四国初日の出【12】(2008/01/03)
事故渋滞:
2008/01/03
高松を出発してから淡路島を経由して進んでいった。途中で力尽きて仮眠することになると思っていたのだが、思いのほか眠気がやってこなかったので気が付けばどんどん進んでいた。雪が心配だった関ヶ原辺りも特に規制に阻まれることもなく、夜明けの頃には名古屋の辺りを走っていた。
流石にこの辺で仮眠しておこうかな、なんて考えていたら東名三好ICを先頭に事故渋滞が発生していることをナビが知らせてきた。
自分は大人しくキープ・レフトで走っていたのだが、これまで強引な割り込みをしながら先を急ぐ乱暴な車に何台も追い抜かれた。所詮ハイエース程度の車の動力性能なんてタカが知れているんだからそんなスピード狂を気取ってもしょうがないじゃん、なんて思いながらそういう輩を見送っていたのだが、きっとあいつらがやらかしたに違いない。
事故渋滞となれば事故現場が片付かない限りは車列が進まない。ナビの地図を見ると東名三好インターの手前に東郷PAがある。こんな夜明けに渋滞の車列なんかに並んだら途中で眠くなっていて進退窮まりそうな気がしたので東郷PAで仮眠をとることにした。
・・・のだがその判断は誤りだった。最初は東名三好ICの辺りから1キロ程度の渋滞となっていたが、その車列はぐんぐんと成長し自分が東郷PAに差し掛かる頃にはPAのはるか手前まで渋滞となっていた。しまった、もうひとつ手前のPAにしておくべきだった。
ビタ一文進まない車列に巻き込まれ、気が付けば向こうの空に日が昇ろうとしていた。
このままでは眠ってしまいそうだったのでテレビで気を紛らわせることにしたのだが、映るのは地元のローカルテレビばかりで、どれもが正月番組で救いようがないほどつまらない。。。こんなの見てたら眠くなる。
助手席でだいぶ前に眠っていたカミさんが丁度目を覚まして、この惨状を目の当たりにしてこれはまずいと思ったか一生懸命話し相手になってくれた。
結局、処理が終わるまでに40分ほどの時間を浪費した。ハイエースごときでドライブテクを競いたがる諸君、その稚拙な判断でこれだけ迷惑をかけるのだということを良く自覚して肝に銘じたまえ。ただしうんこが漏れそうなのを我慢しているのならそれは人間の尊厳なのでその限りではない。いや、勝手にハイエースを悪者にしてすまん。
車は進み始めたが、東郷PAは既に大混雑の阿鼻叫喚状態で入ることが出来なかった。仕方ないのでもうひとつ先の上郷SAまで進んで小休止。もう尿意が限界に達しつつあったが尊厳は守り抜いた。
意外にも渋滞の解消と共に眠気も飛んでしまったのでここで朝食を済ませてそのまま先に進むことにした。
食事はSAのフードコートの物なので以下略。
再出発後は渋滞も完全に解消されて道は快適そのものになった。
一気に進んでいつの間にか富士山が見えるところまで走っていた。
きれいな晴れ間に富士山の雄姿がくっきりと浮かび上がる。これを見ると帰って来たなぁと言う気になる。と言っても家まではまだまだ走らないとだが。
富士川SAで一休み。
展望台から雄大なパノラマをほしいままにすることが出来た。やはり冬はつとめてである。もう11時だが。
ちなみに写っているのは箱根火山である。箱根火山はかつては富士山を凌ぐ巨大な火山だったらしいが、その噴火も富士山とは比べ物にならないほど猛烈なものだったらしく山の上半分が完全に吹き飛んでいる。そして吹き飛んだところに出来たカルデラに現在の箱根の温泉街が出来ているという訳だ。上の写真の山の稜線をそのまま富士山のように繋げたらいかに巨大な山になっただろうか。
さらに進むと今度は厚木IC付近でまた事故が発生したらしい。いい加減にすれよ。。。
渋滞が13キロに達していると道路の案内板に出ていたので付き合ってられんと進路変更。御殿場で降りて東富士五湖道路経由の中央道で自宅に戻った。
中央道の方はUターン渋滞もなく至って快調に帰ってくることが出来た。
バタンキューで爆睡したのは言うまでもない。
あとがき:
初めて自分がハンドルを握って四国を旅した。と言ってもほぼ徳島と高知だが。これまでの自分なら見に行かなかっただろうなという場所を色々見ることが出来た。が、見所が多くて見残しも多く発生した。
ドライブして楽しい場所だったのでまたいずれ出かけてみたい。
(おわり)