日光ドライブ【2】(2015/06/30)
渋滞の名所として知られる日光いろは坂も平日のせいかスムーズに上ってこれた。
途中、明知平ロープウェイの乗り場があったので、立ち寄り。
ロープウェイの方は乗らなかったが、駅舎のそばに、昭和45年まで営業していた日光ケーブルカーの駅の跡地が残っていた。
で、そのままいろは坂の続きを上り詰めて、華厳の滝展望台に到着。
華厳の滝は落差97mもある名瀑であり、水の流れ落ちるさまはまさに圧巻である。
こういった場所だけに自殺者が後を絶たず、自殺の名所としても知られている。
自称霊感があるという小学校の理科の先生が華厳の滝の写真を持ってきて「ほら、ここに顔見えるだろ?」と授業そっちのけで写真を見せつけられたことを覚えている。
霊感のない自分には全く何も見えなかったが、自称霊感があるという何人かのクラスメイトが「ここにみえる!」とはやし立てて、クラスが軽くパニックになったんだっけw
そいつらに「どこよ?」ってしつこく聞いたら、先生が指さしたのとは微妙に違う場所を指していて腹の中で笑ったものだ。
というか、先生授業しろよw
それはさておき、もうひとしきり進んで中禅寺湖だ。
まぁ、この天気では遊覧船に乗って楽しもうという感じでもなかったので、土産物屋を冷やかしつつ30分ほど湖畔を散歩してみた。
さて、ぼちぼち宿のチェックインの時間も近づいてきたので、那珂川町方面に移動。
いさみ館は古民家の梁を移築して作ったそうだ。
部屋はこんな感じ。こぎれいにまとめられていて落ち着く。
部屋の向こうには那珂川が流れていて、気の利いたプライベートテラスが作られている。
夕食前にひとっぷろ。
温泉が引いてあって、Phが9.37ということなので割と強めのアルカリ泉だ。
露天風呂は小ぢんまりとしていたが、目の前を流れる川を眺めながらの入浴は野趣を感じるもので、なかなかだった。
それから部屋に戻ってテラスで涼んでいるとほどなく夕食。
やはり、部屋食は特別感がある。ちょこちょこ仲居さんが料理を運んできて、料理の説明なんかを聞きながら舌鼓を打っていると優雅な気分になれる。
献立の鮎の刺身は、食べ終わると骨を唐揚げにしてくれる。
しかし、お盆の下に方言五七五が書かれていたが、なんでこんな生々しい句にしたのだろう。。。