木更津(2010/10/11)
前回の関東鉄道訪問の記事で、国鉄キハ30系列が徐々に数を減らしているという話を書いたがJRの方も風前の灯だ。
首都圏の非電化路線と言えば八高線と久留里線だ。八高線は沿線開発が進み高麗川まで電化されたのを機に高麗川以北の非電化区間はキハ100形に一新されてしまった。その結果、旧型のキハが残る路線は久留里線のみとなってしまったわけだが、元からあったキハ30形とキハ37形、それに八高線から転属してきたキハ38形が集結して、最後の旧型ディーゼルカー王国となっていた。
が、そのキハ30形がいよいよ引退するらしい。木更津には義兄が住んでいる。姪っ子甥っ子と戯れようぜとカミさんに声をかけて木更津に出かけた折にキハの写真を撮ってきた。
今回は目的がそれだけなのでミニ記事だ。
2010/10/11
キハ30形の運用は朝の通勤時間帯とのことなので、義兄の家を朝出発して木更津駅にやってきた。
この頃になると身内にも撮り鉄属性を隠すことは諦めていた。呆れていたかどうかは知らないが素直に送り出してくれた。
で、木更津駅。丁度入線してきた。首都圏に残る最後のキハ30。
まぁ、八高線を走っていた頃は嫌と言うほど乗った車両なので今更思い入れもないといえばないのだが。。。
この列車は木更津に到着したら回送列車となりほどなく引き上げ線に下がっていった。
続いてやってきたのはキハ37形。この車両も数両しか作られなかった珍車である。しかも片割れは遠く山陰地区で運用されている。関東ではここでしか見られない列車だ。
自分が鉄道趣味を始めたころから走っているが、木更津は東京エリアからだとどうにも遠いイメージがあって、これまでなかなか訪れることができなかった。まさしく義兄さまさまである。
一旦帰宅し、今度は姪っ子甥っ子を乗せて最寄りの横田駅に。
ここからみんなで久留里線に乗って久留里駅まで移動してもらう。子どもたちに軽い鉄道プチトリップを味わって貰うためである。だが、自分はそれを車で追いかける担当。なんでやねん!と思ったが、参加者に車に乗り慣れている人がおらず、うちの車を久留里駅まで運んでくれる人が誰もいなかった。
やってきたのはキハ37形。2度目まして。
みんなが列車に乗り込むのを見送って、後は出発を見送ろうとホームで待っていたらタブレットを交換していた。まだ残っていたんだな。
そして出発。反対側はキハ38形だった。久留里線オリジナル塗装になっているので八高線を走っていた頃の面影はない。
で、この後久留里駅で再び合流し、公園で昼食を食べつつ姪、甥と戯れて1日が終わった。