔することになった。
時間は21時過ぎくらいだったかな。新婚初夜というのももちろんあるが、それよりなにより今日は式で忙しかったはず。特に奥さんは、内心もう横になりたいと思っているんじゃないだろうか。気兼ねしつつのお邪魔だったが、2人して笑顔で迎えてくれた。
それから、久しぶりの再会を祝してちょっとした宴に。
2003/09/14
和気藹々と会話に花が咲いたが、さすがに新婚初夜を長っ尻するわけにもいかんよなと思って、何度かお開きにする空気感を作ってみたのだが、人なつこいS君は次から次へと話題を変えてくるので、気がつくと場がリセットされてしまう。そうこうしている間に日をまたいでしまった。S君は知った仲だから気遣いもいらないが、さすがに奥さんは内心いい加減にしろと思っているに違いない。そんなことで夫婦に亀裂が入った、なんてことになったら、謝って済む問題でなくなるかもしれない。
もちろんウチらもぼちぼち移動しはじめないと、明日の行程に影響が出てくる。さすがにいい加減お開きにしないと。それで、んじゃ我々はそろそろ・・・と切り出したら、2人はこの後どこへ行くのかと聞かれた。網走のほうへ行くよと答えると、
「じゃあ、うちらもついて行くよ!」
いやまてw少しは奥さんを気遣いなさい。
●●ちゃんもいいでしょ?と奥さんに振ると、奥さんも二つ返事でいいよと回答。ほんとに??
カミさんはちょっと微妙な顔をしていた気がするが、奥さんにいいよと言われてしまうと、こちらとしては断る理由がない。ということで何故か2名x2台で隊列を組んで旭川に向けて出発となった。いいのかな・・・。
S君たちはどこまで同行するつもりだろうか。さすがに旭川辺りまで一緒に行ったらその辺で解散すると思うのだが。
途中のSA(多分岩見沢SA)に着いたのは午前3時過ぎ。ここでS君ともども仮眠。うーん、新婚初夜が車中泊っていいのだろうか。いよいよ夫婦中に亀裂が入りやしないかと、傍目に心配になる・・・。
