四国初日の出【2】(2007/12/31)

徳島駅:


食後に腹ごなしを兼ねて徳島駅に行ってみた。

20071231_042_163845

徳島には電車が走っていない、という有名なトリビアがある。大抵の県は電化路線と非電化路線のどちらも存在するが、徳島県内のJRの路線はすべて非電化なのでディーゼルカーしか走っていない。非電化路線といえばローカル線の象徴みたいなものなので徳島駅も鄙びた駅なのだろうと勝手に想像していたのだが、来てみたら意外や意外、めっちゃ立派な駅ビルが建っている。この建物の裏をディーゼルカーが行き来しているのかと思うと趣深い。

折角なのでそんなディーゼルカーをちょっと見に行ってみたい。カミさんは駅のデパートの中を散策しているということだったので少し時間をもらった。

20071231_033_162939

まずは1000形。よく知られているがJR四国が新造した車両は形式が私鉄風の4桁の数字になっている。四国以外のJR各社が国鉄時代から続く車両形式付与の規則に則って、3桁以内の車両型番-車両番号の形式で付番しているなかで異彩を放っている。

20071231_035_163049

1500形。初めて目にする形式だ。両運転台構造になっていて1両でも運転可能になっているのだが、写真でいうと緑の濃淡のロゴの貼られている辺りにトイレが設置されている関係で客席の窓の数が少なめになっている。なんだか583系を改造した419系辺りを彷彿とさせるサイドビューだ。

20071231_037_163209

こちらは1200形。上述の1000形にトイレを後付けで設置したものだ。カラーリングが1500形と同じ塗り分けになっている。

JR四国と言えばコーポレートカラーが水色である。それでJR発足後暫くの間、増備された車両はひたすら水色をベースにしたカラーで統一していたのだが、ここへきて方向性が変わったのだろうか。

これからこのカラーリングの車両が増えていくのか、ちょっと見ものである。

20071231_038_163355

そしてキハ40形。自分の中ではキハ40はタラコ色だったので、こんな塗分けになって最初はがっかりしたものだ。だが、もう目が慣れた。
これが緑色になったらまたがっかりするのだろうか。。。

 

宍喰温泉と宍喰駅:


写真を撮り終わってカミさんとも合流。ぼちぼち室戸岬へ向けて出発する。
その途中、どこかで温泉でも入ろうよと言ってカミさんにガイドブックをチェックしてもらう。すると道の駅宍喰温泉に併設の温泉が割と遅い時間まで営業しているらしいと教えてくれた。料金は1000円と少し高めだが、その先にこれと言った温泉はなさそうなのでそこを目指すことに。

海岸沿いの国道を流していると途中で嫌な感じの雪雲が漂って来た。降らないでくれよと祈りながら進んでいくがその祈りむなしく程なく雪がちらつき始めた。とりあえず積もらないでくれよ、と祈りつつ車を進めたらほんの10分ほどで止んだ。とりあえずホッとした。

 

地図で見ているとさほど遠くもなさそうに見える室戸岬までの道のりも走ってみるとなかなか遠い。道の駅に到着したのは20時ちょっと前だった。まぁとにかくお風呂で温まろうと準備して建物に入る。受付で大人2人と伝えると820円と言われた。あれ1000円じゃないんですかと聞くと1人410円ですという。

ガイドで見た温泉は違う場所なのかなと思ったが、まぁ安く入れるならそれに越したことはない。料金を払って浴室へ。
浴室の中は湯舟がひとつだけドンと置かれていてやっぱりガイドで見たものと違う。やっぱりどこか違う温泉と見間違えたのだな。温泉の泉質は失念してしまったが、良く温まる気持ちの良い風呂だったので思いがけず安く入ることが出来て満足だった。

風呂から上がって再度ガイドブックをチェックしたら、1000円の風呂は道の駅に併設されているホテルリビエラの日帰り入浴だった。それとは別にこちらの道の駅側にも温泉施設があったと言う訳だ。

 

さて、付近には阿佐海岸鉄道という第三セクター鉄道の宍喰駅があるらしいので、ちょっと見学に行ってみることに。
阿佐海岸鉄道は海部(かいふ)~甲浦(かんのうら)間8.5kmほどを結ぶ阿佐東線を運営する会社で、途中駅は宍喰(ししくい)の一駅のみ。そんなミニ私鉄であるうえ沿線には大きな街が一切ないので経営は非常に苦しいとのこと。

(註:2024年現在、この路線はDMVによる運行に切り替わっている。またそれに伴ってJR牟岐線の阿波海南~海部間が阿佐海岸鉄道に編入されている)

k_20071231_02

宍喰は阿佐海岸鉄道の中心駅となっており駅員が配置されていた。改札の時刻表をチェックすると列車は数分前に出発していったばかりだった。次の列車はあと10分少々で到着するようなのでここでちょっと待とうかと思ったのだが、その列車の始発駅である海部駅は牟岐線との接続駅なのでそちらに行けば連絡する列車も見られると考え、海部駅の方に移動することにした。

切符を購入したのに列車に乗らずに駅を離れたので駅員が怪訝そうな顔で見ていた。

 

海部駅:


20071231_043_204609

5分ほどで海部駅に到着。駅前には開通記念之碑が掲げられているが乗換駅の割に無人駅で切符の自販機すらない寂しい駅だった。
ホームに上がってみると向かい合わせのホームに2本の線路、殺風景である。

20071231_045_205027

JR四国と阿佐海岸鉄道はともに駅ナンバリングを実施している。牟岐線はM、阿佐海岸鉄道はAKだった。

20071231_046_205322

寂しい駅で暫く待っていると阿佐東線のASA-201形が入線してきた。だが乗客の姿はない。まぁ大晦日なのでこんなものか。

Posted by gen_charly