四万温泉・八ツ場ダム【1】(2017/07/23~07/24)
父から温泉旅行でも行かないか?と誘われた。
群馬は四万(しま)温泉のやまぐち館という宿を手配したということだ。まぁ、行かないか=連れてってくれ、なわけだが。
久しぶりにゆっくり温泉に浸かりたいなーと思ってたところだったので、渡りに船。4人で出かけてきた。
2017/07/23
宿までの道のりはこれといったイベントもなかったので、もろもろすっ飛ばしていきなり到着。
父のワゴンRに乗ってやってきたので、なかなか草臥れた。
部屋は特に物珍しいものはないが上質な感じのする部屋であった。
窓の外からは四万川の流れが一望できる。
荷物を降ろして一息ついてから、3人で辺りの散策に出かけてみた。
父は長く歩くことができないので、部屋で一休みしているということだ。
車に乗り疲れたか、散歩に出るなりすぐに抱っこをせがまれる。全然進めないので、交代で抱っこしながら歩くことに。
1車線の道の両側に温泉宿が建ち並んでいる。温泉宿の固まっているあたりは風情のある街並み、そこから少し外れるとひなびた山村、という感じで散策していて飽きなかった。
ブラブラと歩いているうちに風情のある温泉宿を見つけた。積善館というそうだ。
以前高速道路のサービスエリアでもらった情報誌に載っていた写真を思い出した。
なんか、千と千尋の神隠しに出てくる湯屋みたいでいいな。と思いながら敷地を見学して戻ってきた。
あとで調べたら、まんま、湯屋のモデルになった旅館だということだ。どーりで。
そういえばここに来る途中の道に「いつも何度でも」が流れるメロディーロードがあった。そこでつながるのか。
散歩の道すがらには飲泉や吊るし雛を飾る民家があったりして飽きない。
小一時間ほど散策して宿に戻り、お風呂を済ませたら夕食の時間
こうして品数多く手間のかかりそうな料理が並べられると、温泉宿に来たんだな、と実感がこもる。
それから、館内で和太鼓の実演があるというので、カミさんとチビは観覧に出かけていった。自分は運転で疲れてしまったので、部屋で父と二人、テレビを見ながらゴロゴロ。最近家にいてもテレビを見ないので、取り留めない会話をしながら何も考えずテレビを見るこの感覚、久しぶりだなぁ。
二人は1時間くらいで戻ってきた。太鼓の実演は迫力があって素晴らしかったそうだ。
通路に吊るし雛が飾られていて、さっきみたー、とチビが大はしゃぎだったらしい。それからしばらく吊るし雛ブームが訪れていた。
2017/07/24
自分以外の3人は早々に起きて朝風呂などを堪能したらしい。自分だけギリギリまで惰眠を貪る。
起床後、朝食を済ませる。朝食もシンプルながら彩り豊かでうまかった。
それから部屋に戻るとほどなくチェックアウトの時間。
一泊だけでは流石に落ち着けなかったが、久々の温泉旅館、堪能できました。
宿を出発後、いったん上流方向に走り、奥四万湖のダムを見学。
この国道353号は、奥四万湖から、新潟県十日町市までの区間が未開通なので、道は行きどまりになる。
ダム湖自体は大して見るものもなかった気がする。短い滞在時間で再び山を下る。
それから六合方面に抜け、道の駅六合で小休止。
この六合という地名は、これで「くに」と読む。群馬県に住んでいる人なら知っている人も多いと思うが、県外の人にはまず読めない地名だと思う。
美味しい蕎麦でも食べられるかな、と思って来てみたが、これといったものもなく、ほぼトイレ休憩となった。
そして、国道を下って長野原方向へ。