茨城・千葉(2010/05/01)

今回は茨城方面の鉄道写真を撮りに出かけることにした。いつもは車で現地まで行ってしまうことが多いが、今回は久しぶりに乗り鉄で散策することに。

 


2010/05/01

まずはつくばエクスプレス。2006年に開業した新しい路線だが、都内は殆どが地下区間であるうえホームドアが設置されているので車両の全貌が見づらい。

そこで今回は埼玉以遠の地上区間まで乗ってホームの端からの撮影にチャレンジしてみることにした次第。
降りたのは守谷駅。乗車して30分ちょっとで茨城県に着いてしまった。つくばエクスプレスは県境の辺りを走っている関係で、秋葉原を出ると埼玉、千葉、茨城とめまぐるしく県が変わっていく珍しい路線だ。

ここ守谷駅は関東鉄道線の乗換駅でもあるのでついでに関東鉄道の車両も撮影しようと思って下車。ホーム端に行ってみると目論見どおり線路がよく見えた。

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つくばエクスプレスは2種類の車両が走っている。TX-1000形とTX-2000形だ。
まずはTX-1000形。

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続いてTX-2000形。ご覧のとおり外観上の違いは殆どない。分かりやすい見分けポイントとしては車両前面の車番表示部分の背景が黒(TX-1000形)か赤(TX-2000形)かで判断が可能。両者の違いは電化方式の違いとなる。つくばエクスプレスは守谷を境に東京寄りが直流、つくば寄りが交流で電化されている。TX-1000形は直流専用車で守谷以遠には入線しない。一方TX-2000形は交直流タイプなので全線を走ることができる。

つくばエクスプレスは全駅ホームドア完備かつ全線地下または高架という路線なので、乗客や沿線住民が普段目にするのはホームドアの高さから上の部分だけになる。そのせいか分からないが扉の脇と上部にシールで色づけされている以外は無塗装になっている。
なのでサイドビューはちょっと味気ない印象が拭えない。だがその分前面デザインは随分と凝っていてマッシブな印象だ。

 

それはそうとやっぱり超望遠レンズを使った圧縮率の高い写真というのは迫力がある。こういう写真が撮りたくてこのカメラを買ったのだ。
ただしこのカメラはなんちゃって一眼レフなのでマニュアルフォーカスがやりづらい。モードを切り替えてズームレバーを使ってフォーカスを合わせるのが地味に煩わしい。

オートフォーカスモードで撮影する場合はシャッターを半押しにして最初にフォーカスを合わせてから改めてシャッターを押し込んで撮影する一般的なオペレーションなのでついついそっちばかり使ってしまうのだが、動く物を写す時はオートフォーカスがピントを合わせる間に被写体が動いてしまうのでピンボケになりやすい。そのうえ手ぶれ防止をオンにしていると液晶にモニターされる画像が実際にファインダーが捉えているものよりワンテンポ遅れて表示されるので画面のフレームを頼りにしてシャッターと切ると少しだけイメージと違う構図になってしまう。

そうしたことを防ぐために予めシャッターを半押しした状態で構えておいて、被写体の動きを予想して気持ち早めにシャッターを切る必要がある。あるのだが、これがなかなか難しい。

 

それはさておき、守谷からは関東鉄道に乗り換える。
関東鉄道は茨城県内を走る非電化私鉄だが、埼玉県民だった自分にとって縁がないエリアだったこともあって今まで未訪だった。

かつては自社オリジナルや各地の私鉄、国鉄のキハ10系やキハ20系あたりをかき集めて車体乗せ換えなどをした車両が運行されていたが、最近は2000番台の車両の増備が続いていて旧型車は淘汰されつつある。また国鉄時代のままの姿で走っていたキハ300形(旧国鉄キハ30系)もだいぶ数が減ってきた。

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偶然それらがやってくればラッキーと思ったが、やってきたのは同線の主力車両キハ2200形だった。まぁそう易々とは見られないか。
列車は30分に1本程度なので流石に次を待とうという気にはならなかったが、まだ乗車したことのない路線でもあったのでこれに乗ってちょっと下館駅まで往復してみることにした。

沿線はひたすら長閑な田園風景が続いていて、途中眠くなったが終点下館まで乗り通した。降りてここまで自分を運んでくれた車両を撮影。

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下館はJR水戸線と真岡鐵道線が乗り入れるターミナル駅となっている。暫く待っていたら水戸線の列車が入線してきた。やってきたのは415系1500番台。この車両は211系の交直流仕様版といったポジションの車両であるが、113・115系に対応する従来の鋼製車両も同じ415系を名乗る。機器の仕様が同一だから車両形式が同じになってしまったのだと思われる。

その鋼製の415系に比べてステンレスの415系は余り増備が進まなかったので、たまに上野駅辺りに見に行ってもまず見かけない車両だった。見る機会のないまま後継のE531系に置き換えられてしまったので撮影の機会にも恵まれなかったのだが、ようやく巡り会えた。

珍車と言えば常磐線には415系1900番台というものがあった。これは2階建ての普通車で混雑著しい通勤時間帯の着席率向上を目指して試作されたものだが、乗り降りに時間がかかるとか車内が狭苦しいとかであまり評判が良くなかったので1両が製造されたのみで終わってしまった。もちろん実物を目撃したことはない。

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それから真岡鐡道の車両も撮影してきた。やってきたのはモオカ14形。鬼滅の刃っぽい模様になっているが、当時はまだ連載すら始まっていなかったので偶然である。

この路線はSL列車の運行も行われているが、この時は時間が合わなかったので収穫はこれだけ。

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やることがなくなったので再び常総線で戻る。車両は2400形だった。こちらは単行仕様になっている。

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乗った列車が水海道行きだったので途中の水海道駅で乗り換え。接続列車としてやってきたのは当時最新鋭の5000形。ちょっと塗分けが他の形式と異なっているがデザインは一緒である。
この列車には乗らなかった。もう1本後の列車を待って別形式の車両を撮影できることにワンチャンかけた。

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で、次にやってきたのは2300形だった。余り変わり映えしない車両だが致し方なし。

 

そのあと常磐線で柏駅まで戻って、そこから東武野田線(当時はまだアーバンパークラインなんて恥ずかしい愛称は付いていなかった)で新鎌ヶ谷駅へ。新鎌ヶ谷では新京成線の撮影を行った。新京成線もこれまでなかなか縁のなかった鉄道だ。

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トップバッターは8000形。新京成では一番古参の車両となってしまったが、かつては「くぬぎ山のたぬき」という愛称が付けられて新京成の顔だった。

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次が現在の新京成の主力である8800形。登場から結構な年数が経過しているが、スマートなデザインであるせいかあまり古さを感じさせない。

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順番に来て8900形。ステンレス車体となっている。塗分けがこれまでの車両と大幅に変わってブルーとレッドを組み合わせた爽やかな色合いのものになっている。現在(2025年)は他の車両同様白とピンクの塗分けで統一されている。現在新京成の列車は全て6両編成に統一されているが、当時は6両編成と8両編成が混在していた。

8900形も8両編成が組まれていて、堂々の長編成で入線してきた。

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次にやってきたのが再び8800形。縁起の良いゾロ目である。ダック引越センターか。
よく見ると上の8800形とは塗装や車両番号の振り方が異なっている。当時は8両編成が上の写真の塗装でハイフンなしの車番となっており、6両編成がハイフンあり、および前掲の写真の塗り分けとなっていた。6両編成に統一された際にハイフンなしの車両は消滅し、現在は全てハイフン付きに統一されている。

 

それから北総線に移動。東武野田線は8000系しか来ないので写真は撮らなかった。

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北総線にやってきたのは都営5300形。登場した時は随分と奇抜なデザインだなと思ったがもはや目が慣れた。
しかしこの車両も過去帳入りとなってしまった。

 

北総線に乗って高砂駅に移動。
3300形も残り少なくなったが、リバイバル塗装の車両が立て続けにやってきたので撮影。

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旧塗色パターン①

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旧塗色パターン②。自分にとって京成線と言えばこの塗り分けだった。
ちなみに当時は金町線の路線が分断されておらず、上野から金町まで直通する列車があった。なので京成本線ホームに入線してきている。

他にもいくつか撮影したが、あまりよい仕上がりではなかったのでボツである。。。
日も暮れたのでぼちぼちお開き。

Posted by gen_charly