サプラ伊豆【3】(2008/03/09)

沢田公園露天風呂:


食事を済ませて店を出たら16時近かった。もうそれほどあちこち行けない。西伊豆の天窓洞などまだ行ったことのない場所もあるのでそちらにも行ってみたい気もするが、それよりも沢田公園露天風呂だ。

この温泉は岩をくりぬいてこしらえられた露天風呂で、眼前に駿河湾の絶景が広がっているのだそうだ。もうぼちぼち帰り道でもあるしお風呂でゆっくりして帰ろう。

 

という訳で沢田公園露天風呂を目指して進んでいく。国道に沢田公園の看板が見えたらそこを曲がると港に出て、そのまま進んで行くとほどなく公園っぽいところに出た。ここが沢田公園か。だがどこにも露天風呂のようなものが見当たらない。案内看板もないのでどうやって露天風呂まで行けば良いのか困ってしまった。

ノーヒントで埒が明かないので一旦港まで戻って車を停めて周囲を見回していたら、丁度歩いてきた地元のおじさんが露天風呂行くの?と聞いてきた。やっぱり迷う人が多いようだ。

そうですと返事すると、温泉へはそこを左に曲がったらその先に入口があるよと教えてくれた。お礼を言って言われた方へ進んでみたらおじさんの言うとおり駐車場があった。駐車場から見える看板に沢田公園と書かれているのが見えたのでここで間違いないようだ。

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階段を登った先に脱衣所の掘っ立て小屋のような物が見えるが、入浴代はどこで払えばよいのだろうか。まさか無料じゃないよな。駐車場の入口すぐの所に小さなプレハブ小屋があるがカーテンが閉められていて人がいる気配がない。とはいえ声をかけるとしたらここしかないので中に向かって声をかけてみた。ら、カーテンが開いておじさんが顔を出した。カーテン閉めるなし。

 

料金を支払うとチケットと入湯記念のハンドタオルをくれた。

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タオルは色違いで2枚貰った。まぁ何度か使ったらあとは雑巾になるだろうなと言う感じのシロモノ。タオルには温泉に入浴中のお姉さんが2人描かれている。そのうち1人は景色を見るために立ち上がっていてお尻が丸見えである。良いんですかねこれ。

よく見るとチケットにも上のイラストの原画とおぼしき同じ構図の写真が印刷されていた。顔バレしないとはいえ度胸あるモデルさんだ。誰が手にするか分からないチケットにしてバラまいちゃって良いのだろうか?近年まれに見るおおらかさにちょっと度肝を抜かれた。写真の方は公序良俗に反するかもしれないので掲載は控える。。。今も同じ物を使っているか知らないが、気になる方は一度入りに行ってみるよろし。

 

で、我々も着替えを持って階段を登り脱衣所へ。そこで服を脱いで引き戸を開けると、

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こんな風にがけっぷちに湯舟がある。あ、チケットのお姉さんが立っていたのはここだ。確かに立ち上がって絶景を眺めたくなる気持ちも分からんでもない。

風呂は自分だけの貸し切りだった。しかしいい湯である。湯加減が凄く丁度いい。こんなところだから多分加温も何もしないかけ流しだろう。とても優雅な気分になる。

 

だがその独り占め5分ほどで終了、誰かが脱衣所に入って来る音が聞こえた。それから程なく引き戸を開けたのは外人だった。湯船に浸かって極楽~なんて言っているアングロサクソンのイメージが湧かない。なのでハーフの日本人かな、なんて思いつつ軽く会釈。

2人が湯船につかった状態で少ししたらその外人が話しかけてきた。

「アナタハココニイマスカ?」

いますが何か?・・・って話じゃないよな、多分。というかガチ外人だよ。話しかけられたけどコミュニケーション取れるかしら。
少し考えて地元民かどうかを聞いているのだろうと理解し、東京から来ましたと答えると、ワタシモトーキョーニイマス(私も東京にいます)と教えてくれた。

たどたどしいものの日本語でコミュニケーションしている。自分は全く英語が出来ないので英語で話しかけられたら自称流暢な発音で、I don’t speak English, ジャパニーズ オーケー?と返してやろうかとずっと身構えていただけにちょっと安心した。

その会話の中で彼はオーストラリア人であるらしいことが分かった。東京に住んでいるということだから移住してきたのだろうか。旅が好きであちこち旅しているとのこと。温泉は気持ちよいので好きだと言っていた。キミ分かってるねw

気が付くと仕切りの向こうの女湯の方からもカミさんが誰かと会話して笑い声をあげるのが聞こえてきた。彼女か奥さんだろうか。

暫くボディランゲージを交えた会話をしていたら、だんだんのぼせてきた。ぼちぼち上がろう。挨拶をして上がったらほどなくカミさんも出てきた。

合流するなり外人が入って来たよと話していた。こっちにも来たので少し話したよ、と返すと向こうの彼女は日本語が全然できないらしく、ボディランゲージのみでコミュニケーションしていたそうだ。言葉が通じないのに話しかけようとする度胸が素晴らしい。そしてそれに対応したカミさんもなかなかのもんだ。

 

後はまっすぐ帰宅して終了となった。初のサプライズ案件だったがカミさんは存外に喜んでくれた。良きかな。

(おわり)

Posted by gen_charly