久遠寺の桜 - 2(2010/04/10)
そんな感じで駐車場まで戻ってきて、時計を見るともうお昼を過ぎていました。
お腹も空いてきたところだったので、ランチの店を探しつつ走っていると、車内の女性陣が「あそこおいしそうじゃない?」 と、二人揃って興味を引かれた店があり、そこに入ってみることにしました。
その店は「たつみ」という名前のそば屋で、
メニューの名前までは覚えていませんが、写真のような定食物を注文しました。
蕎麦を売りにしているだけあって、歯ごたえもしっかりとして旨かったです。
食事を済ませてから、一旦身延駅まで行ってみましたが、列車がは暫く来ないようだったので、出発することにしました。
時計を見ると15時前。
そろそろ帰りのコースです。
— 夜になってしまったので。。。 —
帰り道の道すがら、これも少し前にテレビで見て行きたいなと思っていた「ほったらかし温泉」 に行ってみることに。
甲府の市内を通過する時に渋滞につかまってしまい、ほったらかし温泉に着いた頃にはすっかり日が暮れてしまいました。
ほったらかし温泉は丘陵地帯の丘の上にある温泉で、見晴らしが最高なんだそうですが、日が暮れてしまったのでどうにも。。。
夜景は楽しめるかな?
敷地内には「あっちの湯」と「こっちの湯」の二つの露天風呂が軒を並べていて、それぞれに入浴料金がかかるようになっていました。
この後晩御飯を食べてYちゃんを送らなければならないことから、余りのんびりする時間はとれず、どちらか一つに絞ることにしたのですが、結構にぎわっていたので、少しでものんびり入れる事を期待して、広い湯船がウリのあっちの湯の方に入ってみることにしました。
幸い、原付の読みどおり、あっちの湯の方の混雑はそれなりで、思ったほど夜景が楽しめませんでしたが、のんびりと入浴することができたので、しっかりと温まることができました。
風呂の建物内には休息するスペースは殆ど無く、基本的には両方の建物の間の広場にめいめい陣取るようなシステムです。
原付の方が上がるのが早かったので、外で暫く待っていたら二人もほっこり顔で出てきました。
風呂にも無事入れて、夕食はせっかく山梨に来たのだからほうとうが食べたい、と提案すると、二人とも賛成だったので、じゃあどの店に行こうかな、と思っていたところ、嬉しい事に広場の一画に近隣の飲食店の地図が出ていました。
それによると今の時間でも入れるところは「小作(こさく)」 という店しかなかったので、そこに行ってみることにしました。
この店は有名な店らしく、カミさんは以前にも来たことがあると言っていました。
ネットで検索すると、「ほうとう」と入れた段階で「小作」の候補が勝手に出てくるくらいです。
店は割と混雑していましたが、程なく案内されました。
大きいテーブルに他のグループと相席で食べるスタイルです。
原付が「ちゃんこほうとう」を、カミさんは「豚肉ほうとう」をそれぞれ注文。
Yちゃんの頼んだものは非公開です。
「あずきほうとう」なるメニューもあり、ある意味気になるのですが、流石にそこまで冒険は出来ませんでした。。。
混雑していたせいか、料理が出てくるまで少しかかりましたが、暫くして運ばれてきました。
昔、大月にある猿橋に遊びに行った時に初めて食べて以来ほうとうは大好物なのですが、小作のほうとうも煮込んだかぼちゃが程よく崩れたつゆが絶妙でとても美味でした。
3人で満腹のお腹を抱えて店を出たら、後は帰るだけ。
Yちゃんは埼玉の関越高速方面に住んでいるので、高尾から圏央道で抜けるか、雁坂峠を抜けてひたすら一般道を行くかになるのですが、高速は例によって談合坂付近の渋滞表示が出ていたため、あえて山越えをすることにしました。
「雁坂みち」の山梨県側は道が緩やかで快適に進んでいけますが、雁坂峠を貫く雁坂トンネルを抜け埼玉県に入ると、名前が「彩甲斐街道」に変り、途端に道が険しくなります。
ここの道を通るたびに埼玉側も山梨側くらいに整備してくれたら良いのに、と思うのですが、旧大滝村は「埼玉のマチュピチュ」 と呼ばれるほど山深い地域なので、これが限界なのかもしれません。。。
途中道の駅「あらかわ」 で小休止を挟んでYちゃんの自宅に到着したのは夜23時ごろ。
いずれにしても無事に送り届けることが出来て、解散となりました。
最初の予定ではこの後自宅まで戻るつもりだったのですが、夜も遅いし明日も休みだからそのままこっちで泊まって明日散歩して帰ろう、とカミさんに提案すると賛成、という事になったので、高速の高坂SAで仮眠することにしました。