日光ドライブ【3】(2015/07/01)

2015/07/01

朝食前に再度風呂に浸かってから、朝食。

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朝食は食堂での提供だったが、ツボをついたおかずがチョイスされていて、とてもおいしかった。

さて、今日は自分とカミさんの希望を一つずつ回ることにしている。
まずは自分の希望ということで、那珂川清流鉄道保存会の保存車両を見に行くことに。
まぁ、ここに行くためにいさみ館を選んだというのもあるのだが。。。

敷地に車を止めると、ほどなく雨が降ってきた。入館料がかかることもあって、興味のないカミさんは車で留守番しているとのこと。

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自分がここでぜひとも見たかったのは、もと名鉄の特急北アルプスで使われていた8500系という車両だ。
そのうち名古屋に行ったら撮影しよう、と思っているうちにあえなく廃車となってしまった車両だが、ここに2両が保存されている。
ほかの車両はインドネシアに旅立って、現地で活躍しているそうだ。

それ以外にもかなり多数の車両が保存されているのだが、ここで挙げたらキリがないので省略。

事務所にいた女性の係員が、折に触れて中から出てきて、保存されている車両がここにやってきた経緯などを教えてくれた。
その話に耳を傾けつつ一通り見て回ったら、今度は屋根付きの格納庫に案内してくれた。

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そこに停まっていたのがこのSL。那珂川清流鉄道保存会で新規に発注した日本で最新のSLだそうで、平成25年製だ。
もちろん走らせることも可能(めったにないようだが)。

各金属部品もピカピカに磨かれてなんだかSLっぽい泥臭さみたいなものが感じられなかったが、せっかくの日本最新蒸気機関車、大事にしてほしい。

さて、お次はカミさんだ。カミさんは陶芸体験をやりたいそうだ。子供が生まれたときに使える皿が作りたいということで、最寄りの益子焼の窯元で体験陶芸を予約をしている。

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移動の途中、烏山駅を通りかかったので、駅に立ち寄ってみた。
停まっていたのは、EV-E301系と呼ばれる車両。
上部に架線が張られているので、ぱっと見、電化しているように見えるが、架線は20m程ですぐに途切れている。

そのことからもわかるように、烏山線自体は非電化の路線だ。この車両はバッテリを積んでいて、駅での停車中に急速充電を行ってその電力で走るのだ。

JRでは珍しい方式の車両である。

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それはさておき、陶芸体験ができるという長谷川陶苑に到着。
受付を済ませると、スタッフの人の案内で工房に通される。
そこにはよくテレビで見るような陶芸に必要な道具が並んでいて、そのうちの一つに腰掛ける。

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スタッフから簡単にレクチャーを受け、早速ろくろの上に乗せられた泥の塊を回す。
ろくろを足元のペダルで踏んでろくろを回しつつ、手で徐々に皿の形になるように伸ばしていくのだが、初めての体験なので、最初は全然うまくいかない。
ろくろの回転スピードが上がりすぎてしまったり、あ、と思ったときにすぐに軌道修正が出来ずに形を崩してしまう。。。
失敗したら、泥をいったんひとまとめに固めてもう一度やり直す。

何回かやっているうちに徐々に慣れてきて、いい感じの皿を作ることができた。

残った泥で続けて何枚か皿を作り、そこから気に入ったもののみを残す。そのあと色と柄をサンプルを見ながら指定すると、後はスタッフの方で色付けと焼きをした後に送ってもらえるそうだ。

泥色の皿を見た時は、我ながらなんだか不格好だな、と思ったが、1か月後くらいに送られてきた完成品は思いのほかいい感じに仕上がっていた。

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自分たちで作ったものだけに愛着もひとしお。

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ピンクとアイボリーのお椀は子供のお食い初めの時に使った。

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カミさんが身重ということもあり、なんというか、これまでの旅行のような詰込み型ではない、のんびりした旅行になった。
少し内容が薄いと思うが、今までのような記事作成のリソースがとりづらいこともあり、今後の旅行記はこのくらいのボリューム感でぼちぼち載せていきたいと思う。

Posted by gen_charly