大山に登ろう - 6(2012/09/16)

— Fu-Show —

このページで通ったルートのGPSログ

折角なので帰りは本坂から下ります。

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山頂の広場の脇を抜けていくと鳥居がありました。
やっぱり参拝を目的にした場合は逆周りなのかもしれませんね。。。

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本坂の登山道は所々に石碑が立っていて、自分がどの辺にいるのかが分かるようになっています。
その点、見晴台側の登山道と違い、やはりこちらは参道としての役割も担っている訳です。

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ただ、その表現方法は独特で、「○丁目」という形で表記されています。
山の現在地を表す方法として一般的には「○合目」というのが多いのですが、 あれだと山頂は10合目となるので現在地における全体的な進捗の割合が分かるのですが、大山の場合は山頂が28丁目。

事前に知らなければ、何丁目が終点なのか分からないので、やきもきしたり、原付達のよう終わりの見えない登山をするハメになりそうな気がします。 。。

それはさておき、こちらの登山道はさっきまで登ってきた登山道と較べて心なしか勾配がきついような気がします。
路面は主に岩場か木の階段で、特にさっき降った雨のせいであちこち滑りやすくなっていて気が抜けません。。。

「登る時は精神的に疲れて、下りの時は体力的に疲れる」と誰が言っていたかは忘れましたが、 正鵠を射る言葉です。

しかし今は、ただでさえ下り道で足腰に負担がかかっているのに、更に滑らないように足元に気を使い続けなければならないので、 体力ばかりでなく精神的にも疲労が溜まりだんだんしんどくなってきました。

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暫く下っていくと、ヤビツへ向かう登山道が分岐して行き、ここが25丁目になります。

ここは真っ直ぐ降りて、更に進むと「富士見台」という道標が見えました。
ここは20丁目になるそうです。
ここで一休み。

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富士見台はちょっとした展望エリアがあって、その名の通り天気が良ければ富士山を望む事ができるらしいのですが、見える景色は真っ白け。。。

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傍らの石の上で行きに見かけたのとは違う強力さんが休んでいたのですが、程なく頂上へ向けて出発して行き、 立ち去った後の石の上には強力さんから流れ落ちた汗が水溜りのようになっていました。

やっぱりハードなんだなぁ。。。

原付たちも膝が落ち着くのを待って再び下山を始めると、程なく数人の人だかりが見えてきました。
その人たちの脇を通り抜けようとした時に、「そこに鹿がいるんだよ」 と指差して他の登山者と話しているのが聞こえました。

え?鹿!? どこどこ!!

原付たちも足を止めておじさんが指差した方を見てみると、道端の木々の向こうで鹿がのんびりと草を食んでいるのが見えました。

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こちらの人間がカメラを向けながらガヤガヤとしているのを気にも留めずわが道を行く鹿。
グレーチング階段の説明通り、この山にも鹿がいることは知らされていましたが、実物を見る事が出来るとは思いませんでした。

鹿も増えすぎると食害などが発生して大変ですが、やっぱり実物を見てしまうとテンション上がりますねw

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16丁目の追分を過ぎ、更に進むと、

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13丁目にあるのが「天狗の鼻突き岩」なる岩。
岩肌に空いているこぶし大の穴がそれだそうです。

しかし、さっきから二十何丁目とか十何丁目とか、北海道みたいですね。
(関東圏では十丁目を越える丁目は殆ど聞かないので。。。)

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13丁目を過ぎると雲の下に降りたのか、木々の向こうに町並みが見晴らせるようになって来ました。

Posted by gen_charly